私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン3

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July 10, 2011
第3話 理想のカンケイ Dream Big

脚本/Rob Wright 監督/Martha Coolidge
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ジェーンは脳外科医でグレイソンの主治医のビルと初デートで
意気投合してベッドインする。しかしその後連絡が無いまま
だったのでジェーンの方から何度も電話をかけていた。
テリーはジェーンが電話しているのを見て、例のドクターの件
か?と問うと、初デートで寝たドクターかとカマをかけられると
ジェーンはまんまと引っかかり話してしまう。テリーは初デート
で寝るなんてカッコイイとするが、その後は放置されてると
自虐する。テリーに対してグレイソンのバチュラーパーティー
の準備をしてくれたかと尋ねると、彼は豪華なディナーパーテ
ィーをしてあげたいという。

そんな中オフィスには依頼人のモリー・ハラーが来ていた。
息子のイーライ(17歳)と共にやってくると、イーライは成人
としては小さいことが分かる。モリーは精子バンクのザイゴラ
イフ社を訴えたいという。問題を抱えて生まれてきたこと。
身長のことではなく医学的病気の件で訴えたいのだという。
イーライは脊椎側弯症・関節炎・・つまり軟骨形成不全という
病気で、線維芽細胞増殖因子受容体3(FGFR3)の突然変異によ
って起きているもので、一生治療と薬付けで生きていかねば
ならないこと。母の遺伝子に異常はなく、ザイゴライフ側が
提供した精子・遺伝子に問題が有ったのだという。法廷で
戦いたいと語る。

キムのオフィス(コーヒー店)にパーカーがやってくると、忘れ
ものだとして彼女の下着を持ってくる。キムはパーカーにこれ
から別の弁護士事務所への面接が有るのでパーカーに頼んでいた
推薦状を早く渡してくれと頼む。

バネッサがグレイソンのオフィスへとやってくる。
バチュラーパーティーの後にパパ・バイロンの酒を飲むという
約束を忘れていないか?と問う。10時の約束だろうというグレイソン
の言葉を聞いて安心するバネッサは、父は古い人間なので、
グレイソンから結婚の許しを請いに父の元に来ないことにショック
を受けて居るのでその時話してくれないかと頼む。父は判事
なので伝統とか儀式が好きなのだという。

仕事が終わりグレイソンと共に一同豪華ディナーに行こうと
すると、突然パーカーがやってきて予定変更だという。これから
ラミューズ紳士クラブに連れて行くとし、リムジンを用意した
という。ジェーンは裸同然の女性がくねくね踊る所なんて
ダメだとするが、男性のバチュラーと言えば裸だろうと言われる。

ラミューズではダンサーのデザレイ、シエラ、アンバーなどが
働いていた。シエラは喘息持ちなのでスモークがダメだとして
咳き込んで苦しそうにしているのを見てグレイソンが声をかける。
事情を話すとオーナーのボビーZがゲス野郎なので何を言っても
無駄なのだという。それを聞いたグレイソンは労働法第6400条
をゲス野郎に突きつけてやれと告げ、「雇用主は従業員に安全
で健康的な労働環境を提供する義務がある」のだと語る。
それを聞いたシエラは感謝する。
一方フレッドはダンサー相手にチップをあげることに躊躇。
ジェーンの元にもアンバーというダンサーがすり寄ってきて
チップを要求するように踊り出す。ジェーンの携帯に電話が
鳴った為に出ようとするが、携帯がステージ上に飛ばされて
しまい、取りに行くために自分もダンサーの様に振る舞う。
ビルからの電話かと思ったが、ステイシーからのものだと判明
する。

翌朝ステイシーがフレッドとキスしているのを見てジェーンは
彼女にアツアツのラブラブねと告げる。しかしステイシーは
コソコソでプンプンだと語る。フレッドは何かを隠している
だというステイシーは、彼に過去を聞こうとするといつも誤魔化す
のだという。本当の顔を隠しているというステイシーは、
証人保護プログラムか、CIAエージェントかミセスダウトかも
知れないと語る。

グレイソンの事務所にシエラがやってくる。
オーナーにスモークマシーンのことを言ったら首になったと
して、グレイソンのアドバイスのせいだと怒鳴られる。
あなたはショボイ弁護士だという彼女。話を聞くと私は従業員
ではなくダンサーは個人事業主として扱われるので、労働法には
該当しないと言われたのだという。グレイソンはそれはあくまで
法をすり抜ける時に使うものだと告げ、今日中に簡易審理を
開いてもらい職場に復帰させると約束する。
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●イーライ・ハラー vs ザイゴライフ社
・訴状・製造物責任
・担当・ジェーン
・判事・リビー

