フルハウス
(2004年、KBS)

監督/ピョ・ミンス
脚本/ミン・ヒョンジョン


第16話 君さえいれば


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ヨンジェはメモを残してジウンが寝ている間に出て行く。
ジウンはミニョクと会うとその事実を告げる。また会えばいい
というミニョクに対して、それまでどうやって待てばいいのか
と戸惑うジウン。あの人と一緒にいてもそんなに良いことが
起こるわけではないのに、それでも傍にいないと気が気でない
というジウンはミニョクに私のことを待たないでと告げる。
家に戻ると何故かヨンジェが庭にいた。
出て行ったのではないのか?そう告げるジウンに対して、言い
忘れていた事、そして渡したいものがあるという。いつも
大事な瞬間になると手放してきた自分に腹が立つというヨン
ジェはこれ以上我慢が出来ないとして、結婚しようと指輪を
手渡す。急にそんな事をいうなんて変だというジウン。今朝の
メモの中ではミニョクと上手くやれと言ったのにと、ヨンジェ
の心境を図りかねていた。
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一度のプロポーズでは上手くいかず、結局最後はヨンジェが
何度も告げることになるというやや歯切れの悪い展開では有っ
た。
特にジウンはこの言葉を待っていたような感じなのに、それを
一度は断るという行動がイマイチ理解できない。

ドラマとしてはジウンが今までヨンジェにやられた仕打ちを
そのまま仕返しするという展開を用意しているわけで、
家政婦として雇ってあげるとジウンに言わせたかった展開なの
かもしれない。
ただそのお陰で、ヨンジェがマジックランドに呼び出したり、
食事に誘ったり、キャンプに誘ったりと随分引き延ばした感じ
がする。
まぁ最後に一番ムード有る展開は用意できたけどね。

最後にジウンがこれまで描いてきた小説が何なのかが明らかに
なる。"家政夫と私"。
しかし途中でPCの電源を切ってしまうことになるが、過去にも
全く同じエピソードを使っていたよな。
ジウンは大事な文章だと言いつつも何で保存しておかないん
だろうか。これぞニワトリという所以なのだろうか。

ハン・ジウン (ソン・ヘギョ) 小説家
イ・ヨンジェ (RAIN (ピ) ) 芸能人
ユ・ミニョク (キム・ソンス) メディア企業本部長
カン・ヘウォン (ハン・ウンジョン) ヨンジェたちの幼馴染み
シン・ドンウク (カン・トハン) 元銀行員。ジウンの友人
ヒジン (イ・ヨンウン) ドンウクの彼女。妊娠

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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