90日、愛する時間
(2006年、韓国MBC)

脚本/パク・ヘヨン

http://www.bs-j.co.jp/90days/


第2話 自由の国へ


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「出来ればお前に会いたくなかった。今度再会したら俺達は
終わりだ。」ジソクは不躾にミヨンに言葉を投げかけるが、
ミヨンは勝手な言い草であるとして一蹴する。「昔の私ならば
黙っていたが・・何もしないのは嫌だ」という。そして
終わりというものを見てみたいう。タダの独り言だとして
彼女を自宅まで送る。手を引いていくジソクはバスに乗るが、
彼女より先に降りるべき停留所の場所でチャイムを押してし
まう。私の家を知っていたのか?と不思議に思うミヨン。
見送った後、再度ジソクはミヨンの家を訪れ、外から大声で
彼女を呼び出す。そして「終わりを見てみたいか?」と問い、
もう自分の気持ちに偽るのは限界だと告げる。
諦めようとしたがダメ。お前が傍にいれば戦えるという。
世界中を敵に回しても、後ろ指を指されようとも構わないと
告げる。彼女もそれに応対するように「愛している」と告げた。

ジソクの父は経営難に喘いでいた。ジソクと銀行家の娘・チョン
ランを結婚させようと画策する。チョンランの母は家柄が違う
と反対するが、パク常務は純粋で根性があり懐の深い青年だと
して見合いを受けることにする。しかしいざ見合いの席になって
もジソクが来なかった。
後で挨拶に行くとしてその場はただ肩身の狭い思いをするほか
なかった。
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まだまだ病気の事実は発覚せず。

しかし毒蛇のおじさん(ジソク父)は相変わらず猟奇的な行動
を取りますね。
息子に対する暴力、そしてこれ以上汚れた血筋を見るのは
耐えられないとして自害を決意。

まだ2話目にしてテンションの高い主人公達。
特にジソクのトーンの高さ、セリフ回しが実に五月蠅い。
しかも毎回お決まりの酒場で酔いつぶれて器物破損パターン。
こんな客、よく閉め出さないなと言った感じに毎回暴れまくり。

愛の有効期限は100日であるという。後は情だけが残り感動する
事もなくなるとの事だが、短すぎだよね。というか韓国人に
言われたくない。君たち一体何年間愛情を育んでいるのかと。

愛することに飽きたら別れましょう。独りで居ることにも
平気だと思えば、十分だと思えば別れようというミヨン。
最初はこの関係に諦め掛けていたミヨンもジソクの熱烈ラブ
コールに次第に心を開き、全幅の信頼を置いたところでジソク
がゴミ屑の様に彼女を捨てた。今までの愛情は何だったのか
といわんばかりの掌返し。

そういえばアルバイト先で手編みのセーターをもらっていた。
別のお兄さんも同じものをもらっているみたいで、気恥ずか
しいシーンがあるが、これが後の婚約者なのか。どういう形
で結婚するのかな。

愛の有効期限100日に対して、ワンボンが言う。
娘と離れる生活は一ヶ月で慣れたが、妻は数時間居なくなっ
ても寂しいという。それが夫婦だと。このシーンがまた
対照的で、彼女の心を見透かしたかのようだ。

ヒョン・ジソク (カン・ジファン) 主人公。
コ・ミヨン (キム・ハヌル) 耳の具合が悪い
キム・テフン (ユン・ヒソク)
パク・チョンラン (チョン・ヘヨン) 銀行の支店長娘

パク・トック (キム・ヒョンボム) ジソクの友人
ピョンチャン () ジソクの友人
ジソクの父 (イ・ジェヨン)
ワンボン () ミヨンの父。国語教師
パク常務 () チョンランの父。銀行経営

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