シンデレラマン

演出/ユ・ジョンジュン
脚本/チョ・ユニョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/cinderella_man/


第2話 スタートライン

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クラブで乱闘騒ぎを起こしていたデサンはジュニは偶然出会う。
二人は追っ手から逃れるために車で逃走。途中、セウンの車に
ぶつかりそうになる。
人気のないところに車を止めると改めて似ていることに驚きを
感じるデサン。ジュニは俺の名を語って詐欺を働いたのは何度
目か?と先日のデパートでの顛末を語り始め、訴えると告げる。
ジュニの態度に憤りを感じたデサンはジュニの腹を殴り、
間違ってあてがわれたジュニの服を脱ぎだして叩き返す。

ジュニはアン執事に迎えに来て貰う。アンはジュニにこれ以上
人工弁で生き存えるは難しく、心臓移植しか助かる道が無い
事を告げられる。
ジュニは執事に自分は双子なのか?自分は何処で生まれたのか?
と尋ねる。実の母親が生きている事も知らなかった事でジュニ
は急に自分の事をよく知らない事に気に掛かっていた。アン
執事は生まれたとき近くにいたので双子の存在を否定する。

継母ソニョンは息子のジェミンにジュニの所有する株の件は
どうなったのか尋ねる。
ジェミンはその頃ジュニを尋ねてパリを訪れたときのことを
思い出していた。ジュニから父親の実の息子は兄ではなく僕
だったという事を聞く。父親がパリに追い出したときには自分
の方が愛人の子だと思ったという。過去の事情は重要ではない
とするジェミンだが、ジョニは兄が20年以上真実を隠して来た
事に裏切り者として認識していたのだった。

ジュニは病院に行き担当医のソンに逢う。移植の必要性を言わ
れ母方の遺伝で有るために家族の病歴を調べれば原因が分かる
かも知れないとのこと。

パク氏の元に行くデサン。そこでデサンには店舗"坊ちゃん"を
出す際にイ社長から多額の借金をしていた事を問い詰められる。
クッスンもやってきて、店だけ貰っておいて金を返していない
事や、その事実をユジンに話していないデサンを叱り飛ばす。

一方ユジンは父親が手書きしていた納品書を頼りに、借金の
回収や納品を求めに行く。しかしサモクからは、借金は既に
相殺されている事を告げられ、一方では工賃を払っていない事
を理由に差し出しを拒否される。イ社長には返すものが有って
も受け取るものは無いと言われる。

セウンはエレガンスに呼び出されて店を訪れる。
レディースブランドの新たな立ち上げを行うという。これまで
とは違い庶民的な服を作ると言うが、セウンは安っぽい服を
作ることに抵抗感を覚え、自分でなくても良いですよねとやん
わり断る。セウンはチョンダム洞に自分のショップを出したい
と思っている旨を伝える。しかしエレガンスからは、これは
ソフィアアパレルとの共同企画であり、ソフィアに興味を持って
いたではないかと説得する。
そんな話し合いの中、ソニョンがエレガンスの店にやってくる
事でセウンと鉢合わせする。久しぶりの再会の二人。セウンは
ジェミンの近況を尋ねる。今度家に遊びに来てとソニョンは伝
える。
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ドラマとしては双子の兄弟が早くも出会う場面が演出された。

クォン・サンウがドラマ上でクレジットされていると、つい
どの段階で服を脱いで肉体美を見せるのかが気になってしまう。
それが早くも二話目で訪れた。殆どもうネタの様な状態になっ
ているな。
女性の水着姿には厳しい世間の視線が存在しつつも、韓国ドラ
マの男性俳優の登竜門は脱ぐことが必須である様子。

デサンの方は元気溌剌さ加減を振りまいているが、ジュニの方
には心臓に疾患が存在している。母方の遺伝との事なので、
今後デサンにも重要な病が発覚してしまうのか。
デサンの機動力を発揮してジュニの変わりに社内に潜り込んで
ジュニの出生の秘密を探っていくことになるのかな。
当然そこにはデサンにとっても当事者であるという事が明ら
かになるので複雑な心情が生まれてくることは必至だ。

男女の絡みが気になってくるところ。
デサンにはユジン、ジュニにはセウンという女性が存在している。
互いに一人の女性を奪い合うとか、男性を奪い合う様なシチュ
エーションが考えられるが、現在の所その兆候は見られない。
ただすり替わっている内に、勘違いして愛に発展していく可能性
は存在しているね。
残念ながら長男・ジェミンはこの輪に入れず、論外である事は
明らかだけどね。

デサンは言葉巧みに上手く商売を展開した。
東大門育ちの男の生きる為に得たスキルのようなものか。
この辺の話術や人に取り入ることが上手そうな役柄なので、
潜り込んでいくと思われるソフィアでも上手くやっていけそうな
感じもする。しかも同じ職業だしね。

デサンの仕事の付き合いでクッスンの夫らしき人物にイ・デヨン
さん出演。ドラマ「復活」でギド役を演じていたし、映画
「ダンサーの純情」では怪しげな出入国管理3課の刑事役みたい
な形で出演していたね。
役名はパク氏としか書かれていなかったけど。

イ・ジェミン …… ソン・チャンウィ (長男)
オ・デサン …… クォン・サンウ ("坊ちゃん"の店員)
イ・ジュニ …… クォン・サンウ (次男)
チャン・セウン …… ハン・ウンジョン (財閥モア)
ソ・ユジン …… ユナ (デザイナー志望)

カン・ジュオク …… チョン・ヘソン (ジュニの祖母)
オ・ソニョン …… ユ・ヘリ (ジェミンの母、後妻)

アン …… アン・ソクファン (執事、冒頭で赤ちゃんを連れて行く)
エレガンス・カン …… イ・ビョンジュン (セウンの先生)
ユン・ウニ …… イ・ギョンジン (ユジンの母。倒れる)
イ・クッスン …… チャン・ジョンヒ (婦人服"オードリー"主人)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィアの面接官)
イ・ヒョンジョン …… キム・ミニ (ソフィア・デザイン長)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィア)

マ・イサン …… チョンウ (大陸総合サービス、借金取り)

ヤン・マダム …… パク・チュヒ (ホステス、テボンが売り込み)
ユ・ジョンヒ …… イ・イルファ (ジュニの母)
イ・ガンイン …… アン・ネサン (ジュニの父親・故)

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