大韓民国弁護士 (MBC:2008年7月9日〜) 脚本／ソ・スキャン 演出／ユン・ジェムン http://www.kntv.co.jp/prog/dra/p0353.php

第1話 彼らの縁
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2002年。
大手弁護士事務所"デポ"で経理で働くイギョンは、親友の結婚
式のために仕事を抜けだしシザースホテルに向かう。
イギョンの親友・エリはプンシン女子商業高校の同級生で、
無二の親友。人気女優として大成するが人気絶頂の最中に、
実業家のミングクと結婚する。イギョンは二人の結婚を暖かく
見守る。

2008年・夏。
裁判所ではイギョンは弁護士として裁判所にいた。相手は法曹
界の大物だが、細かいミスを突いて上手く勝訴した彼女。
裁判所から事務所に戻る彼女は、事務長が注文した名刺を取り
にいき愕然とする。その名刺には"離婚専門おばさん弁護士"と
いう肩書きが書かれていたのである。事務長のオッキは、L.A
では名刺に専門を書くのは当たり前だとするが、おばさんと
書かれたことに憤怒するイギョン。オッキによると未婚の女性
弁護士に離婚の相談など来るわけがないというのである。

一方ミングクは新しく開発したファンドの為に銀行の頭取と
逢うことになっていた。急遽ヘリコプターを使って現場へと
足を運ぼうとするが、部下達の不手際な一面にイライラ。
しかも奥さんがデポに言ったと聞いて再び引き返すハメになる。
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★親友や元彼と離婚財産分与裁判の件で敵対する

テレビ埼玉の編集のためなのか、過去と現在の映像の切り替わり
が多くて状況がよく分かりづらいドラマ。
俳優人の顔を覚えるまでは我慢の子か。
元彼ピョンとイギョンが何故6年間離れたのかとか、突然経理の
女の子が弁護士になった理由など、全く良く解らない状況で
とにかくドラマの本題にいきなり入ってしまったかのよう。
相手が大手弁護士事務所のテボだと聞いて誰も味方してくれる
ような人が居ない中で、たまたま弁護士バッジを付けたイギョン
に白羽の矢が立った様子。

★相変わらず主人公の女性は激しいパーマネント姿

韓国のコメディ色の強いドラマの女性は時々日本の価値観には
ないような激しいパーマ姿で登場する。
そんな主人公を演じるイギョン役のスギョンさんも、激しい
パーマ姿。スタイルが良く本当に細長い。肌が綺麗で黒い髪の毛
によく映えている。

★芸能マスコミが逐一この離婚の件を追っている。

ドラマ「アグリー・ベティ」のピエールみたい。
設定としては「真実と嘘」という番組内で紹介されているよう
だ。

★大韓民国弁護士

気難しい名前のドラマだけど、恐らくこのドラマの主人公の
一人がハン・ミングクという名前なのでそのようなタイトルに
なったのだろう。韓国人が応援の時によく叫ぶ"テーハミングク"
は大韓民国という意味が有るので。来月からフジテレビの午後枠
で始まる「私の名前はキム・サムスン」とか、最近は名前で
引きつける傾向にあるのか?

★名前といえば・・・

韓国人の名前は本当に面白い。
このドラマでもオッキ、ピョン･ヒョク、ゴス、ヨンタク。
単純に響きだけ聞くと名前ではないような感じ。
スジンなんての日本人にとっては典型的な韓国人の名前だし
エリなんてのは日本視聴者向けに付けられた名前なのかな。

★男優の裸でシャワーシーン

お約束だけどやっぱり有る。女性視聴者向けのサービスカット
なのか。韓国では女性は水着さえ許さない雰囲気だけど、男性
は必ず肉体をひけらかすのが定番。

★空白の6年間。

結婚式の時とは6年間が過ぎている設定。
ミングクとエリとの間の時間だけでなく、イギョンとピョンの
間でも時が流れている。テボに努めていた頃に弁護士と事務員
の関係で同棲していたようだ。一緒に住んでいた家の資産価値
が突然9億5000万ウォンになったという事で、ピョン名義の自宅
をイギョンが自分の家だと大声を張り上げてごねり倒す。
そして二人は財産分与裁判ではライバル同士になった。
しかし事務職の女性が突然弁護士になりたいと思ってなれる
様な職業でもないよな。

ハン･ミングク …… イ･ソンジェ (資産金融グループ代表)
オ･リュドン（30歳） …… ソン･ドンイル (ミングクの忠実な秘書)
コ･ギョンヒ（50代後半） …… パク･ウォンスク (ミングク母)

ウ･イギョン …… イ･スギョン (29歳、新米弁護士)
オ･オッキ（42歳） …… イム･イェジン (弁護士事務長)
ウ･ソッコ（53歳） …… イ･ヒド (イギョンの父親)

イ･エリ(29歳) …… ハン･ウンジョン (29歳、女優)
ペ･スジン（30代） …… カン･ソンジン (芸能記者)
ムン社長（40代） …… チョン･ウンピョ (マネージメント会社社長)

ピョン･ヒョク(34歳) …… リュ･スヨン (大手法律事務所“デボ”)
チェ･ゴス（50代） …… イ･ホジェ (法曹界の大物)
オ･ヨンタク（40代） …… チョン･ホグン (パートナークラスの弁護士)
チェ代表の秘書（20代） …… イ･セナ (ピョン･ヒョクに思い)

ハンコ屋主人 …… チョン・ジェジン

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)