私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン2

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





Jun. 20, 2010
第3話 ロマンスへの長い道 The Ling Road to Napa

脚本/Jeremy R. Littman、Morgan Gendel 監督/Jamie Babbit
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ステイシーはみんなの為に朝食を作るが、フレッドもジェーン
も朝から忙しく食べる暇が無かった。アンチエージングスムー
ジーを出すステイシーは、
Dr.OZの言葉を引用して"時計の針を
巻き戻せ"
だと告げる。ジェーンは録取の時には空腹の方が
攻撃的になれるので都合が良いのだとして食べ物を食べずに
行く事を告げる。

キムのアシスタントにフレッドは、キムが出社すると、ケイト
リン・ターナー
から電話が有った事を報告。午後のスケジュール
を入れて置いた事を語る。フレッドはキムが自分で
薬局に立ち
寄って来た
事を知り不思議に感じる。

一方ジェーンの元にはクライアントのマリアが来ていた。
夫・チャールズ・エリスとの離婚を考えていたが、もう少し
辛抱強く待つべきなのか悩んでいた彼女。ジェーンは夫の財産
について話をしておきたいことがあると告げ、資産査定を
している際に夫には愛人・エミリー・パーセルズに居る事が
分かったのだと告げる。マリアは心では疑っていたがやはり
浮気して居たのかと告げる。不動産記録を調べていた際に、
彼はL.Aとサンフランシスコにオフィスを構えているが、
三月にサンフランシスコでマンションを購入しているのだという。
そのマンションのローンの名義はチャールズと共にエミリー
だという。それを聞いたマリアは離婚することに決めたことを
語る。そんな会話中、突然パーカーがジェーンを呼び出す。
クライアントと一番大事な話をしていたのだとしてパーカーの
行動を非難するが、受付にジェーンを名指しにした凄い剣幕の
女性が来て居るのだという。

キムはマクドナルドの申し立てのためにマロイ判事に会ってくる
としてフレッドに告げる中、彼はキムの机の上に置かれている
薬局の紙袋の中を覗いてみる。すると
妊娠検査薬が入っている
のを知る。

ジェーンを尋ねて来たのはエミリーだった。人の事を嗅ぎ回って
どういうつもりなのかという彼女。マンションの譲渡申請の
コピーを取っていったジェーンの行動を非難するが、ジェーン
はエミリーが付き合っているチャールズが結婚していることは
知っているでしょと問う。しかしエミリーは私が妻だという。
ジェーンはマリアとエミリーと一緒に事実確認をする。
するとマリアと結婚したのは2002年8月18日で、エミリーと
結婚したのは2005年3月13日だと判明する。奥さんがいると
知っていれば付き合っては居ないという。マリアは離婚する際
に財産の半分は私がもらう事を告げ、チャールズがサンフラン
シスコに購入した不動産もその半分の中に含まれるのだという。
しかしエミリーは私も5年間一緒に暮らしているのだとし、
受け取る権利はあると告げる。ジェーンはエミリーにも確かに
慰謝料を受け取る権利はあると告げ、
互いに女性同士責め合う
よりも、チャールズを懲らしめないか?
と告げる。

ケイトリンに遭うキム。
ケイトリンは養子のベンを授かっていたが、生まれて三週間後
に産みの親であるラナが連れて行ってしまったのだという。
ラナとはすっかり友達になっていたが、今日突然気が変わった
とメモを残して消えてしまったのだという。息子を取り返して
欲しいとキムに頼む。

ジェーンは帰宅するとステイシーに土産の寿司を買ってきた
事を告げる。するとステイシーは嬉しそうにかけより私は
仕事を見つけたのだと語る。本気で熱くなれるものを見つけた
というステイシーに対してCMの仕事が決まったのか?と問うが
ステイシーは違うという。もしかしてスキンケア関係のものか?
と問うと
アームソックスだという。そのソックスはヴィクトリア
シークレットのものでメタルレギンスの左足だった。
準ミスカルーアになった時のものだと語るジェーンに対して、
ステイシーはこれをアームに蒔くと運転中も紫外線から肌が
守れるのだと語る。

フレッドはキムがお腹の様子を気にしているのを目にする中
で、ケイトリンとラナとその代理人が待っていることを告げる。
一方トニーがジェーンの元にやってくる。
別れたハズなのに一体どういうことなのかと問うと、敵として
来たと告げ、僕はチャールズの代理人になったのだという。
ジェーンはハロルド・フォリーが担当すると聞いていたとする
が彼は風邪なので変わりに来たのだという。

