ベートーベン・ウィルス ~愛と情熱のシンフォニー~

演出/イ・ジェギュ

http://www.tv-tokyo.co.jp/beethoven_virus/


第18話 始まりの終楽章


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マエの元に国際郵便が届く。ドイツのミュンヘンフィルからの
速達便だった。マエを雇いたいという申し出。かつて彼の崇拝
する指揮者が所属していたこと。彼と似たような性格にある
マエを使って立て直しのために呼び出された格好だった。
そんな国際的な姿に、ゴヌはマエの事を別の世界の人みたい
だと告げる。
ゴヌはマエにもっと勉強して経験を積めば、再び弟子にして
くれるか尋ねると、数々の厳しい条件をクリアすれば考える
というのだった。
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いよいよ最終回。
ドラマとしての興味は、どんな別れ方をするのかという事と
今後それぞれの団員たちはどのような活動をしていくのかと
いう所だろうか。

マエが色んな人に気配りできるようになった一面と、彼らしさ
を描いた一面の両面が垣間見られた。
チェロ奏者で主婦のヒヨンに対しては、毎日継続して演奏する
様告げる辺りは、随分彼の性格が丸くなったことが伺えると
共に周りへの配慮が描かれる。

送別会はやらないと言っていたマエが、最後に"ガチョウの夢"
を公演で指揮する為にみんなを呼び出す辺りも以前なら考えら
れない事。餞別の意味が有ったのかな。歌謡曲を指揮させる
事への申し訳ない気持ちがゴヌの中に有ったけど、最後に強引
に指揮させる辺りは、そんな遠慮も吹き飛んでいたな。

ルミとの関係は良く分からないまま。
しかし別れるときに貧乏時代にベートーベンの生家で購入した
という指輪を手渡す。写真を残されるのは嫌だというマエ。
随分照れ屋さんなのか。
ルミは作曲のワークショップの仕事をゲットし安泰組の一人か。

ヒョクォンは一度は楽器を売るも奥さんが買い戻していた。

イドンはガブヨンとの別れは済んでいたものの、手紙が残って
いた。そこには遺産の半分を渡すというのと同時に、イドンの
成長を見守ることで生き甲斐にしていきそうな感じだね。

それ以外のメンバーは特に描かれていなかった。
ゴヌとかヨンギ辺りは、貧乏マウスフィルを率いてはい上がる
為に活動をを続けるのか。

最後の公演で市民に音楽の素晴らしさを訴えて、市響の存続を
求める活動を行うと共に市長の退陣を求める。

ちょうどその日はマエがドイツに経つ日という事で、最後に
指揮を頼むも難しい状況。しかし戻って指揮するという流れは
有る意味目に見えていたかな。最後はもの凄く豪華なコーラス
付きのオーケストラになっていたな。

カン・マエ (キム・ミョンミン) (40) マエストロ
トゥ・ルミ (イ・ジア) (26) バイオリン/市役所
カン・ゴヌ (チャン・グンソク) (24) トランペット/警察官
キム・ガブヨン (イ・スンジェ) (65) オーボエ/元プロ
ペ・ヨンギ (パク・チョルミン) (37) トロンボーン/キャバレー
ハ・イドン (ヒョン・ジュニ) (17) フルート/高校一年生
チョン・ヒヨン (ソン・ソクスク) チェロ/大家
パク・ヒョクォン (チョン・ソギョン) コントラバス/市役所先輩
コン・チャンベ (イ・ハヌイ) 市長
ホン・ジュンギ () クラリネット

チョン・ミョンハン () マエの大学時代のライバル
ソ・ヘギョン () ソリスト
ファン・ヨンヒ ()

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