アイリス
(韓国KBS 2009年10月14日から12月17日)

演出:キム・ギュテ、ヤン・ユノ
脚本:キム・ヒョンジュン、チョ・ギュウォン、キム・ジェウン

http://www.tbs.co.jp/iris2010/


第10話 今夜第2ステージへ突入!復活なるか!?スンヒとの愛、サウと
の絆

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地下3階にテロリストが浸入したことを知りスンヒは現場へ
行く。すると覆面をしたヒョンジュンと鉢合わせする。
互いに銃を突きつけ合う中、ヒョンジュンは北朝鮮の工作員が
背後からスンヒを撃とうとしているのを見て発砲する。
スンヒもそれに釣られてヒョンジュンを撃つ。
倒れたヒョンジュンの覆面を取ろうとすると、そこにソンファ
がやってきてスンヒを気絶させる。ヒョンジュンは防弾チョッキ
のお陰で大事には至らなかった。

いよいよドチョルたちは準備が終わり脱出のために爆弾を設置
し脱出を試みる。その頃同時にNSSのエージェントたちが
入り口のドアを破り内部に浸入してきていた。

ソンファは気絶しているヒョンジュンを目覚めさせると、逃げ
るよう催促する。しかしヒョンジュンはスンヒが生きていたと
して、また彼女が居たところに戻ろうとする。そんな彼にソン
ファは銃を突きつけ、今逢っても信じてくれるはずはない事を
告げ、何のためにここに来たのか思い出せと呼びかける。今
やるべきことはここを出ることだと告げる。

ドチョルたちと合流し、建物内の照明を全て消す。
サウは建物内に侵入し、テソンや人質になっていた安全局の
局員たちと合流する。チーム長のスンヒは無事なのか?と尋ね
ると誰も見ていないという。現在建物にはRDX系の起爆装置が
設置して有り、5分後に爆発するという。
サウは館内にいる全ての人員の退避を命じ、自らはスンヒを
探しに行く。
ドチョルら北朝鮮の工作員は、NSSの隊員に紛れ込み、負傷者
を運び出すフリをして建物から脱出する。
サウは地下三階でスンヒが倒れているのを見つけてすぐに病院
に運ばせるのだった。

ドチョルたちはアジトに戻る。
ヒョンジュンの様子がおかしいことに気がつく。
アイツに何かあったのか?とソンファに尋ねると、元同僚を
殺したので複雑なのではないか?と告げる。ソンファはヒョン
ジュンの元に行き、みんなが不審がっている事を告げる。

サンヒョンはNSSがテロリストに襲撃された事についてサン局長
に報告する。緊急用のシャッターを利用して潜入した所を
見ると事前にNSSの情報を入手していたのか、それとも内部に
協力者が居るのではないかと告げる。テロリストたちの目的は
R&Dルームに保管されていたものを狙ったものだと告げる。

そんな中、NSSが襲撃されたことを受け、サンの元に大統領府
から連絡が入る。テロリストを防ぐ機関がテロに襲われるとは
話にならないという。敵の正体は現在調査中だと告げる。
サンは大統領にも呼び出されて話をする。サンは責任を取って
辞職するというが、今は事態の収拾が第一だという。
侵入した目的は何か?と言われ、超遠隔で動作する起爆装置が
盗まれたことを話す。濃縮ウランと結合させれば、核爆発を
起こすことが出来る電子式起爆装置だという。

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いよいよスンヒとヒョンジュンは互いに生きている事を知る

面白いやりとりではあるのだけど、急いでいるときにそんな
やりとりをする辺りの時間的切迫感の無さが、このドラマの
多くの場面で見られるところ。

NSSのR&Dルームに格納されていた物

なんと起爆装置であるという。
起爆装置って作るのはそんなに難しいものなのだろうか?
NSSがそんなものを所持している所が不気味だし、国内法に
接触するということはないのかな。

ミッションをこなす事で北朝鮮工作員から信頼を得ていく

ヒョンジュンの活躍振りが評価されて、チョリョンからは信頼
を寄せられる。ただ最後にヒョンジュンを襲った人物は、
北朝鮮の工作員なのか、それともアイリス関連の人物なのか。
神父が殺されている所を見ると、北朝鮮の工作員と見るには
ちょっと難しそうなので、サンの指示なのかな。

サウの揺れる心

人生を狂わせたサンの事を恨みつつ飲み明かすサウ。
選んだのは私だが決めたのはお前だとするサンの言うことは
正しい感じ。

スンヒは疑惑から確信へ

ヒョンジュンが生きていることに対して、次々とこれまでの
証拠が捏造されたものだと知っていく。あれだけ近くで見て
生きていないと思う方も無理がある物ね。

ヒョンジュンに好意を持つソンファとしては気が気でない感じ
だね。

チョリョンはホテルを抜け出す

セキュリティが甘すぎるところが笑えるけど、いよいよ
起爆装置と濃縮ウランが出逢う事になる。

死体に付着する含水ケイ酸塩・アクチノライト

2003年に使用を禁止されたアスベストの加工前の物質。
肺や気管支からは検出されないことから、テロリストたちの
アジトの居場所を特定する物だけど、何でもデータベース化
されているアメリカならばともかく韓国でこの場所を特定する
のはちょっと難しいのではないかと思わせるな。


キム・ヒョンジュン …… イ・ビョンホン (NSS国家安全局)
チェ・スンヒ …… キム・テヒ (NSS国家安全局)
チン・サウ …… チョン・ジュノ (NSS国家安全局)

ペク・サン …… キム・ヨンチョル (NSS国家安全局・副局長)
パク・サンヒョン …… ユン・ジェムン (NSS国家安全局・室長)
オ・ヒョンギュ …… ユン・ジュサン (科学捜査室・室長)
ヤン・ミジョン …… ジュニ (NSS国家安全局・ハッカー)
ファン・テソン …… キム・デジン (NSS国家安全局)
ヤン・ジョンイン …… キム・ヘジン (NSS、スンヒの友人)
オ・ソンシク …… キル・グムソン (NSS国家安全局)
ファン・ミンギュ …… ペク・シン (NSS国家安全局・眼鏡天パー)

パク・チョリョン …… キム・スンウ (北朝鮮護衛部)
キム・ソンファ …… キム・ソヨン (北朝鮮護衛部)
ビック …… チェ・スンヒョンT.O.P (敵)
パク・ジュングォン …… パク・スヒョン (北朝鮮護衛部)
ヨン・ギフン …… チェ・ジョンファン (北朝鮮・労働党委員)

チョ・ミョンホ …… イ・ジョンギル (大統領)
ホン・スジン …… ミョン・ジヨン (官邸広報企画官)
チョン・ヒョンジュン …… チョン・ハニョン (秘書室長・眼鏡)
クォン・オヒョン …… チョン・ジョンジュン (政務首席・白髪)
ユ・ガンオ …… パク・ヨンギ (外交安保首席)

カン・ドチョル …… チャン・ドンシク (北朝鮮工作員)
ペク・ギョンファ …… イ・オンジョン (北朝鮮工作員)
オ・グァンス …… ヨ・ホミン (北朝鮮工作員)
キム・ヒョンソク …… キム・ミンチャン (北朝鮮工作員)
テヨン …… イ・サビ
ヨンボム …… ???

キム・ジュングク …… ??? (ヒョンジュンの父?)
ユン・ミヒョン …… ??? (ヒョンジュンの母?)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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