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●チャールズvsエミリー+マリア
・訴状・結婚詐欺
・担当・ジェーン
・判事・ホッジ


離婚訴訟を起こそうとしていたけど、夫が重婚をしていると
言うことを知って、チャールズの被害にあった二人の女性の
為に一方が得する裁判ではなく、詐欺として立件するという
もの。敵の敵は味方だとするジェーンに対して、孫子の兵法か
と語るパーカーに対してビバヒルのブランドンとディランの
事を引き合いに出したところが良かった。
重婚は犯罪だけど、詐欺での立件は出来るものなのかな。

ちょっぴり不謹慎だと感じるのは、ジェーンとトニーは依頼人
の為と称して実際には自分たちの事で争っているようにしか
見えなかった部分が有ることかな。
ただどう見てもチャールズ側が勝てる要素がない。
法律は感情・自尊心がどう傷ついたのかを判断するものでは
無いとして心の問題を法的賠償を求めるのは筋違いだと言って
みたり、二人の女性を同時に愛してしまうことはあるとする
ことで、陪審員にマイケル・ブーフレばりのロマンチック
な主張で言いくるめようとしている事を語っていたけど、
正直チャールズに対する嫌悪感しか無かった。

チャールズ役を演じているDavid Sutcliffeは、現在Dlifeでも放送
しているギルモア・ガールズの主人公ローレライの元夫・クリスト
ファー役の男性。現在放送中のカナダのクライムサスペンスドラマ
「Cracked」では主人公エイデン役に出演している。

●ラナvsケイトリン
・訴状・養育権
・担当・キム
・判事・ロナルド


養子に出したハズの子を取り戻すということで、契約が有効
なのか否か。そして契約という縛りがある中でも倫理的観点から
子供のことを考えた上で本当の両親に育てられるべきではない
かの複雑な葛藤が存在する案件だった。
新車を購入していたという事を聞いて、どう見ても詐欺事件
だなと思う物が有ったけど、ケイトリンとしては金を渡して
いたということで法律違反だとして泣き寝入りしなければなら
ない状態になる。しかしその手の犯罪は再犯の可能性がある
と考えて、財政状況を調べると、別の人物からも1000万円を
奪い詐欺を働いている事を知る。
視聴者視点で見ると彼氏が馬鹿で良かったなという感じだけど、
子供的にはどうなんだろうね。身勝手な親というのは何処に
でも居るんだね。

母性のないキムにとっては複雑な案件だったのかな。
ケイトリンがキムの友人だということで引き受けていたし、
ラナからは母親でないとその気持ちは分からないみたいな事
を投げかけられていたけど、キムの今の状況も凄く複雑だった。

●その他

ステイシー、日本の企業に訴えられる!?

海外ドラマの台詞の中に寿司というワードが出ることが多いな。
今回ステイシーが開発したと思っていたアイディアは、実際
には日本の番組でサンスリーブのインフォマーシャルヒントを
見て開発したものだった。

アームソックスエンタープライズの野望は脆くも崩れたのが
失礼ながら笑えた。

オーストラリアは紫外線が強いので注文が入ってきていた
感じだったね。

トニーとの関係再び

前回関係が終わったかに思えたけど、またしても復活。
ジェーンがデビー時代の生活との決別がなかなか付けられない
状況の中で、その象徴として存在しているグレイソンとの関係
に於いて、その違いを実感として感じていき、決別していくで
あろう流れは面白く機能していたかも。
もうこれ以上グレイソンとの関係の拘りも必要無い気がする
けどね。


■使用された曲


ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

チャールズ・エリス (David Sutcliffe) 重婚していた夫
マリア・エリス (Vivica A. Fox) チャールズの妻
トニー・ニカストロ (David Denman) 弁護士
エミリー・パーセルズ (Bellamy Young) チャールズの愛人
ケイトリン・ターナー (Heather McComb) キムの友人
ラナ・ドーリー (Skyler Day) 18歳、ベンの産みの母
ドナ・ニーロン (Terri James) ラナの代理人
クラリッサ (Dorothy King Peterson) チャールズの第三の女
ニナ・ホッジ (Kathy Payne) 判事
ジョーイ・ブレイ (Michael Roark) ラナの彼氏、サギ
ケンパー (Mark Scarboro) 医師
--- (Michael Allen) Father
--- (Jon Gould) Jury Member
--- (M.V. Oliphant) Juror

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