フルハウス (2004年、KBS) 監督／ピョ・ミンス 脚本／ミン・ヒョンジョン

第2話 サイテー男の純愛

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行くところの無いジウンは自宅の玄関の前で座っていると、
この家のオーナーとして新しくやってきたのはヨンジェだった。
ここは私の家だったと訴えるが書類に不備はないとするヨンジ
ェの方に部があり、友達が通帳と家を売り払ってしまった事を
告げるが、全く関心のないヨンジェは家から出て行くよう告げ
る。小説を書いているので版権や著作権の全てを与えるので、
まずは小説を見て欲しいと告げるが、全く聞こうとせず彼女を
追い出す。
一晩を家の庭で過ごしたジウンは風邪を引き熱で倒れる。
ヨンジェは心配して家の中で看護するが、それにつけ込みジウ
ンは家に居座ろうとする。
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特にこれといった目新しさもなく、典型的な韓国ドラマと言っ
た感じ。
ヨンジェとミニョクは血の繋がりは無いものの、兄弟のように
呼び合っているし、その関係の中にヘウォンが入り込んでいる
といった感じの内容だ。

ヨンジェはヘウォンが好きで、ヘウォンはミニョクが好き。
ミニョクの気持ちが何処にあるのかはよく分からないが、
ヨンジェがヘウォンを好きなのを知って、敢えて女性として
見ないようにしているとかそういう関係があるのかな。

意外と驚かされるのがみんな不躾な言葉を投げかけるし、幾ら
友人同士であっても失礼な態度ばかりとっている事だ。

ミニョクはヘウォンと酒の飲んでいるのに近くで飲んでいる
女性に声をかけて何処かに消えてしまうし、ヨンジェと食事
しているヘウォンはミニョクから電話が掛かってきただけで
大した用事もないのにそちらを優先して食事の途中に出て行っ
てしまう。

創刊記念パーティーの場で、ミニョクがヘウォンに対して
お前のことは妹としか見られないといったまでは良いけど、
ヨンジェがお前のことを好きだといった後のヘウォンがヨンジェ
にそれを聞きに行くときの態度がホント不躾でムカツク。
そんなヨンジェがジウンにキスするというのも失礼な話だが
こんなシーンから恋が生まれていくという事を描きたいのだろ
う。

相変わらずイニシアチブは男性側が持っていて、ジウンの事を
ヨンジェが都合良く転がす役目。そんなヨンジェの都合の良さ
を押し隠すために、自らはヘウォンに片思いしている感じがす
る。

ジウンの家って相当田舎に有りそうな感じだが、スターの芸能
人が何故こんな田舎に中古の家を買ったのか意味不明だ。

ハン・ジウン (ソン・ヘギョ) 小説家
RAIN (ピ) (イ・ヨンジェ) 芸能人
キム・ソンス (ユ・ミニョク) メディア企業本部長
ハン・ウンジョン (カン・ヘウォン) ヨンジェたちの幼馴染み
シン・ドンウク (カン・トハン) 元銀行員。ジウンの友人
ヒジン (イ・ヨンウン) ドンウクの彼女。妊娠

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)