私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





第11話 もしもあの時… What If

脚本/Jeanette Collins、Mimi Friedman 監督/Bethany Rooney
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朝事務所でフレッドはハトの糞が洋服に付いたと落ち込むが
テリーは運が付いたのだ励ます。キムとグレイソンが一緒に
事務所にやってくるのを見て、
二人は一線を越えたわねと呟く。

そんな中、ジェーンがやってくると、テリーは事務所の派遣社
員をしているリサ・シェーンの話を聞いて欲しいという。
リサは夜間大学に通っている生徒で、授業で自分のDNAを調べる
という検査をした際に、母親のものと比べた結果母とは赤の他
人だという事が判明し、しかも父親ともDNAが一致しなかったと
いう。出生証明書によれば養子でも無いので、
病院が取り違えた
のかもしれない事
を告げる。現在父親とは疎遠の関係に有ると
の事で、この事が知られると私は一人っ子なので母・カーラ
悲しむのではないかと心配していた。しかしホントの親が知り
たいのだという。親を知れば今まで腑に落ちなかったことが
符合するかも知れないと告げる。

一方お菓子メーカーの
ストリックランド社の社長・マックス
チョコナッツに虫が入っているというようなアニメをインター
ネット投稿サイトに掲載しているデトワイラーに対してネット
からの削除を求めて裁判を行う。被告側弁護士のグラント
パロディは言論の自由として認められている正当な権利だと
して一歩も譲らない立場だった。

マックスは以前他社のガムが似たような事件で大打撃を受けた
事実を知っており、パーカー自らに弁護を依頼する。パーカー
は事務所の中でも一番優秀な弁護士をつけるというが、マックス
の要求はエースであるパーカーの弁護だった。仕方なくグレイ
ソンとキムはサブにつける事になる。

一方リサの件でジェーンはサマーズ判事の協力により病院からの
出生届もすぐに取り寄せる申請に応じてもらい、リサが生まれた
日に
セントキャサリン病院で生まれた白人はもう一人だけだと
判明する。リサは一人で逢いに行くのは無理なので、ジェーン
にも明日同行を願う。

ジェーンは帰宅する。ステイシーはアン・ハサウェイのように
手のパックをしていた。トニーから電話が鳴るとジェーンは
落ち着かない。初デート恐怖症だと言われる中、ジェーンの元
エレーンがやってくる。テリーにこの場所を聞いてやって
来たという女性は、ジェーンが引っ越したことを知らなかった
という。ジェーンはステイシーに
この女性は誰なのか?と問うが
彼女も知らないという。テリーに電話すると、なんとジェーン
の母親だという。
エレーンはジェーンがルームメイトと暮らしている事に驚く。
更に居候しているフレッドがやってきたのを知って二度驚く。
エレーンはジェーンと寝るから良いと告げると、フレッドは
ステイシーの部屋で寝ても良いという。ステイシーはコーリー
とデートが有り、今日は帰るかどうか分からないという。
天国を捨てたのにベットで一人なんて・・・と呟くフレッドに
対して、Dixie Chicksの曲なのかと問う。
エレーンも10年前に夫の浮気で追い出しており独り身だった。
フレッドはエレーンにステイシーとの件を相談する。

お菓子の中傷ネタの裁判が始まる。
原告はストリックランド社で、被告はデトワイラーだった。
デトワイラーはかつてストリックランド社で働いていた経歴
もある。デトワイラーはビジネスを邪魔していると主張し、
自分のアニメが会社の商品にマイナスイメージを与える事を
知ってやっているのだと告げる。

一方リサと共に産み違えられたであろうドッド家を訪れる。
凄い豪邸で、主人のフランクは室内に飾られているモネの絵画
をジェーンたちに見せる。娘のサリー・ドッドもやってくると
母親は2歳の時に亡くなった事を聞かされる。
ジェーンは今回やってきた本題を語る。有る可能性についての
話で、サリーとリサが病院で取り違えられた可能性が有ると
いうこと。リサは自分の両親とはDNAが一致しなかった事を
受けて、フランクのDNAと比較させて欲しいという。
するとフランクは突然激高し、そんな詐欺には引っかからない
として、二人を追い出す。ジェーンは絶対に真実を突き止める
として、フランクの飲んだボトルを拝借してきていたので有った。

