ヒーロー
HERO

演出 キム・ギョンヒ/イ・ドンユン
脚本 パク・ジスク

http://www.oricon.co.jp/hero/


第1話 熱血記者、チン・ドヒョク!
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テレビ局にゲスト出演者だと装い、マンデーソウルの記者たち
が一斉にやってくる。警備員に止められる中、記者の一人が
倒れたフリをして警備員の気を引き付けたところで、ドヒョク
は一人テレビ局へと潜入する。
テレビ局の廊下でアイドル歌手・KARAのバックダンサーとして
護衛しているジェインとすれ違うドヒョクは、彼女から呼び止め
られる。自分は警備のものだとして、なんとかその場をやり過
ごすドヒョク。
ドヒョクが追い掛けていたのは、観覧しにくるモデルと元
サッカー選手の写真を撮るためのもの。
KARAがステージに立つ中、ステージ脇でカメラを使って追い回
していると、ジェインがそれに気がつき警備を呼び寄せる。
ドヒョクは何とかスクープを手にしようとして、ステージの
ロープに捕まり、ターザンの様にしながらなんとか写真を撮ろ
うとする。しかしステージ上のジェインとぶつかり彼女は気絶
してしまう。人工呼吸して何とか意識を取り戻そうとする中、
意識を取り戻した彼女から股間を蹴り上げられることになる。
ジェインたち警察はKARAに送られてきた脅迫状の為に警備して
訳だが、ドヒョクは捕まってしまう。自分はKARAになど興味は
ないと訴えるが・・・

なんとか釈放されるドヒョク。しかし代償は大きく、保釈金と
カメラが壊れてしまう。マンデーソウル社長は激怒するが、
社長も社員たちの給料を4ヶ月も滞納していた。
ドヒョクはあの女さえ居なければと、悔しさを滲ませる。

一方竜川警察署・強行犯2係に新しい係長が赴任してくる事に
なる。なんとそれはジェインだった。それを知った他の刑事
たちはあんな若い女性が係長とは不満を示すが、中には彼女を
何処かで見たことがあると不思議そうに顔を眺める人が居た。

そんな警察署にドヒョクがやってくると、逮捕したことに謝罪
しろと詰め寄る。するとドヒョクはそこの係長がステージで
ぶつかったジェインだと知る。関係者以外立ち入り禁止だとい
うジェインに対して、濡れ衣を着せただけでなく追い出すのか
という。その行為に起こったドヒョクは、芸能新聞に掲載される
女性バックダンサーがジェインである事を暴露する。

その頃、テセ日報のカン・ヘソン記者にパク議員が、スキャン
ダルのもみ消しを求める。しかしテセ時報に掲載されなかった
だけでも良かっただろうとして議員を足蹴にする。パク議員は
ヘソンが会長のイルトゥの知り合いだからといっていい気にな
っているのではないかと激怒。
そんな中、ヘソンの元に一本の電話が鳴る。
今日、双斧組の会長・チョ・ヨンドクが出所する日なので、何か
手を打つべきではないかというのである。

刑務所ではヨンドクの出所をバイク便で働いている子分のサン
チョルが迎えに行く。更にドヒョクがヨンドクの前に行き、
インタビューさせて欲しいと頼むが逃げられてしまう。
ヨンドクはテセ日報の会長、チェ・イルトゥの前に躍り出て、
私を忘れたのかと目の前に立つ。しかし警備のものに取り押さ
えられて、またしても捕まってしまうのだった。

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雑誌記者ドヒョク

いきなり違法にテレビ局に潜入し、派手に行動を起こした挙げ句
濡れ衣だと訴える辺りのトンチキな展開。
シチュエーションとしては、韓国ドラマによく有るヤクザ絡み
で金のない主人公のドラマなんだけど、イルジメのイ・ジュンギ
主演と言うこともあって、ちょっとぶっ飛びすぎている印象。
正直、初回を見た限りでは相当つまらない。

人間関係が唐突

韓国ドラマはもう少し丁寧な作りが売りだと思うのだけど、
これはどちらかというと日本ドラマっぽい唐突感のある内容
かな。まぁTBS版で見ているので相当数カットされているので
そう感じるのかも知れないが、ヤクザとの繋がり、そして警察官
との繋がりは唐突感しか生まなかった。

三流週刊誌対一流新聞社

ドヒョクとヘソンは高校時代の同級生らしい。
この二人がジェインを巡って争っていくのだろうか?

ヘソンがちょっと高慢そうで嫌な感じのキャラクターで、
ドヒョクはいつもの韓国ドラマの主人公らしく、貧乏だけど
とても活動的で元気なキャラクター。イ・ジュンギの演技や
雰囲気は芸能人のピにしか見えない所はご愛敬でしょうか?

ジェインとソルのやりとりは面白い

ジェインは子供相手にも結構熱くなるタイプ。
おばさんと言われることに反応するのは万国共通だと思うけど
ジョンを泣かせてしまって立場が無くなるとか、冒頭での
ステージでの顛末など、かなり空ぶる所は見どころなのかも
知れない。

ヤクザ新旧対決?

チョ・ヨンドクはかつての有名なヤクザ。しかし子分の殆どは
更生していて組としては成り立たない様子。
チルソンというヤクザがヨンドクに警告とばかり金を渡して
大人しくしろとするが、ヨンドクは灰皿で彼を殴り飛ばした。
この辺の権力争いはどうなっていくのか。
それにしても韓国ドラマにヤクザの存在は切っても切れないね。

ヨンドクには別れた妻子がいる

別れた妻は結構な豪邸に住んでいるな。
娘はユリというらしい。ユリって日本人っぽい名前だけど、
昔Fin K.Lにソン・ユリさんという人も居たし、一般的なのか。


チン・ドヒョク …… イ・ジュンギ (週刊誌記者)
チュ・ジェイン …… ユン・ソイ (竜川警察・強行犯2係・係長)
チョ・ヨンドク …… ペク・ユンシク (双斧組)
カン・ヘソン …… オム・ギジュン (テセ日報記者)

チン・ドヒ …… チャン・ヨンナム (ドヒョクの姉)
チン・ソル …… キム・ヒャンギ (ドヒの娘)
チン・ジョン …… オム・ジソン (ドヒの息子)
チェ・イルトゥ …… チェ・ジョンウ (テセ日報の会長)

マダム …… チェ・スリン (クラブ)
社長 …… ソ・スンマン (週刊誌マンデーソウル)
ナ・ギョンマン …… イ・ハンウィ (強行犯2係)
オ・ジュンイル …… キム・イク (強行犯2係)
チャン・フンギ …… チェ・ボモ (強行犯2係)
カン・ソヒ …… ハン・スジン (強行犯2係)
チャ・マンス …… チョン・ソギョン (ドヒョクと同僚記者)
ナ・ガヨン …… チョン・スヨン (記者、女性)
パク・チュニョン …… チ・チャンウク (記者)
コ・ウンシク …… チンソン (記者、長髪)
ポン・サンチョル …… チョ・ギョンフン (双斧バイク便)
コン・チルソン …… チュ・ジンモ (ヘソンの部下。殴られ出血)


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