ホワイトカラー 
(2009年、アメリカWHITE COLLAR)

http://mystery.co.jp/program/white_collar/





第4話 狙われた帰国 Flip of the Coin

脚本/Jeff Eastin、Joseph C. Muscat 監督/Timothy Busfield
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ポールはニールを雑用係として、資料室に記録を取りに行くよ
う命じる。資料室でローレンに会うニール。ローレンは学生時
代に論文の中でニールの事を取り上げたことがあるという。
債券偽造の罪で捕まったニールだが、少なくともそれ以外に
12件の犯罪を犯しているのではないか?と指摘する。

オフィスに居たポールの元にジョーンズがやってくる。
ポールの妻・
エリザベスが他の女性と共に来ているというので
ある。ジョーンズは愛人と正妻を使い分けるためにも携帯電話
は二台持っていた方が良いと無用のアドバイスをする。

エリザベスに逢うと、彼女から親友の
デーナの夫で軍人をして
いた
ジョン・ミッチェルがイラクから帰国後にFBIに逮捕状が
出されたのだという。何とか助けて欲しいというもの。
ピーターはすぐに彼にかけられている嫌疑が何なのか調べてみ
ると、イラクの美術館で
黄金の骨董品が紛失しており、現場に
残された指紋と毛髪
から、ジョンが容疑者として浮上したと
いうものだった。容疑を掛けられたからと言って有罪とは限
らないのでしょうと尋ねると、ジョンを助けて欲しいと告げる。
ピーターが捜査を担当するのならば出頭するという。

ピーターの前にやってくるジョン。
するとジョンは弁護士には止められたが、自分はハメられた事
を訴える。帰国する直前に
パトリック・エイムズという国務省
の人間に或る物を運んでくれと頼まれたが、それを断った事が
有るという。
ニールはピーターに対して、金製品を国外に持ち出す際に、
金を溶かして運ぶが、大抵解かす過程でヤケドするものだと
語る。
エイムズについて調べると、イラクで復興のために働いていた
が、現在は民間の軍事会社で働いている事が分かる。

エイムズに話を聞きに行く。
するとエイムズ自身は犯行を否定するが、エイムズを護衛して
いる人物が腕にヤケド痕が有ることが判明する。

改めて証拠品を調べると、ピーターは指紋がハッキリとし過ぎ
ている事が不自然だという。しかも指紋は全て左手のものだけ
が付いており、明らかに偽装したものだと推察する。
盗難に関してはタレコミで発覚した事を知る。

ニールはピーターとビールを飲んでいると、ピーターが右手
だけでしかグラスを持っていない事が分かり、恐らく帰国後
にジョンが誰かと飲みに言ったときに指紋を採られたのだろう
と推察。デーナにその事を尋ねると、涙しながらジャーナリ
ストで従軍記者の女性・
アリーシャから取材したいとの申し
出が有ったとの事だった。

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■イラクから盗品を国内に持ち込んだもの

今回はピーターの妻・エリザベスの友人・デーナからの依頼
という事でFBIの仕事が完全に私物化されている感じも受ける。

容疑者としてあげられたデーナの夫・ジョンがジャーナリスト
と接触している事を知り、アリーシャを疑っていく。

■もう一人の容疑者

イラクから帰国する際にエイムズという男性から接触が有った
というジョン。そんな国務省の役人パトリック・エイムズを
演じているのは、Garret Dillahunt。ターミネーター:The
Sarah Connor Chronicles
で、クロマティことジョン・ヘン
リーを演じた人だ。

彼の用心棒がヤケドしている事を知って容疑はほぼ確定的。
しかし証拠は見つかるのか。

■テレビ局でアリーシャと接触

守衛のフィルはFBIと聞くや態度を急変させたけど、この場面
のやりとりはなかなか面白くできていたかな。
アリーシャの態度を見るためにニールを上手く使ったこと。
ニールがテレビ局に入り、アリーシャを尾行する辺り、完全に
スタンドプレイだったけど、アリーシャが鍵の付いたデスクの
引き出しに領収書を入れたことから容疑は確定していく。

■アリーシャが隠した物

領収書は骨董品の預かり所だった様子。
違法に手に入れた証拠故にピーターは使えないとするが、
結局使っていたよな。ニールの揺さぶりが功を奏したのか
イマイチよく分からない。

■アリーシャを使って囮捜査

アリーシャが免責を求めてFBIに捜査協力する。
エイムズにFBIが盗品のことをかぎつけている事を語り、
バイヤーを紹介するという名目でニールと接触させていく。

■ケイトのボトル

一応サブの流れで一話からずっと引きずっているエピソード。
ボトルはあぶり出しによって地図が隠されている事が判明する
が、ケイトが記した地図は何処の地図だったのか。

■家に帰れないピーター

女性心が分からないピーターは、デーナが涙する姿を見て
オロオロするだけ。ガールズトークと称して、デートとエリザ
ベスが二人きりで映画を見ていた事で家から追い出される。

■ピーターとモジー

今回ニールとモジーが接触していることをピーターに知られて
しまったけど、問題はないのかな。
作戦の中に上手くモジーも引き込んだ形だったけどね。

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

ケイト・モロー (Alexandra Daddario) ニールの彼女
ローレン・クルーズ (Natalie Morales) 女性捜査官
リース・ヒューズ (James Rebhorn) FBI上司

デーナ・ミッチェル (Susan Misner) エリザベスの友人
グレゴリー・エイムズ (Garret Dillahunt) 元国務省役人・犯人
アリーシャ・ティーガン (Sarah Wynter) ジャーナリスト
ジョン・ミッチェル (Chris Stack) 元軍人・大尉、デーナの夫
フィル (Brad Lee Wind) テレビ局"WWN"守衛
--- (Kate Shindle) 女性アンカー
レナード (Jonathan Stewart) TV局スポーツ担当
--- (Eric L. Abrams) Dispatcher
--- (Kevin Carolan) Senior Producer
--- (Margaret Anne Florence) Business Woman
--- (Geno Segers) エイムズのボディガード
--- (Gary Hilborn) Security Guard
--- (Dennis Larkin) FBI CSU Officer


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