ヒーロー
HERO

演出 キム・ギョンヒ/イ・ドンユン
脚本 パク・ジスク

http://www.oricon.co.jp/hero/


第9話 真実に向け、徹底抗戦!
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ヘソンから電話を受けたドヒョクは、何が無くなったのか気が
付いたか?と言われる。それを受けてドヒョクは、何で子供を
殺せるのか?として彼の行動を非難する。正午までに女とテープ
を渡せばヨンドクの居場所を知らせると告げる。
電話を切った後、ヘソンはチルソンに電話し、子供を殺したの
か?と問う。

会話を聞いていたヨンドクはチルソンに対して、よくもそんな
罪深いことが出来るなと問う。ドヒョクが取引に応じるとでも
思っているのか?と問う、

どうすべきかドヒョクは対応に悩んでいると、ヨンドクの子分
であるサンチョルが語りかける。社長のことは大丈夫だとして
このままやられるような人ではないという。必ず何か準備して
いるだろうと聞くと、ドヒョクはヨンドクが以前に言った言葉を
思い出していた。

ドヒョクとジェインはヨンドクが誘拐された事を受けて、
かつてのヨンドクの子分の元に行き、ヨンドクの誘拐に手を
貸した構成員に電話をさせる。するとその携帯電話の電波を
元に、受信された場所が揚州市イギョン貯水池付近である事を
知る。

ヘソンは取引現場でドヒョクが来るのを待っているが、そこに
向かうのはヨンドク日報の社員たちだった。ガヨンをマダムに
扮しさせるも、すぐに偽物だとバレて、その事実がチルソン
にも伝わる。

チルソンはヨンドクを処分しようと近づくが、ヨンドクは彼に
喧嘩で一番大切なものは何か?と問う。それはタイミングだと
言うと、外では警察官のサイレンの音が鳴り響く。それと同時
にヨンドクは隠し持っていてカミソリの刃でロープを切り、
チルソンたちに回し蹴りを食らわせ形勢逆転する。同時に
警察も踏み込んできて、チルソンたちは一網打尽にされる。
ドヒョクはヨンドクの元に行くが、彼は一人でも片付けられる
のにと告げる。そう思って迎えに来ただけだとドヒョクは話を
合わせるのだった。

ヘソンは作戦に失敗し状況が悪化したことをイルトゥに報告。
子供が死んだことで警察も黙っていないかもしれない事を語る。
するとそんな二人の元にジェインがやってきて、ハンギョル殺人
事件の捜査協力を求める。ハンギョルの父だとされるイルトゥ
に毛髪の提出を求める。
イルトゥがビルから出てくる所を狙って、ドヒョクたちは彼に
カメラを向けてインタビューを敢行する。イルトゥはドヒョク
を見ると父親譲りの命知らずだと告げる。それを聞くとドヒョク
はオレも殺しますか?という。イルトゥは撮影しているカメラ
を壊し、撮影者を突き飛ばして去っていく。そんな映像を遠巻き
でもう一つのカメラが撮影していた。

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ヘソンはチルソンが子供を殺害したことを知る

ドヒョクの前では平然としていたけど、流石に子供を殺した事
に関しては驚きを隠せない様子。
まぁ自分の父親も殺されていそうな感じだから、殺しに関しては
驚き自体は無いのかも知れない。

ドヒョクは攻勢に出る

ヨンドク救出に関しては見事な流れがあるが、ヨンドクの強さ
というのも今回実感するものがあった。
あの回し蹴りの姿。とても中年のおっさんとは思えないものが
有るな。

イルトゥを追いつめていく

ハンギョルとの関係を問い詰め、DNA鑑定に於いて親子である事
を掴んでいく。しかし親子である事と、息子を殺害したという
事実は繋がらない所がもどかしいね。
隠し子が居たという時点で、大統領選挙なんて吹っ飛ぶ気がする
けど、その辺は都合良く無視されている感じだね。

信用を得るのはなかなか難しい

ヨンドク日報は張り切って今回の事を記事にし、五大日刊紙
にも報道資料を送るが、ヘソクがそんな五大日刊紙の記者を
集めて、先手を打つ。

負け犬が集まった三流新聞。富裕層に対する逆恨みで会長を
中傷。でっちあげの常習だとして、逆に法的責任を問うという。

こういう記事が出るだけでも相当な影響力が有ると思うけど、
その辺の市民たちの心理状況は一切無視している感じ。

ヨンドク日報を信じる読者の一人

ヨンドクの娘・ユリだけは味方みたい。
なんだか父に逢うことを拒んでいると思っていたけど、一応
信頼関係は存在していたのね。

ヨンドク日報の公式記者会見

謝罪会見かと思えば、自分たちの持つ全ての情報を公開する
事になる。テセ建設のこれまでのしてきた事。
チンオンの殺害を示唆した証拠である録音テープ。スジョンの
拉致映像。そしてマダムを記者会見の場に登場させる。

都合良く容疑者が出てきて終息を図るイルトゥ側だけど、
あくまでスジョンの拉致に関しては容疑が晴れただけで、
それ以外の事は何一つ解決していないのに、いきなり無罪と
なるのも違和感が有りまくり。

しかも記者たちが、テセ建設のしてきた事に関しては、今に
始まったことではないとする開き直り方。15年前のチンオン
殺害に関して、もう時効ではないか?として、問題がないように
扱ってしまう辺りが、あまりに都合良すぎるぞ。

これだけ悪事がばれても支持しようとしている辺りが不自然。
しかもヨンドク拉致監禁で捕まって居てたチルソンまでも
何故か釈放されて居るんだけど、何でだ?


チン・ドヒョク …… イ・ジュンギ (週刊誌記者)
チュ・ジェイン …… ユン・ソイ (竜川警察・強行犯2係・係長)
チョ・ヨンドク …… ペク・ユンシク (双斧組)
カン・ヘソン …… オム・ギジュン (テセ日報記者)

チン・ドヒ …… チャン・ヨンナム (ドヒョクの姉)
チン・ソル …… キム・ヒャンギ (ドヒの娘)
チン・ジョン …… オム・ジソン (ドヒの息子)
チェ・イルトゥ …… チェ・ジョンウ (テセ日報の会長)
チェ・ホギョン …… シン・ジュア (イルトゥの娘)
ミョンヒ …… イ・ヘスク (ジェインの母、コーヒー店)
チョ・ユリ …… ユン・スンア (ヨンドクの娘)

パク・スジョン(マダム) …… チェ・スリン (クラブ)
ナ・ギョンマン …… イ・ハンウィ (強行犯2係・警査)
オ・ジュンイル …… キム・イク (強行犯2係)
チャン・フンギ …… チェ・ボモ (強行犯2係)
カン・ソヒ …… ハン・スジン (強行犯2係)
チャ・マンス …… チョン・ソギョン (ドヒョクと同僚記者)
ナ・ガヨン …… チョン・スヨン (記者、女性)
パク・ジュニョン …… チ・チャンウク (記者・イケメン)
コ・ウンシク …… チンソン (記者、長髪)
ポン・サンチョル …… チョ・ギョンフン (双斧バイク便)
コン・チルソン …… チュ・ジンモ (ヘソンの部下。殴られ出血)


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