ヒーロー
HERO

演出 キム・ギョンヒ/イ・ドンユン
脚本 パク・ジスク

http://www.oricon.co.jp/hero/


第6話 両親の死、まさかの真相!
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ドヒョクは、父親を殺害した人物を教えると言われて待ち合わ
せ場所にいく。するとそこに現れたのは双斧組のNO.2で、ヨン
ドクの手下だというチルソンだった。ヨンドクこそ両親を殺した
張本人だという。しかしドヒョクは目の前で両親は事故にあった
とするが、それは全て仕組まれたものだったという。ドヒョク
の父でテセ日報の記者・チン・オンが悪事を暴いた為に殺害
したという。親の仇と知らずにあなたが利用されている姿が
不憫だという。

一方ヨンドクは誕生日プレゼントにドヒョクから貰ったネクタイ
をして出社する。

ドヒョクはそれを受けてヨンドクの前に現れる。そしてオレが
お前を殺すとして、人殺しの癖に新聞社を起こすなどふざけるな
と語る。そうとも知らずお前如きを父親のように思っていた
と叫ぶ。それを聞いていたヨンドク日報の社員たちは、一体
何のことかと目を丸くする。

その頃、ジェインたちは担当検事のチェ検事に掛け合い、マダム
誘拐に際して、家宅捜索を申請するも棄却される。曖昧な状況
証拠だけでは令状は出せないのだという。同行したナ警査は
指名手配の男を逮捕したら令状を出してくれますねと確認し、
その場を後にする。
チェ検事はヘソンに電話し、イルトゥ会長の頼みとはいえ、これ
以上は捜査を引き延ばすのは難しい事を告げる。ヘソンはその
事実をイルトゥ会長にもつげ、会長に自分にも現在何が起こって
いるのか全てを話して欲しいと頼む。全容を知らないと対処の
しようもないとするが、黙って従って欲しいと諭される。

一方ヨンドクはチルソンの元に行くと、私が人殺しとは何なのか
と激怒する。あの時会長の指示に従い変わりに殺したのはお前
なのか?と尋ねると、認めるチルソン。それを受けてヨンドクは
彼を殴る。今度汚いマネをしたらお前は相手にしないという。

ドヒョクはジェインの元に行くと、ジェインの母の喫茶店で
話し合う。15年前の事故の再捜査を出来無いか?と尋ねるも、
捜査記録は5年、カルテは10年で破棄されるという。自分の両親
が亡くなった件は事故ではなく故意だった事を告げる。もしも
犯人を知っていたら操作は出来るか?とするが、殺人事件の時効
は15年であることを告げる。ドヒョクは犯人を知っている事を
告げると、ジェインも自分の父親が殺害された時のことを語る。
スリの現行犯を捕まえるが犯人が反抗してナイフで刺してきた
のだという。それでも犯人を逃がすことなく捕まえていたとの事。
もしもそこで犯人を逃がしていたら他の人が殺されていたかも
知れないと考えたというジェイン。自分は初めて人を慰めた
けれど、慰めるとは同じ痛みが必要ねと告げ、こんな所で自分
の痛みが役に立つとは思わなかったと語る。

ドヒョクは酔っぱらいながらもジェインの自宅まで送っていく。
しかしドヒョクはその場でジェインにもたれ掛かって眠って
しまうのだった。

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ドヒョクはチルソンに揺さぶられる

チルソンから両親を殺したのはヨンドクだと言われ、完全に
信じ込んでしまった彼。
無骨だが、父親の様な暖かさで接してくれたヨンドクを否定
するという辛い状況。ただ見方によっては、父親を殺したから
こそ、その息子を暖かい目で見守ってくれたという事も考えら
れる。

ドヒョクとジェインの関係が接近

同じ傷を持つ事を知る二人。
互いに親が亡くなっていること。しかもそれが事故ではなく
人為的なものだということで、慰め合うにも同じ視線でいられる
事に親近感を持てるものなのかもしれない。

テセグループの会長の素顔

徐々にイルトゥ会長の汚さみたいなのが浮かび上がってきた。

驚きなのはヘソンの父親もイルトゥによって殺されてしまった
様な過去がある点。
ホギョンと婚約しつつも、ジェインと接近していたのには
こういう事情が有ったのね。

ヘソンとホギョンの婚約

今回は一気に二人の関係が進んだ。
父・イルトゥからテセ日報を引き継ぐか、自分の選挙活動を
手伝ってくれるか決めて欲しいと言われる。
テセ日報を掌握して、復讐すれば良いんじゃないかな。

イルトゥの大統領選挙出馬

どんな過去があるにせよ、民衆は力有るものの言葉に耳を傾ける
ものだという事で、ヨンドクたちが人殺しの事実を語った所で
無意味だとでも言うような感じ。

ヨンドクはドヒョクに事実を告げる。

ヨンドクは人殺しをしていないからこそ、刑務所に入れられた
とするが、容疑は何だったのだろうね。15年の服役ならば
日本では殺人くらい犯していそうな感じだけど。

イルトゥとヨンドクが会話し、過去にドヒョクの父親の殺害を
指示したことを彼の口から語らせることで、ヨンドクの容疑を
晴らすわけだが、マスコミ関係者ならば会話を録音しておく
くらいの知恵を付けて欲しい所だ。一応無線で会話を聞いて
いたみたいだけど、録音していたのかな?


チン・ドヒョク …… イ・ジュンギ (週刊誌記者)
チュ・ジェイン …… ユン・ソイ (竜川警察・強行犯2係・係長)
チョ・ヨンドク …… ペク・ユンシク (双斧組)
カン・ヘソン …… オム・ギジュン (テセ日報記者)

チン・ドヒ …… チャン・ヨンナム (ドヒョクの姉)
チン・ソル …… キム・ヒャンギ (ドヒの娘)
チン・ジョン …… オム・ジソン (ドヒの息子)
チェ・イルトゥ …… チェ・ジョンウ (テセ日報の会長)
チェ・ホギョン …… シン・ジュア (イルトゥの娘)
ミョンヒ …… イ・ヘスク (ジェインの母、コーヒー店)
チョ・ユリ …… ユン・スンア (ヨンドクの娘)

パク・スジョン(マダム) …… チェ・スリン (クラブ)
ナ・ギョンマン …… イ・ハンウィ (強行犯2係・警査)
オ・ジュンイル …… キム・イク (強行犯2係)
チャン・フンギ …… チェ・ボモ (強行犯2係)
カン・ソヒ …… ハン・スジン (強行犯2係)
チャ・マンス …… チョン・ソギョン (ドヒョクと同僚記者)
ナ・ガヨン …… チョン・スヨン (記者、女性)
パク・ジュニョン …… チ・チャンウク (記者・イケメン)
コ・ウンシク …… チンソン (記者、長髪)
ポン・サンチョル …… チョ・ギョンフン (双斧バイク便)
コン・チルソン …… チュ・ジンモ (ヘソンの部下。殴られ出血)


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