大韓民国弁護士
(MBC:2008年7月9日〜)

脚本/ソ・スキャン
演出/ユン・ジェムン

http://www.kntv.co.jp/prog/dra/p0353.php


第9話 50秒のあと

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ミングクはイギョンとピョンの二人が同棲している事実を知り
すぐにエリを呼び出す。エリがイギョンのアパートにやって
くるとミングクは彼女に対してもグルなのか?と問い詰める。
三人で結託してオレから1000億ウォンを巻き上げようとしてい
たのかとするが、エリは何も知らないという。偶然だったと
いうピョンだが、こんな偶然が何処にあるとして話を聞こうと
しない。法律書の上に腰掛けるミングクを非難するイギョン
だが、彼は彼女に侮辱したのはあんたたちだとして呆れ返る。
イギョンは決して恥じるようなことはしていない事を訴え、
もう関係を終わりにしましょうと告げ、エリには友人関係の
終わりを、ピョンには元彼としての関係を、ミングクには
依頼人としての関係を解消しようと告げる。
エリは涙を流しながら部屋を後にするが、すぐにピョンが追っ
ていく。一方部屋に入ってしまったイギョンに対してミングク
が語りかける。こんな仕打ちは無いだろうと。
しかしイギョンは依頼を受けて同居したのではないことを告げ
る。

一方エリはピョンに対して、相手側の弁護士を愛していたのね
として、法廷ではどちらの側に付くつもりだったのかとピョン
を責める。彼女は親友だったが、両方を失ったと彼女は告げる。

ミングクはイギョンにオレは単なる依頼人だったのか尋ねる。
単なる依頼人ならば降りていたし、こんなリスクの有る行動は
取らなかったという。隣にいたかったとして、貴方が・・・と
言いかけると、ミングクは他の弁護士とは違うと信じていたのに
馬鹿だったとして部屋から出て行く。

翌日"デポ"に足を運ぶミングクはヨンタクに会いに行く。
エリはピョンのオフィスを訪れ、解雇することを通達する。
そして彼に預けていた裁判を有利にするための婚前契約書を
返すことになる。

ミングクはヨンタクに、二人が同棲しているとメールで告げた
根拠は何処にあるのか尋ねる。すると不動産の訴状を見ると
二人の関係が分かるという。二人は6年前に同棲していたが、
突然ピョンが出て行きアメリカに渡ったこと。不動産の名義は
ピョンのものだが、その後の不動産の借金はイギョンが支払っ
ていたこと。現在の状況はピョンの不法侵入であり、イギョン
を追い出そうとしていること。愛しているならば訴えることは
しないはずで、今の彼女は彼の首を絞めたい気分ではないかと
いうものだった。
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義母に対する念書が勝つのか、婚前契約書が勝つのか。

なんだか良く解らないドラマだが、ミングクとエリの間には
婚前契約書らしきものが存在するらしい。その事をミングクは
忘れているみたいだ。
夫婦間での事は夫婦間で交わしたことの方が優先されるのか。
エリが強気に出ていたのはこの事があったのね。
その内容はどんなものなのだろうか。

相変わらず自己主張が強い韓国人

イギョンの訴えも分からないでもないが、確かに彼女は相手
弁護士と同棲していた事実は存在する。幾らでも回避するための
行動は出来たにもかかわらず、それを怠り依頼人から失望される
だけの理由は存在しているにもかかわらず、私は悪くないと
ばかりにごり押しする。

エリのごり押しもまた相手に責任を求める韓国人の特性

イギョンに裏切られたと感じるエリ。そして全ての責任は
ミングクに有ると訴える彼女。しかし過去のエリとイギョンの
関係を聞いてみると、エリはイギョンの事を高慢な態度で
使いっ走りのような事をしていたらしい事が分かる。自らは
反省せず被害者としての一面ばかりを抽出する。

全ての問題はイギョンの中途半端な態度

未だにピョンと同棲している意味が分からない。
ピョンの厚かましい態度にも腹が立つもの。
こんな状況でミングクの事が好きだというのもまるで説得力が
無い。弁護士にまで手を出すミングクを見ると、エリに優しく
する行動自体に何処か違和感を覚えてしまう。
なんとも微妙な心情が流れるドラマだ。

念書がマスコミに流れた件の真相。

全てはミングクの母が起こした行動である事が発覚。
あれだけ人を疑い大騒ぎだったエリも、他人を疑ったことに
対する謝罪も一切無い。"あっそう"くらいの感覚。

リュドンはオッキに疑われる。

今回の同棲の件が発覚した流れをオッキはリュドンが告げ口
したものだと考えている。彼のことを薄っぺらい人で口が軽い
人だわと告げるオッキの誤解を解くことが出来るのか。

ハン・ミングク …… イ・ソンジェ (資産金融グループ代表)
オ・リュドン(30歳) …… ソン・ドンイル (ミングクの忠実な秘書)
コ・ギョンヒ(50代後半) …… パク・ウォンスク (ミングク母)

ウ・イギョン …… イ・スギョン (29歳、新米弁護士)
オ・オッキ(42歳) …… イム・イェジン (弁護士事務長)
ウ・ソッコ(53歳) …… イ・ヒド (イギョンの父親)

イ・エリ(29歳) …… ハン・ウンジョン (29歳、女優)
ペ・スジン(30代) …… カン・ソンジン (芸能記者)
ムン社長(40代) …… チョン・ウンピョ (マネージメント会社社長)

ピョン・ヒョク(34歳) …… リュ・スヨン (大手法律事務所“デボ”)
チェ・ゴス(50代) …… イ・ホジェ (法曹界の大物)
オ・ヨンタク(40代) …… チョン・ホグン (パートナークラスの弁護士)
チェ代表の秘書(20代) …… イ・セナ (ピョン・ヒョクに思い)

トンケ …… チョン・ジュノン (コーヒー屋台。スパイ?)
チョン・イマン …… キム・ビョンマン (中華料理店配達)
ヤン・スンド …… クォン・テウォン (ミレ航空学院・院長)
--- …… キム・ソンギョム (プンシン女子商業高校の校長)

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