ホワイトカラー 
(2009年、アメリカWHITE COLLAR)

http://mystery.co.jp/program/white_collar/





第1話 天才詐欺師は捜査官 Pilot

脚本/Jeff Eastin 監督/Bronwen Hughes 
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囚人のニール・キャフリーはトイレで無精髭を剃ると、看守の
制服に着替え、正面玄関から堂々と脱獄を図る。
ニールは債券偽造、証券詐欺、美術品窃盗などの罪で服役して
いた。

その頃、FBI知能犯専門チームの
ピーター・バークは、ダッチ
マン
と呼ばれる犯罪者の捜索に追われていた。金庫にダッチマ
ンが残した証拠が残されているとの情報を受けて調べるが、
ダッチマンはFBIの動きを察して既にブツを引き上げた後だった。
残っていた紙くずに対して、これが一体何なのかさえ分からな
かった。

そんな中、ピーターの部下をしている研修中の
ダイアナは、
ピーターに連邦保安局の
ピーターバーグから捜査協力の依頼が
来ているという。ニールが数時間前に脱獄した事で、ニールを
掴まえた唯一の捜査官のピーターに協力を求めた格好だった。
連邦保安局の
トンプソンは、ピーターに説明する中で、あと
三ヶ月で4年の刑期を終えようとしていたニールは何故脱獄した
のかと問う。
看守の制服は看守のクレジットカードを使い、インターネット
で購入していたことが判明。ニールの独房を調べると、カセッ
トプレイヤーの記録ヘッドをカードギーとして偽造している事
が判明する。トラックで逃走したとするが、検問では絶対に
捕まらないという。

ピーターは今朝のニールの監視VTRを見ると髭を剃っている事を
知る。そして最後に彼に会いに来たのが
ケイト・モローという
女性である事を知る。まずはケイトを探そうというピーター。

しかしニールは意外な所で発見される。
ケイトのアパートで
ワインのボトルを手にして一人落ち込みな
がら座っているのを見つける。ピーターはそのボトルは何なのか
と尋ねると、ボトルは別れを意味する物だと語る。
脱獄するのが2日遅かったというニール。
そんなニールにピーターは、また刑期が4年伸びることを告げる
と、ニールはピーターの肩に付いている紙の繊維について、
これが何なのか教えたら一週間後に面会に来てくれるか?と尋ね
る。ピーターはそれを了承すると、これは
カナダの新札の繊維
だという。繊維のことはカナダでもトップシークレットなのに
何故知っているのかと驚く。

一週間後、ピーターは約束通りニールの面会に行く。
ダッチマンの件で尋ねるピーターに対して、ニールは逮捕に
協力するので外に出してくれと頼む。外に出たらケイトの事を
追うつもりだろう?と問うが、既にケイトとは別れた事を告げ、
追跡装置が付いているので逃げられないと訴える。
ピーターはニールを超法規的に雇うことになる。

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■ニールとピーターは親友なのか?

なんか一話の段階から妙に二人の関係が仲が良すぎる感じが
する。何年間もピーターはニールの事を追っていたので、
彼のことは何でも分かると言いたいのかもしれないけど、
信頼関係は存在しないよな。
ニールが逃げようとすればGPSなんかも簡単に回避していきそ
う。

■ピーターの周りの捜査員

取りあえずダイアナとジョーンズがピーターの仲間なのかな。
ただあくまで口添え程度で、一番の相棒はニールという事に
なりそうだけど。

■ニールとモジー

モジーという情報屋がかなり使える。
というかニールもモジー頼みの所が多いぞ。
モジー役のWillie GarsonはSex and the Cityのオカマ役
で主人公の親友のスタンフォードを演じていた人だね。

■ダッチマンとは?

空港で掴まえたトニー・フィールドが一体何者なのかという事
から捜査が始まった。白雪姫の古本を大量に持ち込んでいた
トニーは税関で止められる。まさかこの流れからダッチマン
に繋げていくとは思わなかったけどね。

トニーの所持品から国立公文書館に行っていることが判明し、
そこでスペインの勝利債券の写真を撮っていった事が判明。
債券は千ドルで9%の利子が付いているので一枚248000ドルの
価値があるという。その債券が600万以上有ると言うことで、
贋作の債券を作って金を儲けようとしていたみたいだ。

■ダッチマンが債券の偽物を製作

芸術家というものは必ず自分の作品にサインを入れずには
居られない性格なのかな。
この件ではダッチマンことカーティス・ヘイガンのサインが
入っていなければ判明しない事件のような感じもする。

■埠頭にダッチマンが借りている倉庫が有る。

そこで偽物が製造されているという。
ニールの機転の利いた作戦によって、上手くFBIに別件逮捕の
機会を作ってあげていた。

■ピーターとエリザベス

夫のピーターはエリザベスとの記念日に於いて何をプレゼント
したら良いのか全く分かっていない。そこで今回ニールに
相談するも、一話の段階でちょっと心を許しすぎじゃないか
という気がする。

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

ジューン (Diahann Carroll) ニールの家の宿主
シンディ (Denise Vasi) ジューンの孫・美大生
カーティス・ヘイガン (Mark Sheppard) 美術の修復家
トンプソン (Michael Gaston) 連邦保安官
ヴィンセント (Stephen Singer)
ハスクリー (Neal Matarazzo) 看守
トニー・フィールド (Arnie Burton) 税関で止められる。古本業
ガインズ (James Biberi)
ケイト・モロー (Alexandra Daddario) ニールの彼女
ボビー (Billy Griffith)


--- (Anthony J. Gallo) Warehouse Guard
--- (Yogi Laser) Salvation Army Clerk
--- (Don Kurt) Rich Man
--- (Derek Milman) FBI Technician
--- (Reathel Bean) Priest
--- (Lanny Flaherty) Motel Clerk
サム (Natalie Gal) FBI Agent
--- (Mike Houston) Customs Official
--- (Christopher Moser) Customs Officer
--- (Bill Walters) Weird Guy in Lobby
--- (Neville White) Prison Escort Officer


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