ベートーベン・ウィルス ~愛と情熱のシンフォニー~

演出/イ・ジェギュ

http://www.tv-tokyo.co.jp/beethoven_virus/


第2話 楽団キラー参上


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カン・マエがやってくる。迎えにいったルミだが、彼の我が儘
っぷりに天手古舞い。住む家さえ細かい指示をしてくる彼に
困り果てる。ゴヌの住む家の前で車を止めると、マエは一瞬に
して気に入り、勝手に家の中へと侵入しここに決めてしまう。
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いよいよマエがやってきてオーケストラが揃う。
しかしマエは素人相手に指揮を執れるかとして散々悪態を
つく。

なんかよく分からないのだが、これからやろうとしている公演
ってどんな主旨なのか?
別にマエを雇わなくても良いんじゃないかというくらいに
マエの悪態が目に余る。
しかも住む家を勝手に決めてしまうマエだけど、ここゴヌが
住んではいるけど彼の持ち家じゃないのに、勝手に決めて良い
のか?

どうするとマエは指揮を引き受けてくれるのか。
ルミとゴヌは彼の愛犬・トーベンが睡眠薬を飲んでぐったり
しているところに目を付け、楽団の一人・ホン・ジュンギが
獣医をやっていることから治療する変わりに指揮をとって
欲しいと契約を求める。元々金を受け取って契約しているのに
また契約をする意味がよく分からない。しかもゴヌは直前まで
こんな奴に良い音楽は作れないと言っていたのに、改めて
契約しろと迫るのはなんとなく不自然だ。

引き受けたモノのやる気はないマエ。
一応マエは楽器を弾いている姿を見て職業を当ててしまうこと
で彼の腕前を披露したことになるのか。

やる気が出たのは大学時代のライバル、ミョンハンがこの公演
に招待されたとの事。世界的な指揮者になった彼と比較し、
マエの現状は寂しい限り。大学時代に教授から、礼を尽くす
心と社交性が無い事を指摘されたが、才能の方はどうなんだろ
うね。

ゴヌは才能の片鱗を見せるかのように音のズレをエアコンの
温度を下げることで解決してしまった。しかしそんな微妙な
音を気にするほどレベルの高い楽団でもない気がするのが欠点
か。しかも音のズレが治ったのかどうかもセリフの中でしか
分からないという事で、音楽的な変化が分からないのが残念。

まさにマエは年上相手にももの凄いモノの言い方。
ヘレンケラーを見習えと言ったり、主婦のヒヨンにフンの塊
呼ばわり。確かにこんな奴が尊敬される訳ないよね。
でもこの楽団も練習中に携帯していたり、話も一切聞かない
楽団員の姿に素人とはいえ音楽を愛しているようには見えない
所がドラマとして不自然に映る。

カン・マエ (キム・ミョンミン) (40) マエストロ
トゥ・ルミ (イ・ジア) (26) バイオリン/市役所
カン・ゴヌ (チャン・グンソク) (24) トランペット/警察官
キム・ガブヨン (イ・スンジェ) (65) オーボエ
ペ・ヨンギ (パク・チョルミン) (37) トロンボーン
ハ・イドン (ヒョン・ジュニ) (17) フルート/高校一年生
チョン・ヒヨン (ソン・ソクスク) チェロ/大家
パク・ヒョクォン (チョン・ソギョン) 市役所先輩
市長 (イ・ハヌイ)
ホン・ジュンギ () クラリネット

チョン・ミョンハン () マエの大学時代のライバル

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