アイリス
(韓国KBS 2009年10月14日から12月17日)

演出:キム・ギュテ、ヤン・ユノ
脚本:キム・ヒョンジュン、チョ・ギュウォン、キム・ジェウン

http://www.tbs.co.jp/iris2010/


第12話 絶体絶命!スンヒを自らの手で拷問に…!俺は怪物になった!
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アイリスは核テロを計画し、サウはNSSを攪乱する。

スンヒはテロリストのアジトが石水洞に有ると気がつき、一人
で様子を見に行く。しかしすぐに見張りのモノに気がつかれて
倉庫の中に連れ込まれる。ヒョンジュンとスンヒは互いに意外
な場所で再会したことに目を丸くする。
テロのリーダー・ドチョルは女は殺せと指示するが、彼女の
姿を知っていた工作員の人は、コイツはNSSの一員だという。
ドチョルはヒョンジュンに知り合いか?と尋ねるが、彼は知らない
と告げる。

サウはスンヒが一人でテロリストのアジトに行ったことを知り
急いで現場に駆けつける。NSSとしても後方支援として衛星を
使おうとするが、テソンやミジョンが衛星回線に接続を試みよう
としてもサーバーからは一切反応が無く不都合が出てしまう。
サウは急いで突入するが、入り口に有ったブービートラップに
よって三人の隊員を死傷させる。そして内部にテロリストたちの
姿は一切無かった。

ヒョンジュンはスンヒが機関室に監禁されている事で肝を冷やす。
様子を見に行ったソンファは、彼女は使い道があるのですぐに
は殺されないとするが、用が済めば殺されるというヒョンジュン。
ソンファはスンヒの事は一旦置いておき、核テロをどう阻止する
かを考えようと告げる。

スンヒが持っていた拳銃のシリアルナンバーからスンヒの身元
が発覚してしまう。彼女は一級保安コードを持つ秘密取り扱い
認可を持つエージェントだという。

そんな中、テロリストの工作員たちに隊長のドチョルから、南北
の首脳会談を阻止するためにソウルの中心で核テロを計画して
いる事を初めて告げる。まだ場所については決まっていないとの
事。
ドチョルはヒョンジュンにスンヒから保安コードを聞き出すよう
命令する。

一方スンヒの救出に失敗したサウはNSSに戻ると、テソンやミジ
ョンに八つ当たりする。こんな大事なときに衛星を使った支援
が無ければどうしようもないという。サンヒョンは仕方がない
事だとして仲裁に入る。

すぐにNSSでは非常招集会議が開かれ、核テロ非常態勢に入る事
を宣言する。外部との通信は一切不可で、全員が警戒待機に
入れという。
テソンはサンヒョンに対して、テロリスト捜索に於けるリスト
の件で、石水洞の倉庫が最も警戒レベルの高い場所だとして
サウにリストを渡したが、いつの間にかリストの候補から消えて
いた事を報告する。

サウは北朝鮮から帰国するペクにスンヒが拉致された事を報告
する。
大統領は部下たちの前で、初めてNSSから核爆弾の起爆装置が
盗まれた事を告げる。核テロの危険性が有ることを語りつつ、
首脳会談は強行する事を告げる。テロリストに関してはNSSが
阻止しろと命令する。

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スンヒはテロリストに捕まる。

ヒョンジュンにしてみれば下手な行動は取れないし、スンヒの
事を庇うような態度は見せられない。
ドチョルがヒョンジュンに聞き出せと行ったときには、一瞬の
安堵感だったけれど、自白剤を打たれると見るや、突然ヒョン
ジュンは彼女を気絶させて、自白させないようにする。
ただまぁ自白剤があまり苦しそうではなかったので、ヒョンジ
ュンに殴られた方が絶対に痛かっただろうね。

ペク・サンはスンヒを北朝鮮の上層部に頼んで助けて貰う

どうやってスンヒの最悪の状況を脱するのかが今回の興味深い
所ではあった。
結局ペクが指示するわけだけど、ペクとスンヒの関係って一体
何なのでしょうか?イマイチ彼が彼女を助ける理由が分からない。
そんなに彼女の身が心配ならば、こんな危険な部署に所属させる
べきではないしね。

