90日、愛する時間
(2006年、韓国MBC)

脚本/パク・ヘヨン

http://www.bs-j.co.jp/90days/


第9話 死ぬ者の願い


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夫のコートの中からジソクの名前の書かれた名刺を見つけた
ミヨン。朝ご飯を食べながら様子を伺うが、優しいままの
テフン。

母親が同居してくることになったので、借りた部屋で生活する
事は難しくなったという。トックはジソクに病気の事を母親に
言った方が良いのではないかと告げるが、泣くだけだとして
一切話さないことを決め込むジソク。
歯がゆい、人生は真っ暗だ。死が近づけば変わると思ったのに
というジソク。

一方監督からこのまま仕事を続けるのかどうか聞かれる。番組
は残り半年。続けない事を語ると後味の悪い終わり方だとして
監督も失望する。

早くヘジンに会いたいという母親は荷物を引き払い、ジソク
たちの元へとやってくる。ヘジンと会ったのは3歳の時以来だ
という母。
一方チョンランはいつまで大学に行くのかとジソクに尋ねる。
家で療養してくれれば私も仕事を休んで看病すると言うが、
俺が死んだらお前が家長になるのだから、仕事は休まずに
お金を稼いだ方が良いと告げる。

チョンランは副頭取の妻と面会する。するとジソクが銀行に
来ていたと言われる。法人向けの投資を担当する部署だと
言われ、一体何のために夫は銀行に行っていたのか気になり
チョンランもそこに行くことにする。するとそこで先日車を
ぶつけた相手・テフンが働いていることを知る。奇遇だという
が、机の上にある写真を見て納得する。テフンはミヨンの夫
であることを知るのだった。
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相変わらずムカツキ具合が気になるジソク。
冒頭から彼の様子を気にしてワルスクからミヨンの仕事場を
探ろうとするが、その意図を見抜かれ殴られたことをジソク
に語る。すると頼んだ覚えはないとして馬鹿呼ばわりする彼の
態度。一体何様なんだ?

彼の母親もまたあまりにも腹が立つような行動ばかりが目立つ。
なんで嫌な嫁だと認識しつつも、いつも彼女のギャラリーに
行くのだろうか?食事を取るときも五月蠅いし、下品な感じが
なんとも目を覆いたくなるほど。

ミヨンに対する母の態度も鬼そのものだ。
ウチの不幸の元凶だとして彼女を脅しに掛かる。

母親がミヨンに酷い仕打ちをしたことを知って、電話を掛けるが
彼女は居留守を使う。そこでワルスクの電話を借りミヨンに電話
すると電話口に出た彼女は、思い出のセーターで夫と盛り上がっ
ている所だった。
まさに決定打といわんばかりの光景が耳元で聞こえてくるわけで
彼からは二度とミヨンには近づかない様釘を刺す演出だった
訳だが、今度はミヨンの番とばかりに彼女側から近寄る為の
シチョエーションを作ってしまう。

しかしテフンの姉はいちいち弟夫婦にまで子供を作れと迫る
訳だが、韓国人は本当にお節介が過ぎる。

テフンの姉に産婦人科で決定的な会話を聞かれてしまうわけだ
けど、正直あの程度の会話を聞いて物事が判断できる訳がない。
驚いた顔をしていたけど、どう考えても不自然なシーンだった。
しかし昔の事?を話していたようなのに、結婚前のミヨンの
交際相手なんて気にするものなのだろうか。

ワルスクが意気消沈してしまうエピソードも実に嘘臭いエピソ
ードでご都合が良すぎるし、残りのエピソードがこの調子で
グダグダしていくとするとかなり厳しいものがあるな。

ヒョン・ジソク (カン・ジファン) 主人公。
コ・ミヨン (キム・ハヌル) 耳の具合が悪い
キム・テフン (ユン・ヒソク)
パク・チョンラン (チョン・ヘヨン) 銀行の支店長娘

パク・トック (キム・ヒョンボム) ジソクの友人
ピョンチャン () ジソクの友人
ジソクの父 (イ・ジェヨン)
ワンボン () ミヨンの父。国語教師
パク常務 () チョンランの父。銀行経営

ジヒ () ジソクの妹
ワルスク () ミヨンの友人・職場の同僚

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3.0)

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