ある素敵な日 (韓国・MBCで2006年5月31日から) 演出：シン・ヒョンチャン 脚本：ソン・ウネ http://www.fujitv.co.jp/hanryu/onefineday/index.html

第3話 偽りの人生
--------------------------------------------------------
ヘウォンは、ヘウォンとして生きるのは辞めることを告げ、
これからはハヌルに戻るという。そして今までありがとうと
両親や兄の居る前で告げ、自分の部屋の2階の窓から飛び降りる。
下に居たゴンは咄嗟に彼女の体を受け止める。
ヘウォンは家族から逃げるために家から飛び出すと、ゴンは
その後を追っていく。
ヘウォンはゴンを見ると、先ほどもツケ回っていた事を思い出し
貴方は誰なのか?と尋ねる。しかしゴンは質問をごまかし、あん
な場所から飛び降りたら危険だと告げる。ヘウォンはどうして
私の家が分かったのか?と尋ね、もしかするとママが雇った
ボディガードなのか?と尋ねる。ゴンはこんな時間に何処に行く
のか?と尋ね、家出などするんじゃないと語る。ヘウォンの兄
テウォンが探しに来たのを知ると、ゴンは彼女を自分の体で
隠す。一緒にバスに乗り出かける。

ヘウォンが向かった先は、彼女がアルバイトしている水族館
のアクアワールドだった。関係者以外立ち入り禁止だとして
ゴンを追い出そうとするが、俺も関係者だとして中に入る。
ゴンは室内の大きな水槽を見て、幼いときにハヌルと約束した
思い出をおもいだす。本当に世界一大きな水槽だとつぶやくと、
ヘウォンは一瞬彼のことを振り返る。

ゴンは彼女に何故ここでアルバイトしているのか尋ねる。
家族は知っているのか?と。しかしヘウォンはここで働いている
事は内緒にしてと告げる。理由は何か?何故お城みたいな家を
飛び出して外で住みたいと思うのかと尋ねると、自分の生活は
全て偽物だという。お城みたいな家も両親も兄も、そして私の
名前も全て偽物だとの事。自分は子供の頃に養子になった事を
告げ、そろそろ自分の人生を生きたいという。子供の頃に別れ
た本当の兄を捜したいというと、それが家を飛び出した理由
なのかとあきれるゴン。何不自由なく育ててもらって、そんな
理由で家出をするならば、怖くて養子などとれないというゴン。
兄さんは捨てた妹が姫として現れるなんてラッキーだと告げる
と、兄は私を捨ててなんかいないし、迎えに来ると約束したと
告げる。しかしそれならば何故未だに迎えに来ないのか?と
尋ねる。家族は金の繋がりではないと告げ、愛情を受けて育て
られたが、何かが欠けていた事を語る。するとゴンは生活に
余裕があるからこそ言える事だという。

そんな中、水族館にはドンハがやってくる。ドンハはヘウォン
に対してここはお前の暇つぶしの場所ではないと告げ、
金相手ならば誰にでもこびを売るのかと非難する。その言葉に
ゴンは言い過ぎだとするが、ドンハは彼女に二度と来るなと
して追い出す。
--------------------------------------------------------

★ゴンはヘウォンと再会

彼女につきまとうことで、ヘウォンはゴンを母親から依頼された
ボディガードなのかと疑う。
しかしまぁヘウォンも男について行ってしまう所など、警戒心が
なさ過ぎではないか?ただでさえ韓国では性犯罪が多いのに、
ちょっと軽率すぎる気もする。

★ヘウォンは意外とあっさり事実を語る

ゴンの前で養子である事実を話す辺り、なんだかあっさりと
話したなという気がする。今日知り合ったばかりの男性だから
こそ話せたのだろうか?

★ヒョジュとギョンテクが韓国へ

今までオーストラリアに居たこと自体が不思議なんだが、韓国
ドラマはご当地を巻き込むために外国と絡ませる事が多いね。

ソンチャンが自宅に女性を泊めていた事で父は激怒。
ソンチャンだけが韓国に居た辺りも設定としては胡散臭い物が
あるしね。

★ゴンとソンチャンは事実を言えない

この展開からすると、寧ろヘウォンに事実を話して、彼女の
義理の両親から金を出してもらう方が展開としては自然では
無いのかという気がする。まぁそれをしてしまうとドラマに
ならないわけだが・・・

★ヘウォンとドンハ

ドンハがヘウォンにどんなアルバイトをしているとか、
彼女の生活態度とかに関して口出しされるのはちょっと違和感
が有るのだけど、今回は勝手に水族館に入り込んでいたヘウォン
が全面的に悪いかな。当然こんなアルバイトが居たら即クビだ
と思うけど、一応今回彼女が何らかの複雑な事情を抱えている
事を知って、考え直していくのかな。

★ヘウォンと義兄・テウォン

テウォンが実に気持ち悪すぎる。
ソンチャンの掴んできた情報によると暴力を振るっているとの
事だけど、血の繋がりがないことを理由に、襲いかかっていたり
する現実があるのかな。

父もテウォンが妹に何かしている事実に気がついている感じも
するし、テウォンは両親にハヌルの事を死んだヘウォンの変わり
としか見ていないとして非難している姿があった。どっちも
どっちだけど、スヒョンの姿なんか見ていると、テウォンみたい
な子供が育ちそうな気もする。


ソ・ゴン - コン・ユ (主人公)
ク・ヒョジュ - イ・ヨニ (心臓の病気)
ソンチャン - カン・ソンジン (ヒョジュの兄)
ギョンテク - イ・ギョル (ヒョジュの父)

ソ・ハヌル / パク・ヘウォン - ソン・ユリ (ゴンの妹)
カン・ドンハ - ナムグン・ミン (水族館)
テウォン - ユ・ハジュン (ハヌルの義理の兄)
チングォン - チョン・ドンファン (ハヌルの義父)
スヒョン - ソヌ・ウンスク (ハヌルの義母)
ソンギョン - イ・オンジョン (ドンハの部下、水族館)
マルチャ - (ハヌルの友達、水族館)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)