ヒーロー
HERO

演出 キム・ギョンヒ/イ・ドンユン
脚本 パク・ジスク

http://www.oricon.co.jp/hero/


第8話 大統領候補、数々の悪事!
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ジェインはヘソンを呼び出すと、スギョンとイルトゥ会長の
関係を問い詰める。ヘソンに対して事実関係を知りつつも彼の
事を庇っているのか?とし、彼女は会長の愛人であり、子供の
父親である事を告げる。貴方は計画的に捜査を攪乱しようとし
たのではないか?とすると、ヘソンは彼女にこれ以上の捜索は
危険なので辞めてくれと告げる。しかし危険であっても仕事
だからとし、貴方は記者としてすべき事をして欲しいと告げる。
しかし記者ではなく会社の理事になった事を指摘し、もう記者
ではないのかもねと告げる。トップ記者だった頃のヘソンの事
を好きだったと告げ、まさか会長の悪事を隠すような人だった
事に驚きを示す。そして貴方は悪い人ではなく、人でなしだと
告げる。

ジェインは警察署に戻ると、そこにドヒョクがやってくる。
ジェインはマダムを連れ去ったのはイルトゥだとするが、ドヒ
ョクは既に知っていることを告げる。ジェインは早速会長から
事情聴取するとするが、ドヒョクはそれを止める。そんな事を
したらマダムの命が危ない事を告げ、マダムの安否を最優先に
考えるべき事を訴える。彼らに良心はないと告げ、これ以上
追い込めば何をしでかすか分からない人間である事を語る。
しかしまさか殺しまではしないでしょうというジェインに対して
ドヒョクは隠し撮りした会長とヨンドクのテープの内容を
聞かせる。

その頃、会長もあの時の会話が録音されていた事を知る。
ヘソンはこのテープには法的効力は無いとしながらも、マスコ
ミに渡れば危険なものだという。相手からはスジョンと子供と
マスターテープの交換を要求された事を話す。

ドヒョクの両親を殺したのがイルトゥの指示によるものだった
事を知るジェイン。しかしドヒョクは大事なのは復讐でも特ダネ
でもなく人の命である事を告げる。マダムとハンギョルを取り
返しても、また奴らは連れ去りに来る事を告げる。

ヘソンはチルソンに対して、子供の居場所は何処か?と尋ねる。
すると彼は子供は処理させたという。チルソンはマダムを
渡すことはダメで有り、自分がテープを探すことを告げるが、
ヘソンはこの一件は自分に任せてくれとイルトゥに告げる。

ヘソンはドヒョクに面会すると、マダムを連れてくることを
約束する。しかし子供に関しては居場所を知らない事を告げ、
連れ去った本人に尋ねろという。信じられないのであれば取引
はご破算だという。これ以上警察を引き込んで事を大きくする
なというヘソンに対して、影でその会話を聞いていたジェイン
は衝撃を受ける。彼があんな人だったなんて・・・それに気が
つかない事自体がショックだという。

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ドヒョクはヘソンとの駆け引きをする

マスターテープとマダムの交換。
しかし子供のことは知らないという言い分を聞いてしまう所が
実に不自然。しかも取引に関して、信じられないならばご破算
だとして、ヘソン側がイニシアチブを持っている事が、やや
不自然に映る。

マスターテープには法的効力はない?

それは警察の捜査に於いて違法な手段を使ったときの事では
無いのか? 他人がこのテープを持って警察に駆け込めば、
それなりの効果は有りそうな気もする。音声解析に回される
だろうし、十分な物証に成り得る気はする。

ドヒョクとジェインが和解

ジェインが出逢ったときとは変わって、融通の利く人物になった
事。そんな彼女に対して感謝を示すドヒョク。
ジェインも出会った頃は、ドヒョクの事を悪人のように扱って
いたことを謝罪すると共に、二人の雰囲気は急速に接近しつつ
有る。

ヘソンがまともに取引に応じるはずはない

これまでの過去を知れば、ドヒョクがそう易々と信じるハズは
無いことを本人も分かっているのではないか?

ドヒョクはヘソンと容易に接触せず、インターネットからの情報
によって病院に似た人が居るとの書き込みを通じて捜査を始める。
マダムの携帯電話の電波の途切れた安東の病院を探っていくと
簡単に見つかる。

マダム救出作戦

ガヨンとジュニョンが夫婦役として、その病院に潜入し、混乱
させている隙に、鍵を奪ってマダムを連れ去る。
しかしよくマダムを病院外に連れ出せたな。

そうとは知らず、ヘソンは替え玉を用意して取引現場で夜まで
待ちぼうけ。

ドヒョクは取引現場へ

ヘソンにマスターテープを渡すと、確認もせず海に投げ込んで
しまう。そして後部座席にいるマダムが偽物であること。
してやったりの顔をしているヘソンが実に憎たらしい。

ドヒョクは地味にテセの不正の証拠を集める

テセニュータウンで反対派住民の代表の家が火災にあっている
事。選定過程に疑惑があること。
テセ建設と入札で負けた建設会社の男から匿名での密告が
有り、資料を受け取った事でダイブ信憑性も増してくる。

警察・検事さえも圧力を受けている韓国の現状

最近日本でも検事局の信頼を揺るがす事件が発生したけど、
どの国も金の力には勝てないのかな。

警察の捜査が大々的に出来無いとする辺りは、日本でも有る
事だけど、なんというか韓国全土を揺るがす事態なのに、
イチ所轄だけが捜査している辺りの違和感があるな。
韓国には警視庁のような組織が無いのか?

新たなゲームの始まり

わざわざドヒョクがヘソンの元に会いに行って、コピーを持って
いることとか、こちらの手の内を話してしまう辺りが、ちょっと
馬鹿すぎて有り得ない展開だった。
しかも敵から送り込まれたものとは知らずに信じてしまう辺り
の馬鹿さ加減。実に脇の甘い新聞社だこと。


チン・ドヒョク …… イ・ジュンギ (週刊誌記者)
チュ・ジェイン …… ユン・ソイ (竜川警察・強行犯2係・係長)
チョ・ヨンドク …… ペク・ユンシク (双斧組)
カン・ヘソン …… オム・ギジュン (テセ日報記者)

チン・ドヒ …… チャン・ヨンナム (ドヒョクの姉)
チン・ソル …… キム・ヒャンギ (ドヒの娘)
チン・ジョン …… オム・ジソン (ドヒの息子)
チェ・イルトゥ …… チェ・ジョンウ (テセ日報の会長)
チェ・ホギョン …… シン・ジュア (イルトゥの娘)
ミョンヒ …… イ・ヘスク (ジェインの母、コーヒー店)
チョ・ユリ …… ユン・スンア (ヨンドクの娘)

パク・スジョン(マダム) …… チェ・スリン (クラブ)
ナ・ギョンマン …… イ・ハンウィ (強行犯2係・警査)
オ・ジュンイル …… キム・イク (強行犯2係)
チャン・フンギ …… チェ・ボモ (強行犯2係)
カン・ソヒ …… ハン・スジン (強行犯2係)
チャ・マンス …… チョン・ソギョン (ドヒョクと同僚記者)
ナ・ガヨン …… チョン・スヨン (記者、女性)
パク・ジュニョン …… チ・チャンウク (記者・イケメン)
コ・ウンシク …… チンソン (記者、長髪)
ポン・サンチョル …… チョ・ギョンフン (双斧バイク便)
コン・チルソン …… チュ・ジンモ (ヘソンの部下。殴られ出血)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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