ある素敵な日
(韓国・MBCで2006年5月31日から)

演出:シン・ヒョンチャン
脚本:ソン・ウネ

http://www.fujitv.co.jp/hanryu/onefineday/index.html


第16話 また逢う日まで
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ハヌルは、自分がチングォンの実の娘であり、チングォンが
ゴンの両親を殺害した事を知り落ち込んでいた所、ゴンは彼女
の傍に行く。そして彼は彼女に俺の元を去るなんて言わないで
くれと頼む。ハヌルと再会するまでの15年間は生きる意味を
見いだせずにいたが、ようやくそれを実感したのだと告げ、
また元の生活に戻ることに不安を語る。

その頃、チングォンは出張の為に準備する。
背広を着せてくれる妻に今まで苦労を掛けたなとし、家を出る
と、途中で運転手を降ろして自分で運転していく。

ゴンとハヌルは帰る道中、車の中でじゃれ合う中、一人車を
走らせるチングォンは、突然運転しながら容体が悪化し、事故
を起こして亡くなってしまう。
運転中のゴンにも訃報の知らせが届く。
ハヌルとゴンは斎場に駆けつけるが、ハヌルは一人で行かせて
欲しいと頼む。斎場にはスヒョンとテウォンが居て、あんな
に元気だった人がこんなに呆気なく亡くなるなんてと涙する。

更にゴンの元に電話が鳴るとヒョジュの容体が悪化し、ICUに
運ばれた事を聞く。病院に着くと、ギョンテクはもうダメかも
知れないことを呟く。
しかし何とか最悪の時期を脱する。医師によると、今は体力が
落ちているので手術は難しく、例え手術することになっても
保証は出来ない事を告げられる。ソンチャンはいつもの事だと
し、必ず元気になる事を告げる。ゴンはソンチャンとギョンテ
クに、チングォン会長が亡くなった事を知らせる。

テウォンはハヌルの元をやってくると、涙一つ流さない彼女を
非難する。父は苦しんでいたこと。そしてハヌルを苦しめまい
として必死に隠していたこと。それなのにハヌルは父のために
何をしたのかと非難。しかしハヌルは娘を苦しめたまま死んだ
父を非難し、悪く思っていたのならばこんな形で死ぬのは卑怯
だと語る。大きな罪を犯して、何故死ねるのか。せめて許す機会
を与えてくれたら良かったという。最後まで苦しめたまま
死んだことに、本当に私のことを娘だと思っていたらこんなマネ
は出来ないと告げる。

一人斎場の外で涙して放心状態のハヌルにドンハが近付く。
気が済むまで涙するが良いとし、疲れてしまった彼女を自宅の
ベッドまて運ぶ。親のことで罪悪感を持つなと声を掛ける。
ちょうどその時帰宅したゴンに、今のハヌルにはお前が必要
だとし、支えてあげるよう告げる。

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チングォンの死

全てが発覚した後に罪悪感に耐えられなくなったのか、それ
とも心気症が祟って、ついには心臓を圧迫してしまったのか。
チングォンの死が自殺なのか、そういった病によって死ぬ
つもりは無かったにも関わらず事故で亡くなってしまったのか。
その辺は謎のまま。

周りからは無責任にもこれからの事を色々と示唆していく

ゴンやハヌルに対して、決して別れるなと告げたり、または
ヒョジュの為にゴンを送り出してくれと頼んできたりと、
二人の決断を色々と揺り動かす周りの人たちの姿があった。

ゴンはチングォンの葬式へ

テウォンとの間で一波乱有るかと思ったけど、意外とあっさり
として、遺影の前ではおとなしいものだった。
精神的にずっと参っていた母・スヒョンはチングォンの死に
対しては意外と凛とした姿勢を見せていたな。

ヒョジュの退院

ヒョジュの件は完全に忘れられたかの如くなんか強引すぎる流れ。
退院出来るような状況ではないだろうし、普通医者が退院を許さ
ないだろうに。

でも生きることを諦めてしまったとする父の言葉を見ると、
亡くなったチングォンと同様のものが有ったのかも知れない。

水族館はやっぱり辞めない

ドンハと気まずいのではないかと思ったけど、ドンハはアメリカ
に研修に行くみたい。

命日の日にハヌルを海に連れて行くのではないかったと吐露
するドンハは最大の被害者なのかも知れない。

遊園地デート

ありがちな描写ではあるけど、流れとしたらやや強引に差し込
んだ感じもする。しかもあんまり楽しそうに見えない。
もう少し放送時間枠をとってゆっくりとした二人の時間を
持たせてあげたかったかな。

そこでゴンはハヌルに、しばらくの間、留守にすることを告げる。

その後・・・

数年後が経過したことになっていた。
ソンチャンとMJことマルチャの間に出産。
ドンハが髪の毛を引っ張られていたけど、陣痛で痛んでいた
のね。
それにしてもソンチャンとマルチャって一緒に居たという印象
が全く無いな。

最後のテコンV出動

オーストラリアまで届いたのか、タイミングよくゴンは帰国。
ヒョジュは手術に成功したのかな。
水槽を掃除しているハヌルと再会するけど、手話を使って
コミュニケーションを取っていたけど、何時の間に覚えたのか。


ソ・ゴン - コン・ユ (主人公)
ク・ヒョジュ - イ・ヨニ (心臓の病気)
ソンチャン - カン・ソンジン (ヒョジュの兄)
ギョンテク - イ・ギョル (ヒョジュの父)

ソ・ハヌル / パク・ヘウォン - ソン・ユリ (ゴンの妹)
カン・ドンハ - ナムグン・ミン (水族館)
テウォン - ユ・ハジュン (ハヌルの義理の兄)
チングォン - チョン・ドンファン (ハヌルの義父)
スヒョン - ソヌ・ウンスク (ハヌルの義母)
ソンギョン - イ・オンジョン (ドンハの部下、水族館)
マルチャ - (ハヌルの友達、水族館)


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