コーヒープリンス1号店

脚本/イ・ジョンア、チャン・ヒョンジュ
原作/イ・ソンミ


第11話 それぞれの葛藤


いよいよウンチャンの正体がハンギョルにバレる話し。

話しの流れからすると冒頭のラブラブモードの電話通話から
始まるために、終わる頃には喧嘩している状況なのは有る程度
予測は出来るのだが、ハンギョルの暴走に近い怒り方には
イマイチしっくりと来るものがない。
この人喜怒哀楽がもの凄くハッキリしているね。

日本語吹き替えのせいなのかもしれないが、突然大声を出す
ような怒り方は、見ていて恐いものがある。アメリカでは
相当嫌われそうだ。ウンチャンが特に子供っぽい役柄な
だけに、なんか虐めているしか見えないところも難点。

なんだかんだ言って自分の気持ちを確かめるべくキスする辺り
が、このキャラクターの嫌らしい点なのかもしれない。

自分ばかりが被害者である点を強調しているハンギョル。
お前のために捨てた物が大きいような事を語っているが、
捨てたと言っているのはプライドの事なのか? 何にも捨てた物
など無いのに、ウンチャンばかりが悪者のように怒鳴りつける。

こんな関係疲れるだけだろうに、ウンチャンは彼の何を好きに
なったのだろうか?

ハンソンとユジュも相当煮詰まっている。
ユジュの身勝手さ、ハンソンの身勝手さ。
この二人も互いに言い合う資格が無い感じがする所が、実に
苦しい展開だ。
ハンソンは容易に心を動かしたりする人物ではないために、
ウンチャンに心惹かれた彼の中から彼女を引き離すには
相当な時間が必要だという。
ハンソンもユジュを信じることが出来ず、ウンチャンを別れの
言い訳にして、本当は仕事のため、DKのためにアメリカに行こ
うとしているのではないかと疑いの目を向ける。
実に難しい展開だね。

そういえば今回は五月蠅いくらいハリムが怒っていたね。
この人、ハンギョルの味方だから彼の苦しみを代弁するかの
様な役柄だけど、他人がこの問題に介在するとまた野暮ったく
なる感じだね。

今回はハンソンとハンギョルの葛藤も凄かった。
ハンソンも知っていた事実を知らなかったわけだし、抜け駆け
しているように映ったのだろうか。

コ・ウンチャン (ユン・ウネ) 男みたいな女
チェ・ハンギョル (コン・ユ) 金持ちの息子だが・・
チェ・ハンソン (イ・ソンギョン) ハンギョルの従兄弟。放送音楽家
ハン・ユジュ (チェ・ジョンアン) ハンソンが好き
ホン社長 (キム・チャンワン) "王子コーヒー"店長。
ジン・ハリム (キム・ドンウク) 病院を営む家の一人息子
ウンセ (ユン・ヨンア) ウンチャンの妹
ファン・ミニョプ (イオン) ウンセに詰め寄るチンピラ
ノ・ソンギ (キム・ジェウク) ワッフル
ジヒャン (パク・ウォンスク) ウンチャンの母親
ミョンジェ () ハンギョルの実の父親

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