ある素敵な日
(韓国・MBCで2006年5月31日から)

演出:シン・ヒョンチャン
脚本:ソン・ウネ

http://www.fujitv.co.jp/hanryu/onefineday/index.html


第11話 暴かれた過去
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ハヌルはドンハと付き合うことを宣言。ゴンから裏切られた思い
のハヌルは、義母・スヒョンからも家には来ないで欲しいと
言われたことから、ドンハの語る"保険"に加入することにした
嫁げる。
職場で、ドンハから今日のデートがセミナー出席のために行け
なくなったという。そんな約束をしたのか?と問われるが、付き
合う事を決めた初日にデートしないなんてあり得ないだろうと
いう。
ハヌルの写真が人事課の履歴書から抜け落ちていると言われ、
何処かに落ちたのではないかと指摘される。
しかしドンハが出かける際に忘れていった財布を届ける際に、
彼の財布から写真が出てきたのを知り、ハヌルは微笑む。

ハヌルの仕事が終わると、ヒョジュは彼女を尾行する。
しかしすぐに気付かれて、用件は何か?と問われる。
ヒョジュはこの一件に関しては自分の責任であり、ゴンは悪く
ないとするが、ゴンだけでなくあなたの事も貴方の家族にも
会いたくないという。みんなでグルになって丸め込もうとして
いたなんてぞっとするという彼女。笑顔の裏であざ笑っていた
なんて憎しみがこみ上げて来るという。
ゴンは妹が見つかったと聞いて、すぐに韓国に帰国したがった
事を告げ、いつも写真を持ち歩いていたし、誕生日の日にも
祝っていたという。本当に会いたくて来たのだとするが、もう
私には関係のない人だと一蹴するハヌル。

ヒョジュはゴンに電話し、ハヌルが住んでいるモーテルを
教える。すぐにやってくるが、ゴンはハヌルに声を掛けることが
出来なかった。

ゴンはドンハを呼び出すと、恋人をモーテルになど泊めておい
ていいのか?と問う。ウチに戻ると説得してくれと言う。もうすぐ
両親の命日でもあり、このまま放っておくことは出来ない
という。
それを受けてドンハは仕事中のハヌルを呼び出し、一緒に行く
所が有ると連れ出す。これから大事な人に会うとして、清楚な
服を買って着替えさせ、髪型も変えてもらう。
15年ぶりの再会なので綺麗にしないと行けないという彼は、
ハヌルをゴンが待つ海岸へと連れて行く。ドンハは両親に会って
近況を報告してこいと告げる。

ゴンはハヌルがやってくるのが分かると、ここで6歳の時に
出会ったことを話す。ハヌルはまだ歩き始めたばかりの時で、
その時にはまだ名前が付いていなく、自分と同じ空という意味
を込めて"ハヌル"とつけたという。たった一人の家族であり
放っておけないこと。これまでの俺を許して欲しいと告げる。

テウォンは父・チングォンの元を訪れると、ヘウォンがゴンの
家を出たことを告げ、連れ戻そうという。自分が連れて戻って
来るので優しくすると約束してくれと言う。

ハヌルは自宅に戻ることにする。久しぶりに兄妹で食事を食べる
為に買い物を済ませた彼女は戻ってくると、そこにテウォンが
待っていた。テウォンはハヌルが自宅に戻っているのを知って
何で嘘をついたのかと語る。どうしてよその家で暮らすのか?
と問うと、ハヌルに自宅に戻るよう説得。自分はあの家を出た
し、それでも嫌ならば遠くに行くとし、母のためにも自宅に
戻って欲しいという。それを拒否するハヌルをテウォンは強引
に車に乗せて連れて行く。その姿を目撃したゴンは、テウォン
の車を追いかけるのだった。

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ハヌルの傷は深い

裏切られたと知って全てが信じられなくなっている様子。
ヒョジュが責任を感じて彼女に会いに行くも、会いたくないと
されてしまう。

ゴンとハヌルの両親の命日

韓国では遺灰をまいた場所で命日を過ごすシーンが多いね。
海岸で思い出話をしながら、謝罪したことでハヌルの気持ちも
溶けほぐされた様だ。まぁハヌルの中では許したい気持ちの方が
強かったと思うけどね。

テウォンはハヌルを取り戻しに来る

強引にハヌルを拉致したテウォンとゴンとのカーチェイス。
それが過去に起こった両親の事故の再現となっている辺りが
興味深いもの。
まさにこの父親有ればこの子供ありという感じだけど、
ハヌルもこの父親とは血が繋がって居るんだよね。

ゴンは記憶を思い出す

ゴンの母を連れ去り、事故を起こして両親を殺害してしまった
のはチングォンだった。ただ15年も前の出来事で証明する事が
出来ないで居る。
ゴンは取りあえずチングォンに宣戦布告するも、そういう態度に
出るならば黙っては居ないといわれる。

ハヌルとドンハは順調に関係を進める

ドンハの写真も財布の中に納められたし、初デートもしよう
という所まで行くも、当然ながら邪魔が入った。
こういう砕けたシーンは面白くて、良い雰囲気が有るね。


ゴンはハヌルに幸せになれと告げる

これまで散々嫌な目に遭ってきたハヌルに、好きな人と会って
どうしたら幸せになれるのかだけを考えて生きて欲しいと告げる。
そしてゴンは一人、復讐のためにチングォンと対決するようだ。
その為にはゴンの父と一緒に事業を始める前に何をしていたのか
調べていくことになる。

ハヌルは再び実家へ

母・スヒョンが倒れたと聞いてかけつけたもの。
そこでゴンも来るわ、テウォンも来るわで修羅場になる。
テウォンはハヌルがチングォンの娘であることをばらそうと
するが、父親が止めてしまった。
テウォンにしてみれば、ハヌルと二人っきりの時にいつでも
話す機会があるんだけどね。ドラマとして展開を面白くするた
めにその事実を語らないところに違和感が出てきてしまう。

ゴンはハヌルを海外に送ろうとする

遠くに彼女を送った後にチングォンと対決する様子。
果たして勝つことが出来るのか。
チングォン本人を倒すのが難しくとも、スヒョンとかテウォン
を使えば上手く倒せそうだけどね。

ゴンの髪型が変わる

一応ハヌルも髪型を変えたみたいだけど、ゴンの変わり方の
方がインパクトは有るな。

それにしても韓国の男性は、みんな眉毛が太いね。
テウォンだけでなく、ゴンも随分ご立派な眉毛。
韓国人ってあまり毛深いというイメージは無いのだけど、
眉毛だけは太い気がする。単に手入れをしていないからなのかな?

昔日韓の交流が盛んになり始めた頃に、日本の男性が眉毛を揃
えているという事が韓国にはかなり不思議に見えたらしく、相当
掲示板では日本を揶揄する掲示で溢れていた事があるんだよね。


ソ・ゴン - コン・ユ (主人公)
ク・ヒョジュ - イ・ヨニ (心臓の病気)
ソンチャン - カン・ソンジン (ヒョジュの兄)
ギョンテク - イ・ギョル (ヒョジュの父)

ソ・ハヌル / パク・ヘウォン - ソン・ユリ (ゴンの妹)
カン・ドンハ - ナムグン・ミン (水族館)
テウォン - ユ・ハジュン (ハヌルの義理の兄)
チングォン - チョン・ドンファン (ハヌルの義父)
スヒョン - ソヌ・ウンスク (ハヌルの義母)
ソンギョン - イ・オンジョン (ドンハの部下、水族館)
マルチャ - (ハヌルの友達、水族館)


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