私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン2

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





Jul. 11, 2010
第5話 センチメンタルジャーニー Senti-Mental Journey

脚本/Jeanette Collins、Mimi Friedman 監督/Rick Rosenthal
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弁護士事務所に出社するジェーン。
するとコーヒーを飲んで簡素な朝食を取るグレイソンと逢う。
トニーワシントンに行った事を聞いてジェーンを慰めるが、
彼女は彼の事を応援したいのだとして決して否定的ではない事
を語る。グレイソンはジェーンにちゃんとした朝食を一緒に食べ
にいかないか?と誘うが、テリーがやってくるとジェーン宛に
検事補から電話がなっているという。保釈したい人が居るのだ
とすると、ジェーンは後には出来ないのかと問う。しかし
保釈したい人とは貴方の母・エレーンだと語る。

ジェーンはすぐに留置所へと向かう。
するとエレーンは留置場内で周りの囚人のことなどお構いなしに
一人歌を歌っていた。
ミュージカル「シカゴ」を見たら感動した
のだという母。ジェーンはエレーンが
暴行、風紀紊乱行為、
公然わいせつ罪に問われている
事を知って一体何をしたのかと
問う。エレーンは
暑いからサンダルを脱いで噴水で涼んでいた
だけ
だとし、警備員が止めた時にモメた事を語る。ジェーンは
アルコールを摂取しているのかとするがエレーンはそれを否定
する。

フレッドは出社するとキムが待っていた。
いつも遅刻している事を指摘されるとフレッドは免許がないの
でバスで来るために遅れる事を語る。ジェーンに乗せて来て
もらうか、私の下で仕事をしたいならば免許を取るよう告げら
れる。そんな中キムのオフィスからパーカーが出てくると、
パーカーの唇にタンジェリンドリームが付着していることを
指摘する。この前キムに買いに行かされたものだとすると、
キムからは分かっているでしょと暗黙の了解を求められる。

弁護士事務所にジョーン・ファイナーという女性がやってくる。
対応に出たのはグレイソンだった。ジョーンはアポは取って
いない事を告げ、どの弁護士も取り合って貰えなかったから
だと語る。私はマックス・アダムスに投資し全財産を失って
しまったのだという。現在世間を騒がせているネズミ講で
マックスの投資会社は査察が入っていた。決して許せないと
いうジョーンは、自分は安月給の教師をしているが、必死にな
って働いた金を全て奪われる中、被告の男は釈放されてからも
豪華な生活をしている事を指摘し、金を取り返したいと語る。

マデリーン・サマーズ判事の法廷。
金髪のダベンポートがジェーンたちの前に裁かれていた。
被告エレーンの順番が回ってくる。
エレーンを訴えたのはサギノー検事補で、加重暴行罪で30日
の懲役刑と保釈金1万ドルを求める。サマーズはジェーンと懇親
にしている上級裁判所の判事であり、ジェーンが自分の母の
弁護を担当している事を知って個人的にジェーンを呼び寄せる
と客観的な立場で弁護が出来るのかと問うが、大丈夫だという。
ジェーンはエレーンが反省している事を受けて、軽犯罪での保釈
を求めるが、サギノーはとても反省している顔ではないとして
起訴前に取られた写真を見せる。サマーズ判事は
精神鑑定を
求める
ことを告げ、
自己誓約で保釈は許可するが、弁護人が監視
するのが条件
だという。

法廷から出た後、ジェーンはサギノーに対して、軽犯罪の未決
勾留期間で片付けて終わらせないか?と問うが、
エレーンには
前科が有る
事を告げ、
万引き、不法侵入、放火で有罪になって
いる
事を引き合いに出す。しかもここ数年の間に起きていること
で容易に見逃せるものではない事を聞かされる。

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ジェーンの両親が登場。
ジェーンは弁護士としての能力は体に乗り移った時に引き継いだ
みたいだけど、家族の事や過去の記憶に関しては、デビーのまま
だけってところがある様で、当然ながらジェーンの両親の事情
など知る由もない。性格の変わったジェーンがこの家族に関わる
ことで、家族が再び機能し始めるのか。これまでのジェーンと
デビー版ジェーンの違いというのがイマイチ違いとして分からない
のが残念だけど、ジェーンって内向的だった感じだし、人との
距離も合った感じがするので、その変化には驚いたのかも。
デビーの家族とは会えない分、ジェーンの家族と今後ともコミュ
ニケーションを取っていくのかな。

エレーンが躁鬱によって自分をコントロール出来ない感覚を
ジェーン自身が移り変わったことによって自分が自分でない感覚
の共有感を出していく辺りは脚本として上手かったのかな。
もう少し実感としてエレーンにジェーン自身の辛さも伝わると
より効果的だったんだろうけどね。


