コーヒープリンス1号店 脚本／イ・ジョンア、チャン・ヒョンジュ 原作／イ・ソンミ

第12話 お前が女でよかった

最悪の状況から始まり、ようやく二人が理解し合う話し。

しかしこのドラマの中のキャラクターで理解できないのが
ハンギョルとユジュだ。
みんな自分のことしか考えていない所が嫌に映るところで、
他人に言う資格もないのに相手にばかりそれを求める。
これまでの韓国ドラマにはなかった人物像では有るが、決して
感情移入出来るキャラクターではない事は確かだ。

今回もやっぱりスタートは、欺しただの信じてもらえるだの
と言った話し合い。
同じ様な展開の繰り返しで、相手を全否定するような言い回し
っぷりがなんとも言えないけど、結局元の鞘に戻るのは明らか
であり、どの辺で妥協点を見出すのかが、ドラマとしての
興味深い点だ。

ついに社長・ハンギョルはウンチャンを追い出した。
ついでにホン社長まで。自分の身を犠牲にしてもハンギョルに
抗議するところが良い関係を物語っているね。
ミニョプにしてもソンギにしても、一見冷たそうだが、実に
暖かいハートを持った人たちばかり。

ハンソンとユジュもここ最近全く同様のセリフで言い争い。
ハンソンさんの笑顔の全ては私に向けられていると思って
いたのにって、この人何様って感じだけど、取りあえず
DKと共にアメリカ行きが無かった所は評価したいところ。
それにしてもユジュの肩口の虫さされがどうにも気になって
しまうのは私だけか。

ハンソンとハンギョルの関係はいち早く修復に向かう。
最初はハンソンからハンギョルに電話し、ウンチャンとの
出会いからの全てを語った。そしてハンギョルは自分も
ハンソンとユジュの隙間に入り込もうとしていた事に気がつき
自分の悪い部分も認めた格好だ。

ハンギョルとウンチャンの仲直りは、落とした栗を拾い集め
る場面。接近するまで互いに気がつかないというところが
ドラマらしい所だが、店が忙しいことをダシにして関係を
戻そうとする辺りが、ハンギョルらしいところ。

二人の関係は元に戻ったわけだけど、今後は実家との問題
が残っているのかな。

コ・ウンチャン (ユン・ウネ) 男みたいな女
チェ・ハンギョル (コン・ユ) 金持ちの息子だが・・
チェ・ハンソン (イ・ソンギョン) ハンギョルの従兄弟。放送音楽家
ハン・ユジュ (チェ・ジョンアン) ハンソンが好き
ホン社長 (キム・チャンワン) "王子コーヒー"店長。
ジン・ハリム (キム・ドンウク) 病院を営む家の一人息子
ウンセ (ユン・ヨンア) ウンチャンの妹
ファン・ミニョプ (イオン) ウンセに詰め寄るチンピラ
ノ・ソンギ (キム・ジェウク) ワッフル
ジヒャン (パク・ウォンスク) ウンチャンの母親
ミョンジェ () ハンギョルの実の父親

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)