私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





第13話 グレイソンズ・アナトミー 恋の法廷学 Grayson's Anatomy

脚本/Alex Taub、Jeffrey Lippman 監督/David Petrarca
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ジェーンはグレイソンの元に行くと重要な案件で相談が有ると
いう。グレイソンからジェーンに近づくとそっとキスする姿。
なんと
グレイソンが見た夢だった。
ジェーンは朝、ステイシー
グレイソンとキムが破局した事を
報告
する。ジェーンにそれを打ち明けるという事はプラトニッ
クな友達関係なのかという。しかしジェーンには、トニー
居てキスもしているし、後はディナーに行っていないだけだと
いう。そんな中、トニーから電話が鳴りランチに誘われるのだ
った。

ステイシーはランジェリー・モデルのリナをジェーンに紹介
する。リナは最高のモデルだという。彼女は
キューピッド・
ウィスパー社
と独占モデル契約をして、春のカタログにも表紙
を飾る予定だったが、雑誌が撮影される一週間前にリナが
乳がんを克服したとする事をマスコミに公表したために、会社
側はもう必要無いとして、契約破棄にさせられた
のだという。
法律でどうにか出来ないか?というステイシーに対して、私が
ぶっとばしてやるわとジェーンは仕事を引き受ける事を告げる。

一方法律事務所では、
パーカーが赤いサスペンダーをしてきた
事で一気に緊張感に包まれる。何か重要な話をするときには
いつもパーカーは決まってこのサスペンダーを身につけていた
からである。テリーはジェーンに対して、もしかすると昇格の
話についての事ではないか?とし、ジェーンを共同経営者の
地位に昇格させるつもりなのかも知れないと語る。長い間
オフィスを改装したいと言ってきたがそれもついに実現するの
ではないかと言われ、テリーから契約書にサインする為の
特別な
パートナーペンをプレゼントされる。
壮大な絵画こそディテールに拘るものだとし、ケイト・モス
いえばサングラスで、ジゼルのホーボーのバッグ、そしてジェ
ーンのペンみたいなものだと語る。

ジェーンはパーカーに仕事の依頼を受けた事を話すが、その
案件はグレイソンに任せるとし、ジェーンとキムには別の案件
を頼みたいという。
エリックはドジャースのマイナーリーグのピッチャーで有り
2ヶ月前に肩の手術を行ったが、外科医からは外来で手術出来る
程度の簡単な手術だと言われたものの、
手術は神経を傷つけ
腱枝と呼ばれる肩の上腕筋を安定させる筋肉の神経を損傷して
しまい、二度とピッチングが出来なくなってしまった
という
ものだった。外科医と病院を医療過誤で訴えるという。
キムは戦略が立てたとして、そのアイディアをジェーンにメモ
させようとするが、パーカーはこの案件での主任はジェーン
が勤め、キムはサポートに回れと言われる。いつも私たち二人
が組むときには私が主任をしていると言うが、ここではリーダー
シップと同時に協調性も必要となってくるのだと言われ、キム
は仕方なく従うが、ジェーンの事を無視して部屋から出て行って
しまう。

デビッド弁護士立ち会いの下、デュモン医師と話合いをする
ジェーンとキム、そして依頼人のエリック。デビッドたちは
こちらに非は無い事を告げ、2万ドルの和解金で手を打つ事を
訴える。元々マイナーの選手だし、手術にキケンはつきもの
であり、生活に支障はないハズだとするが、ジェーンらは
当然反論する。するとデビッドには和解は取り下げるとして、
法廷で会おうと告げる。

一方グレイソンが担当する事になったリナ。
ステイシーがグレイソンのサーブ(サブ)として付くことになる。
理由として、心の支え(ゴー、リナ!)と通訳だとして不当利得
返還請求だ!と告げる。リナもステイシーが傍に居てくれると
心強いと告げる。リナは病気の件で会社を欺いたのではなく
言わなかっただけであり、病気は個人の事だという。会社は
弱いモノイジメをしようとしているのだと告げる。

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■タイトルはグレイズ・アナトミーをもじったモノ。

今回のタイトル、恋愛関係に於いてネチネチと続いている
グレイズ・アナトミーでのメレディスとデレクの関係を象徴している
かのようだった。よくよく考えれば、アシスタントをしているテリーは
韓国系だけど、「グレイズ・アナトミー」でも全く似たような性格をした
韓国系の医師・クリスティーナ・ヤンが登場する。
新たに進もうとする中で、一方が足を引っ張ってくるのだから、また
なんとも言えないね。
ただジェーンってそんなにモテキャラには見えない気がするので、
ちょっとこの構図は違和感が有るかも。