いよいよ核テロの事実が関係者に伝わる

ここまで来ると隠していても余り意味が無いって事で、NSSでも
大統領部でも、そして北朝鮮のテロリストの間でも一斉に
核テロの計画が有ることが知れ渡ることになった。

NSSでは非常事態宣言の様な形をとり、外部とは連絡を取らせず
待機させている割りには、サウはスンヒの自宅に足を運んでい
たり、自由に行動している印象がある。

アイリスに対抗するユ・ジョンフン

ついにこの人の正体がアイリスにも伝わった。
これまで見つからなかったのが嘘のようにあっさりと見つかって
しまう辺りは、かなり不自然で違和感があったな。
これでまたヒョンジュンを味方してくれる人が居なくなるけど、
思った以上に組織は肩透かしだった。

北朝鮮でも意見は衝突する

ギフンとチョリョンの思惑が微妙にずれてきた。
ギフンは核テロを起こすことで、一度は北朝鮮をアメリカに
占領させ、国連の仲裁によって再度冷戦の状態を作る様子。
北朝鮮の現体制を破壊させるという、よく有る形の北朝鮮崩壊
のシナリオを描く。最高指導者と党と軍司令部の思惑の違いが
有るって事だろうね。

しかしチョリョンにしてみれば、統一に於いて南に主導権を
渡したくないだけで、北朝鮮に外地の人間を踏まれたり、政権の
崩壊は望んでいない様子。

チョリョンとヒョンジュンは同じ思惑になる?

一応協力体制は整った感じだね。

ミジョンとビック

久しぶりにビックの登場。
時にクラブに居たり、時に北朝鮮に居たり・・・
この二人は恋している方向で良いのかな?

テソンとサンヒョンはサウを疑う

内部に精通者が居ることを疑うが、ペクによって握りつぶされ
る。

それにしてもテソンは、サッカー日本代表の遠藤に似てる。


キム・ヒョンジュン …… イ・ビョンホン (NSS国家安全局)
チェ・スンヒ …… キム・テヒ (NSS国家安全局)
チン・サウ …… チョン・ジュノ (NSS国家安全局)

ペク・サン …… キム・ヨンチョル (NSS国家安全局・副局長)
パク・サンヒョン …… ユン・ジェムン (NSS国家安全局・室長)
オ・ヒョンギュ …… ユン・ジュサン (科学捜査室・室長)
ヤン・ミジョン …… ジュニ (NSS国家安全局・ハッカー)
ファン・テソン …… キム・デジン (NSS国家安全局)
ヤン・ジョンイン …… キム・ヘジン (NSS、スンヒの友人)
オ・ソンシク …… キル・グムソン (NSS国家安全局)
ファン・ミンギュ …… ペク・シン (NSS国家安全局・眼鏡天パー)

パク・チョリョン …… キム・スンウ (北朝鮮護衛部)
キム・ソンファ …… キム・ソヨン (北朝鮮護衛部)
ビック …… チェ・スンヒョンT.O.P (敵)
パク・ジュングォン …… パク・スヒョン (北朝鮮護衛部)
ヨン・ギフン …… チェ・ジョンファン (北朝鮮・労働党委員)

チョ・ミョンホ …… イ・ジョンギル (大統領)
ホン・スジン …… ミョン・ジヨン (官邸広報企画官)
チョン・ヒョンジュン …… チョン・ハニョン (秘書室長・眼鏡)
クォン・オヒョン …… チョン・ジョンジュン (政務首席・白髪)
ユ・ガンオ …… パク・ヨンギ (外交安保首席)

カン・ドチョル …… チャン・ドンシク (北朝鮮工作員)
ペク・ギョンファ …… イ・オンジョン (北朝鮮工作員)
オ・グァンス …… ヨ・ホミン (北朝鮮工作員)
キム・ヒョンソク …… キム・ミンチャン (北朝鮮工作員)
テヨン …… イ・サビ
ヨンボム …… ???

キム・ジュングク …… ??? (ヒョンジュンの父?)
ユン・ミヒョン …… ??? (ヒョンジュンの母?)


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