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■パーカーが珍しく法廷に立つ

今まで確かに一度もパーカーが法廷に立っている姿はなく
彼の腕が本物なのか疑問に思っていた所で、今回ようやくその
謎が解けるような展開だった。

三度連続して裁判に負けていることで、かなりトラウマになっ
ている様子。不安障害を裁判中に起こしているというくらい
だから相当リハビリとしては大変そうだけど、問題は問題が
起きたところで解決していくのが一番って事で見事カンバック
させていく流れを演出する。

■パーカーの案件

グレイソンとキムがサブに付くという豪華さ。
お菓子メーカーがインターネットで自社の生産しているお菓子
を誹謗しているユーザーを訴えるというもの。
虫が入っているという様なニュアンスのもので、実際に第三者
機関で調べると虫が入っていた!という驚きの展開だけど、
行程上ある程度は仕方が無い事のようだ。

それよりもその動画を製作しているのが会社をクビになった
人物という事で、それだけで報復性のある主張が出来ると思う。

■グレイソンにジェーンがアドバイス

Carmen Electraがライウェイでミスして恐怖症になった際に
"Kate" Mossによって叱咤激励されて復帰を果たしたという
エピソードを披露。それを受けてグレイソンは上司・パーカー
に対して幼少期・海に溺れかけた時のエピソードを語るが、
それがテレビのトーク番組で語られていたネタだとばれていた
様だ。それでも復帰できたのは良かったね。

■ジェーンの案件

生まれた際に病院で子供を取り違えられてしまったのではない
かとするリサからの依頼。
ネタ的には血のつながりが親子関係を現す全てでは無いとする
事でジェーンと今回出て来た母親のエピソードに繋がってくる
ものだけど、裁判ではあっさりと向かうようで一癖も二癖も
あるものだった。

■ネタ的には「スイッチ」とダダかぶり

現在このドラマの前に放送しているスイッチでも、生まれた
際に赤ちゃんを取り違えられた二つの家庭について描かれてい
る。
金持ちと貧乏という設定は同じだし、その結果教育を受けられ
なかったとする辺りも同じ。
ただ原告のリサとしては、あまり声を大きくしてその事を唱える
と母親を傷つけそうな感じがして可愛そうだったな。

母親は既に取り違えられていたことに知っていた

3歳の時にリサが手術した際に血液検査をした結果、その事
が発覚しているようだ。このネタ、多分「スイッチ」でも
同様の事で、レジーナは既にその事を知っていたのではないか
という感じがしないでもない。

リサではなく、サリーが訴えてその分の賠償金をリサに与える
という粋な計らい。

ジェーンと母・エレーンの関係

テリーによると、母親はいつもジェーンに会いに来るときは
金の無心に来ていたといっていた。しかしエレーンによると
逆にジェーンは厄介払いするかのように小切手を渡して
追い出そうとしたという。テリーが嘘をつくはずはないし、
これまで見たテリーの人を見る目には間違いはないので、
なんとなくエレーンが嘘をついているようにも思うけど、
ジェーンよりも美人だったデビーの方が屈託もなく性格美人
である事を証明しているようなエピソードになってしまった
感じがするね。

■フレッドはステイシーを諦める?

フレッドの存在の意味が未だによく分からない。
このキャラクター、これで終わりなのかと思うけど、
最新のシーズン4現在も存在していることから、結局ジェーン
の近くには居るという事なのね。
エレーンと仲良くなっている辺りが良かったかな。

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

エレーン・ビンガム (Faith Prince) ジェーンの母
トニー・ニカストロ (David Denman) 弁護士、ジェーンと付き合う
フランク・ドッド (Ray Wise) サリーの父、資産家
サリー・ドッド (Catherine Dyer) 娘
カーラ・シェーン (Jenny O'Hara) リサの母親
リサ・シェーン (Nia Vardalos) 娘
マックス・ストリックランド (Rus Blackwell) チョコナッツ製造
ロンダ・グラント (Ashley LeConte Campbell) 被告側弁護士
アンドリュー・ブロディ (Clayton Landey) 判事
アモス・ハンソン (Mike Pniewski) 病院側弁護士
オースティン (Veda Wilson) 判事
ペリー・デトワイラー (Jordan Woods-Robinson) 商品を誹謗CM
グレッグ (Lem Collins)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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