ジェーンが依頼を受けて精子バンクを訴えたもの。
当初は被告の過失によってこのような事態を受けたものだと
していたけど、法廷に持ち込まれる前に、母親に対して、
望まれずに生まれた命を問うものだとして、子を産むべき
ではなかったのかと問われて、それを否定出来るハズもない。

法廷に持ち込む為には、母親からすれば子供の存在を完全に
望まれない存在と言うしか無くなるし、欠陥とでも言わなけ
ればならない事情も出てくるので、対応としては難しいもの
が有ったね。

テリーに対して、今回の件は出番の少ないガリアーノの春物
みたいに一瞬で終わってしまった事を告げる中、テリーは
親戚からブラジル人と韓国人のハーフを望んで精子バンクで
出産して、巨乳と数学の得意な子を授かったことを指摘。
今ではオーダーメイドベイビーの時代だと言われたことで
ジェーンは弁護方針を、製造物責任へと変えていく。

しかしそれでも子供のことを欠陥品扱いしなければならない
所が有ったりしてなかなか対応が難しかったし、FGFR3検査
をすべき必要性が有ったにも関わらずそれを怠ったことを
引き合いに出して主張する。17年前という時期がかなり微妙
だったし、一度は時効だとか知らない検査だとして突っぱねら
れたけど、最終的には精子バンクから責めるのではなく、
それを検査したウェスティンラボの記録から上手くザイゴライフ
社の矛盾点を指摘した格好だった。

●ラミューズ紳士クラブのダンサーvsオーナー
・訴状・不当解雇・労働環境
・担当・グレイソン
・判事・リタ・メイソン / バイロン・ヘミングス

クラブのオーナーが弁護士資格も持っているということで
もっと簡単に処理出来る案件かと思ったら随分と抗弁を
繰り返してしまった感じだったね。

最初はストリッパーは従業員ではなく個人事業主だとして
反論され、従業員扱いにされたら今度は一日に千ドル
稼いでいたチップを会社のものだとして没収ート。
三人のダンサーは解雇され更には近隣のクラブは結託して
彼女たちをブラックリスト扱いして働かせないようにさせ
ていく。

結果としてはバイロンが違憲だとしてグレイソンの味方を
してくれたけど、弁護士と判事が義理の親子になるという
状況だと利益相反の関係に該当しないのかな。


●その他

フレッドとステイシー

ステイシーはフレッドの過去を話してくれないことで不満。
ジニーに頼んで母親役を演じてもらうことになる。
ジニーが若すぎるので幾らなんでも母役は無理だろうと思った
けど、"嫌な母役"を上手く演じていたね。
「あなたはSATのスコアは何点なのか?」とか仕事がモデルだと
聞いた途端に「モデルは22歳限界説」を唱えて、現実的な
道を模索しているかと問う姿。それを見て、ステイシーも
二度と母親と逢いたいと言わないと語っていた。

グレイソンとヴァネッサ

この二人絶対上手くいかないと思ったけど、今回グレイソンが
父親の前で許しを得るという面白い場面が描かれた。
ただダンサーの案件の所にも書いたけど、法廷で結婚の許しを
得るということは、相手の弁護士につけ込まれるのではないか
と思いちょっとヒヤヒヤした。

キム

いままでグダグダだったけど、10%の昇給とパーカーとの私生活
の縁切りを条件にまた事務所に戻るようだ。
推薦状と称してテリーがキムのことをベタ褒めして追い出そう
とした意図があるみたいだけど、全てはジェーンが書いたものだ
と思われたのかな。


ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

ヴァネッサ・ヘミングス (Jaime Ray Newman) 弁護士

ジニー (Jennifer Tilly) 弁護士アシスタント、女優
モリー・ハラー (Romy Rosemont) 母親
イーライ・ハラー (Nic Novicki) モリーの息子、軟骨形成不全
シエラ・サンテル (Briana Lane) ダンサー
Dr.ビル・ケンダル (Ben Shenkman) グレイソンの主治医、脳外科医
ボビーZ (Gregory Albrecht) ラミューズ紳士クラブオーナー
デザレイ (Veronica Berry) ダンサー
カール・ウェントワース (Michael Burgess) ザイゴライフ社・弁護士
アンバー (Kelly-Ann Charles) ダンサー、ジェーンに接近する
ロイド・インヴァネス (Robert Bryan Davis) ザイゴライフ社
リタ・メイソン (Vickie Eng) 判事
--- (Rey Hernandez) Bouncer
--- (Jeff Joslin) Senior Partner
バイロン・ヘミングス (Paul S. Ryden) 判事、ヴァネッサの父
ウォレン・リビー (Gregory Alan Williams) 判事
--- (Masha Dowell) Patient
--- (John Ridings) Lawyer
--- (Michael E. Sanders) Lawyer


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