ドラゴン桜 (勉強の神) 演出：ユ・ヒョンギ 脚本：ユン・ギョンア 原作：三田紀房（「ドラゴン桜」 講談社刊)

第16話 将来への道
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いよいよ合格発表の日。
インターネットに受験番号を入力するたち生徒たちは、それぞれ
に一次試験の合否を調べる。
ボングは外で待っているソクホたちの元に良くと、放心状態で
倒れてしまう。ソクホたちは合格したのかどうか尋ねるが、
話すことが出来ないボング。後から出てきたプリプはボングは
合格したことを告げる。プリプはどうだったのか?と問うと、
プリプもまた合格していた。
部屋の中に歩み寄るソクホとスジョン、そしてマリは、一人一人
に合否を尋ねていく。ベクヒョンも合格していたが、ヒョンジョン
は不合格だった。チャンドゥはどうだったのか?なかなか話そうと
しない彼に対して、ソクホは合格でも不合格でもないんだろう?
という。

スジョンは一体どういうことなのかソクホに尋ねる。
自分も鎌をかけただけだとしながらも、ソクホは先日彼が街中
でダンスパフォーマンスをしていたのを見かけて、そんな感じが
したことを告げる。チャンドゥも一年間勉強を熱心にすることで
自分の心に正直になれると思ったと告げる。

チャンドゥはみんなの前で事情を語る。
一度は受験も考えたが、それでも行きたい学部や学校が見付から
なかったという。望まないのにみんなが大学に進学するからと
言って自分もいくとい選択は間違っているという。進むべき道を
別に見つけたことを語る。
一方落ちたヒョンジョンもみんなの前で心情を語る。
今まで大学進学など考えたことも無かったが、特進で勉強する
うちに進学したい気持ちが強くなったこと。もう一年勉強し
来年は合格してみせると告げる。

ソクホみ生徒たちに対して、どんな決断であれ、どんな結果で
あれここまで頑張れたことは人として成長したことを意味する
と告げる。チャンドゥもヒョンジョンもきっと上手くいくとし
慰めの言葉をかける必要は無いと告げる。彼らは決して敗者
ではないと。

ソクホはすぐに論述試験のための対策を勉強するとし、チャンドゥ
とヒョンジョンは帰宅しろと告げる。ベクヒョンらはこんな
別れ方は嫌だとするが、チャンドゥらがそれを止め、気持ちは
うれしいが俺たちのことを思うならば残って勉強するよう告げる。
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いよいよ生徒たちの人生を左右する合否の決定が発表される。
5人全員を天下大に合格させない限り、ソクホはここを立ち去る
と約束していたが、果たして合格するのか?

まぁ無難な結果に落ち着いたかなという感じのオチ。
逆に一年真剣に勉強したからといって、韓国最高学府に合格
することなどありえないという感じは、日本版でも韓国版でも
変わらないものが有った。

ただドラマとしては合否が重要ではないとしている通り、結果
以上に意識の変革がなされた時点で、勝利者なんだろうけどね。
またドラマでは生徒たちだけでなく教師たちの間にも影響を
与えられる辺りがよく出来ているところだ。

プリプとボングは天下大に進学した事。
ベクヒョンは進路を変えて、太平大なる漢方医大を希望したこと。
ヒョンジョンは再度一年間勉強する訳だけど、また一年の勉強
を考えると、かなり辛い事だね。みんながいてこそ支えられた
部分も有るしね。
チャンドゥはよく分からないオチ。
もともとよく音楽を聴いている人だったけど、突然ダンスに
目覚めたのか。一年たったら再度進学するかどうかを決めると
したけど、一年勉強から離れるとまた一からやり直すのは
モチベーション的に大変そうだ。

ソクホが学校から去るというのも、彼は教職者ではないし予想
通りではあるけど、別れというのは辛いものだね。
ソクホにアプローチをかけるのはマリなのかスジョンなのか
というところだったけど、結局恋愛的アプローチは無かった。

しかしマリがソクホに感化されて自分が特進を率いている姿
が有ったり、スジョンはソクホの様な受験英語を教えるのでは
なく、学ぶ楽しさを伝える教師となった。