■ジェーンの担当案件

今回はキムとのタッグ。珍しいコンビだったかな。
ピッチャーのエリックが肩の手術を行った結果、神経を損傷
して二度とピッチング出来なくなった為に医師と病院を相手
に訴えたモノ。

問題は手術に於けるリスクの解釈と、エリック自身の選手と
しての価値がどの程度あるのかという点だった。

■グレイソンが担当する案件

元々はジェーンが担当するものだったが、パーカーからジェーン
に指名が入った為に、グレイソンが変わりにこの案件を受けた
もの。ステイシーの友人のランジェリー・モデルで、彼女は
乳がんだという事を公表したことで専属モデル契約を打ち切ら
れた事は不正だとして、会社であるキューピッド・ウィスパー
社を訴えるというもの。

問題は何時モデルのリナが乳がんの事実を知っていたのか。
そして乳がんだと発覚した事でランジェリーモデルとしての
価値は無くなるのかどうかという点だった。

■グレイソンのサブにつくステイシー

ファッション関係の案件ということも有り、本来ジェーンが
得意とする分野だけど、グレイソンが担当する事になったの
でステイシーが応援隊として付くことになった。
法廷でリナを応援するステイシーが場違いだけど可愛いし
笑える。ステイシーってもっと性格ブスかと思っていたけど
徐々に彼女の良さが現れてきた感じだね。

■ジェーンはトニーにナパに誘われる

ジェーンもトニーも互いに忙しいためになかなかデートにも
いけない。法廷前に時間に追われつつランチを取るとそこで
はとても良い感じの雰囲気だった。しかし視線の先にいる
グレイソンの事がどうしても気になるという事で、なかなか決断
出来ないジェーンの姿も有った。

■トニーvsグレイソン裁判

アメリカンアイドルの審査員をしていたアブドゥルが判事を
担当し、ステイシーは廷吏としてこの裁判を見守る。
ファッション誌にジェーンに手を置かせて真実を語ると共に
スパンデックスのトレンカは生涯はかないことをアナ・ウィン
ターにかけて誓わされた。

■ジェーンは勝訴するが・・・

医師が過労で睡眠不足の状況で手術した事は明らかで、その
証拠に信号無視した交通カメラの写真まで証拠として提出
された。

しかし勝訴した後に、パサデナに帰る途中に何故かビバリーヒ
ルズで違反切符を取られているという行動自体が地理的にも
遠回りであり不自然なのだという。調べていく内に、医師と
原告に繋がりが有り、共謀していた事が判明。
それに荷担してしまったと知ったジェーンとしては、守秘義務
に反して行動を取ることになる。

■モデルとしての価値の証明

グレイソンはリナの件で不利になりいよいよ裁判も終盤にさしかかる。
打つ手はないかに思われたが、サブのステイシーから奇抜なアイデ
ィアを聞かされる。マスコミを集める中で、読者自身に本当に乳がん・
再建したモデルは下着モデルとして価値がないのかどうか。
アメリカだとこんなパフォーマンスをしなくても、モデル側に有利に見ら
れそうな案件だけどね。アメリカのセレブを初めとして、豊胸手術を
しているモデルは多そうだし、再建したモデルがその職を失うというのも
やや的外れな感じがしないでもない。

■テリーは理想のオフィスを夢に見る

アシスタントとして、成功すると思っていたジェーンに付いた
格好だったけど、6年間アシスタントとしてやってこられたのは
そんな野心だけでなくジェーン自身の事を好きだったからだと
して、ジェーンの行動を後押ししてくれた。果たしてジェーンの
取る行動は弁護士資格を剥奪され、そして弁護士事務所からも
追い出されてしまうのか。

■ジェーンは結婚していた?

最後に出て来たイーサンという男性。
果たして本当にジェーンの婚約者なのか。
イーサンはシーズンまたぎの二話しか登場しない様なので、
大した存在ではないのだろうけど、果たしてどういう人物なの
だろうか。

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

トニー・ニカストロ (David Denman) 弁護士、ジェーンの彼
本人出演 (Paula Abdul)
デュモン (Alicia Coppola) 医師
リナ・マルティネス (Lina Esco) ランジェリーモデル、乳がん
ヘス (Christopher Gartin) キューピッド・ウィスパー社・社長
エリック・ハイエス (Bryce Johnson) ドジャースの元選手
イーサン (Devon Gummersall) ジェーンの夫
ニール・デビッド (Wendell Pierce) 医師の代理人
リタ・メイソン (Vickie Eng) 判事
--- (Yancy Benard Foister) Tap Dancer
ポーラ・デウィ (Rhoda Griffis)
--- (Jon Chaffin) Courtroom Bailiff
--- (Craig Crumpton) Lawyer
--- (Mista Martel) Courtroom Observer

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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