●エレーン
・訴状・加重暴行、公然わいせつ
・担当・ジェーン
・判事・マデリン


まさかジェーンの両親が出てくるとは思わなかった。
ジェーンとはあんまり似ていない気がする。
寧ろマデリン判事とジェーンって姉妹みたい。
冒頭の起訴するかどうかの調停の際にマデリンは身内の弁護
に於いて客観的な立場になれるかどうかをジェーンに問う
姿が有ったけど、寧ろジェーンとマデリンの蜜月の方が問題
有りそう。

エレーンは躁鬱症の問題を抱えていたようで、夫は変わって
しまった妻から離れてしまった過去が有る様子。一番辛い時を
離れてしまうというのがちょっと支えるべき家族としては
どうなのかという気がするし、浮気疑惑まで持ち上がった際に
は、見た目と違って酷い父親だみたいな気分になったけど、
実際には潔白で良い夫だった。ただ3%足りず、躁鬱病である事
を見抜いて欲しかったけどね。
家族の中でも言えない事情があるというのがテーマだったの
かな。

何処まで本当かは分からないけど、暑さ故に噴水の所で裸足に
なっているだけで公然わいせつに当たるものなのか?

アルコールは摂取しておらず、エスシタロプラムという薬が
検出した事を告げるテリーに対して、CSI:マイアミのホレイショ
みたいだと指摘していた。ヘンリーが途中で裁判を傍聴せず
パームスプリングスに帰ると言っていたけど、CSI:マイアミで
はよく聴く地名だよね。


●ジョーンvsマックス
・訴状・投資詐欺
・担当・グレイソン
・判事・


投資詐欺にあった女性教師・ジョーンの事を担当するグレイソン。
この一件に特別な思いがあることは明らかで、うまくいかない
状況の中、グレイソンが意見してくるジェーンに対して強く当た
る姿が有った。よくよく聴くとグレイソンは父親が似たような
投資詐欺の被害者だったということで家族崩壊の過去を味わって
いるようだ。

死期迫る詐欺師の叔父さんに接近する女性・リーサの意図は
何なのか。まぁ年の差を考えればどう見ても金としか思えない。

グレイソンはこの件に関して不利な状況に加えて、相手の
クライアントはベルソン&ツイード社の関係者であり、仕事を
回してもらっている手前パーカーからはこの案件からは手を
引くよう言われる。パーカーってジェーンに対しても手を引くか
首になるかを迫るシーンが有るよね。

結果的に和解したけど、ジョーンもグレイソンも目の前のクライ
アントだけ助かれば良いんですか?みたいなオチだったね。

●その他

フレッドの運転免許

アメリカの免許は簡単に取得できるようなことが言われるよね。
日本は規制が厳しすぎで、世界的に見ても交通事故率は低い
のに次々と厳しくなりそして受講者から金を取る仕組みになって
いる感じ。テリーから車道で運転技術を教わる際に、あまりに
下手くそな運転で渋滞を作ってしまうフレッド。
テリーは馬鹿にされたらクラッシュを鳴らして中指を立てれば
良いと言われていたけど、素直なフレッドに変なことを吹き込む
のはかなり危険だと言うことが今回のエピソードで描かれた。

フレッドの新しい恋・・・

恋に発展するのかと思ったけど、本命はステイシー。
でも婦警のジョスリンに誘われてデートすることになった。
テリーは電話番号を聞かれても社交辞令のようなもので
私もルーシーリューよりセクシーだと褒められることはある
が電話は鳴らないと指摘されていた。しかしジョスリンから
は電話があった。

キムとパーカー

相変わらず二人の関係は続いているみたい。
キスしてリップが唇に付いているのをフレッドに指摘されていた。
フレッドって何処まで正直キャラなんだろうか。


■使用された曲

・Brooke Elliott and Faith Princeの"Walking on Sunshine"

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

ヘンリー・ブリンガム (Kurt Fuller) ジェーンの父
マデリン・サマー (Rosie O'Donnell) 判事
ジョーン・ファイナー (Kellie Martin) 投資詐欺に遭う、教師
ジョスリン・ハロルド (Scottie Thompson) 警察官
エレーン・ビンガム (Faith Prince) ジェーンの母・躁鬱病
ポール・サギノー (Marcus Lyle Brown) 地方検事補、エレーンの原告
Miss タベンポート (Samantha Darby) 金髪、器物損壊で法廷
リーザ・ヴェキブル (Amy LoCicero) マックスの女、生命保険500万ド
ランダース (Donald Sage Mackay) 医師
アモス・ハンソン (Mike Pniewski) マックスの弁護士
マックス・アダムス (Tony Thomasson) 投資詐欺

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