ありがとうございます
Thank You for the Miracle
2007年・MBC

脚本/イ・ギョンヒ (「ごめん、愛してる」など)

http://arigato39.jp/index.html


第9話 ボムの家出


ギソが早朝のランニングに出た後、ボムはすれ違うようにして
家を出て行く。その頃同時にソクヒョンもまたソウルに戻ろう
としていた。置き手紙を見たヨンシンは裸足でパジャマのまま
急いでボムを見つけようと外に飛び出す。思わずガラスの破片
で足の裏を傷つけてしまい歩けなくなるが、それでもボムを
見つけようと声を上げる。そんな中ランニングから戻ってきた
ギソが異変に気がつく。すぐにギソもボム探しに加わり、
島中を走り回る。
その頃ボムはソウル行きの船に乗っていた。同時にソクヒョン
も車のまま船に搭乗する。ソウルに着いたと同時にソクヒョン
は会長の元へと連絡を入れ、今回のリゾート開発の一件から
降りる事を告げる。電話を終えた後、バックミラーに映る
ボムの姿を見て驚き声を掛ける。ボムは病気が移るから一人で
来たという。ここに居ることは絶対に母親には言わないでと
告げる。ソクヒョンは自分も同じ病気だとしてボムに近づき
一緒に行動を取ることに。ボムは遊園地に行きたいという事から
連れて行くことになる。一方ヨンシンはボムが見つからず
パニックを起こしていた。その上高熱で意識が朦朧としている。
そんな彼女を見てギソは、この程度の事でパニックを起こして
どうするのかと激を飛ばし、今後はもっと辛いことが起きる
と改めて奮起を促した。

ボムが一人でソウルへ行く話し。

電話一本かければ済む話しなのに、なかなかそれをしようと
しないのはやはりドラマなのか。

ソクヒョンは一応ヨンシンの実家にかけるものの、電話に出る
のは問題のMr.リーという事もあり、意味を為さない。

本土に渡ったと思う彼らは当てもなく本土でボム探しを展開
する。

遊園地で遊ぶボムの姿は可愛らしいものだ。
自分と同じくらいの身長のクマのヌイグルミを背負って歩く姿。
ソクヒョンが機転を利かせて次々とボムに取り入っていく姿が
とても印象的。

一方そんな事も知らないギソとヨンシンは無駄に時間を浪費
していく。熱の状態であっても探し回るヨンシンの姿。
パジャマを着てチグハグな靴を履いて、髪の毛はボサボサ。
一応途中で羞恥心を感じたのか、購入して着飾るシーンが有る
けど、髪留めを学生から買うというのは、イマイチよく分から
ない感覚。折角ならば新品を買ってあげれば良いのにね。
有る意味二人にとって良い思い出の品とも成り得るものなのに
なんだか人の使った髪留めというのが、センスの無い贈り物だ。

ヨンシンの病状が悪化し一度は自宅に戻ると、自宅の携帯電話
にソクヒョンから電話がかかっていることに気がつく。
ギソが起こる理由はもっともで、ソクヒョンのありがた迷惑
な話しにも見える。

ウニもまたソウルへと赴き、面白いシチュエーションを用意
する。ウニが見ている前で、ヨンシンとボムはソクヒョンに
とって何なのかを問う。一体その問いかけにどう返答する
のか。

ミン・ギソ : チャン・ヒョク (医師)
イ・ヨンシン : コン・ヒョジン (苦労人・母。みかん農家)
イ・ボム : ソ・シネ (ヨンシンの娘。HIV患者)
チェ・ソクヒョン : シン・ソンロク (ヨンシンの友)
イ・ビョングク : シン・グ(ヨンシンの祖父。Mr.リー)
イ・ヨンウ : ユ・ミノ (ヨンシンの弟)
チャ・ジミン : チェ・ガンヒ (医師。ギソの恋人。亡くなる)
ミン・ジュノ : キル・ヨンウ (ギソの父)
カン・ヘジョン : ホン・ヨジン (ギソの母)
ソ・ウニ : キム・ソンウン (ソクヒョンの婚約者)
カン・グクチャ : カン・ブジャ (ソクヒョンの母)
チェ・ヨンジュ : ヤン・ヒョヌ (グクチャの孫)
オ・ジョンス : リュ・スンス (町の医師)
パク・ソラン : チョ・ミリョン (町の看護師)
パク・テクドン : キム・ハギュン (ヨンシンに好意)
ソン・ドゥソプ : キム・ギバン (チャンジャの息子)
ソン・チャンジャ : チョン・ウォンジュ (旅館経営)

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