大韓民国弁護士
(MBC:2008年7月9日〜)

脚本/ソ・スキャン
演出/ユン・ジェムン

http://www.kntv.co.jp/prog/dra/p0353.php


第10話 ダメな理由だらけでも

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ミングクの問いかけにYESと答えたイギョン。そのやりとりを
見ていたピョンはミングクにこれからは黙っていないと告げる。
エレベーターに一緒に乗り合わせていた芸能記者スジンは、
特ダネの臭いがするとしてミングクと同時にイギョンの徹底
監視をすることになる。

イギョンはピョンから食事に誘われていく。彼はミングクの
弁護を辞めろと迫る。間違いなく彼に傷つけられるというのが
理由だったが、その決断は私が決めることであり、依頼人が
やめろと言わない限り辞めない事を告げる。
ピョンは不動産の訴状の件について、もしかしてこの電話を
根拠に自分の家だと言っているのか?と尋ねる。イギョンが大事
に持っていた携帯電話。しかし取り返そうとしてピョンは鍋の
中に携帯電話を落としてしまう。
携帯の留守録の中には、彼がアメリカに発つ日にイギョンに
宛てたメッセージが吹き込まれていた。泣かれると面倒なので
話さなかったというピョン。結婚を待ち続けているお前にうん
ざりだとして、家はお前にやるとしてプレゼントだと言った
メッセージが吹き込まれていた。

イギョンはピョンにすぐに家を出て答弁書に返信する様要求する。

翌日イギョンが出社するとミングクが頭痛で悩まされていた。
彼女が落ち込むのを見てミングクはその理由を聞く。すると携帯
電話が壊れたことを告げる。それくらい買ってやろうかというが
9億ウォンのものだという。
ミングクはその携帯電話が気になり、イギョンのオフィスに誰も
居ない時を見計らって見に行くが、極普通の古い携帯電話だった。

ピョンの元に不動産屋から電話があり、不動産を買いたいという
人が居るという。会いに行くとなんと待っていたのはミングク
だった。
一方イギョンはエリを心配して彼女のアパートを訪れる。
もう家にまで来ないでというエリ。イギョンは彼女に代理人が
見つかったのか尋ねる。ミングクには代理人はすでにいる事を
告げ、自分が継続して弁護を引き受けることになったと告げる。
混乱させておいて親切ぶるなと告げるエリに対して、本当の要求
は何なのかを尋ねるイギョン。それは本人に告げるという。
エリに対してマスコミを操作してミングクを傷つける真似は
しないで欲しいと告げる。
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いよいよ裁判が始まる。

ミングクが再びイギョンを雇ったのを知って、結局エリもまた
ピョンを雇う。
裁判のシーンが少々陳腐な感じは受けるが、いよいよ本題に
入ったと言うことでどうなることか楽しみ。
第一ラウンドでは、原告が婚前契約書の存在を出して主導権を
握った。被告側は落書き程度のものだとするが、ミングクが
自分で書いたモノだと言ったことで圧倒的に不利な状況。

念書の効力が強いのか、それとも走り書きの婚前契約が勝つか。

念書に関しては確かに本人同士の契約ではないという不利な状況。
ただし自分でサインした事や、弁護士立ち会いの元でサイン
しているものなので、コチラの方が証拠能力は有りそうな気が
するんだけどね。
念書がなければ婚前契約も書かなかったとするが、エリが書いた
婚前契約書の中で財産分与にまで触れている点は、確かに最初
から金も目的に有ったのではないかと疑われるのも無理はない。

正式な契約書ではあるが、無効だと訴える原告。

日本が朝鮮を併合したのとはまた訳が違うわけだし、これを
強制させられたとするのは流石に無理がないか。一応選択肢は
有ったわけだし。一応本人のサインがしてあれば契約は成立
されるものなのかな。

イギョンの持っていた携帯電話の謎が明らかになる。

ピョンが家を譲ることが語られていたし、彼女と別れることも
ハッキリと言っていたにもかかわらず、後になって手放すのが
惜しくなったとして主張する辺りは如何にも韓国人っぽい。
このドラマの中で一番見ていて腹が立つのがこのピョンだよね。
携帯電話まで勝手に持ち出し、更には鍋に落とすという醜悪な
態度。なんとか展開上、この人物にペナルティが与えられる展開
になる事を望むのだが・・・

ミングクとイギョンの関係は近づいていく。

しかし未だに気持ちが悪いくらい誠実な付き合い。
エリと一緒に居た頃、本当にそんなに悪い奴だったのかという
気がしてならない訳だが・・・

ハン・ミングク …… イ・ソンジェ (資産金融グループ代表)
オ・リュドン(30歳) …… ソン・ドンイル (ミングクの忠実な秘書)
コ・ギョンヒ(50代後半) …… パク・ウォンスク (ミングク母)

ウ・イギョン …… イ・スギョン (29歳、新米弁護士)
オ・オッキ(42歳) …… イム・イェジン (弁護士事務長)
ウ・ソッコ(53歳) …… イ・ヒド (イギョンの父親)

イ・エリ(29歳) …… ハン・ウンジョン (29歳、女優)
ペ・スジン(30代) …… カン・ソンジン (芸能記者)
ムン社長(40代) …… チョン・ウンピョ (マネージメント会社社長)

ピョン・ヒョク(34歳) …… リュ・スヨン (大手法律事務所“デボ”)
チェ・ゴス(50代) …… イ・ホジェ (法曹界の大物)
オ・ヨンタク(40代) …… チョン・ホグン (パートナークラスの弁護士)
チェ代表の秘書(20代) …… イ・セナ (ピョン・ヒョクに思い)

トンケ …… チョン・ジュノン (コーヒー屋台。スパイ?)
チョン・イマン …… キム・ビョンマン (中華料理店配達)
ヤン・スンド …… クォン・テウォン (ミレ航空学院・院長)
--- …… キム・ソンギョム (プンシン女子商業高校の校長)

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