ヒーロー
HERO

演出 キム・ギョンヒ/イ・ドンユン
脚本 パク・ジスク

http://www.oricon.co.jp/hero/


第16話 求む、第二のヨンドク日報
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逃げようとしているヘソンの元にドヒョクがやってくる。
イルトゥに復讐するのではなかったのか?と問うと、告発する
よう告げる。そんな二人のやりとりをイルトゥ、そしてホギョ
ンは遠くから見ていた。イルトゥはヘソンの姿を見ると、車で
近づき彼をひき殺そうとする。それにいち早く気がついたドヒ
ョクが彼を庇い車に轢かれてしまう。
頭部から出血しているドヒョクを見るとヘソンは介抱する事
もなくその場から立ち去る。しかし一部始終見ていたホギョン
はドヒョクの前にやってくる。目の前で起きたことに信じられず
愕然とする。

イルトゥに電話するヘソン。イルトゥはドヒョクのお陰で
命拾いしたなと告げる。ヘソンはオレを殺そうとしたのかとして
激怒。イルトゥはお前が持っている封筒が何かは分からないが
私ならばそういう行動には出ないと告げる。例え告発しようと
も、人を殺しても放免された私に害はないという。お前はテセ
グループが無いと何も出来無いと告げられる。しかも母親も
無事では居られないと脅しをかける。ホギョンに連絡しても
無駄であり、決して見逃さないというイルトゥ。そんな電話での
会話をホギョンは聞いていた。

ドヒョクは病院で目覚める。
重体である彼はそれでも起きあがりヘソンを探す。
ドヒョクはヘソンの実家にまで足を運び彼が居ないか探す。
するとそこにヘソンはやってくる。身代わりになったオレを
見捨てるなんてなんて事だというドヒョク。助けてくれと頼んだ
か?というヘソンは、助けたから言うことを聞けと言うのか?
と問う。守りに来た事を告げると、少しはお礼くらい言えと
告げる。何でオレが礼を言うのかと拒否するヘソンは、見捨てた
オレが死んでも何とも思わないだろうと告げる。ドヒョクは
お前がオレのことをどう思おうと関係ないとし、人の命は大事
である事を語る。何が望みか?という彼に、逃げる様告げる。
これ以上誰かが傷付くのをみたくないという。そう告げると
ドヒョクはその場に倒れてしまう。

ジェインは連絡を受けドヒョクの元にやってくる。一体誰が
車で轢いていったのか?という問いかけに、監視カメラを見れば
分かるという。ドヒョクは彼女にヘソンが心配だと告げると、
人が良すぎると告げる。

イルトゥはテセ日報に戻ると、経営に復帰することを告げる。
役員たちから発展党の党員資格を剥奪されたのではないか?と
言われるが事実無根だと否定。ヨンドク日報による謀略に疲れて
自ら離党した事を告げる。政治に夢中になる間に、ヘソンが
暴走し個人の利益で動いていた事を謝罪する。国民の知る権利
を奪う非道な行動だとして、イルトゥは自ら新聞に謝罪文を
掲載するという。これでストライキを収めてくれと告げる。

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有り得ない程のイルトゥの横暴

ヘソンを自ら車でひき殺そうとする行動。
権力によって逮捕されないと分かると、人はこれ程非道になれる
のか?というくらい大胆な行動だったな。
地下駐車場ならば監視カメラが付いていることくらい分かるだ
ろうし、天然の馬鹿なんでしょうか?

ドヒョクを見捨てる有り得ないヘソンの行動

そんなヘソンの事を心配するドヒョクって優しさとかそんなもの
ではなく、馬鹿というかドラマというか・・・
同じ被害者で似たような境遇にあるから許してしまえるのでし
ょうか?
ドヒョクの良い人っぷりを演出したいのも分かるけど、感情の
無いスカスカのドラマみたい。

ようやく重い腰を挙げるホギョン

父親に対して今さらながら反旗を翻す彼女。
温室育ちだったので、イルトゥが居なくなることに抵抗感でも
有ったのだろうか。
まさかこんな非道な父とは思えなかったのかな。

頭から激しい出血のドヒョクはそれでも歩き回る

有り得ない度が益々アップする流れ。
人は信念を持つとこれだけ強くなれるのでしょうか。
しかもどうしようもないヘソンの為に動くという所が、
益々消化不良を起こしそうな物があったな。

ようやく立ち上がった国民

テセ日報はこれだけイルトゥが暴走しても、未だに彼を受け入れ
ようとするのだからとんでもない新聞社だね。
しかも発展党という党もそんな彼を未だ受け入れようとしている。

署名を起こさないと捜査しない警察官と検事局。
日本で起きている検察官証拠捏造並の恐ろしい世界だね。

ジョンは声を出せるようになる

声を出した途端に我が儘放題。

2年後の世界

ヨンドク日報にヨンドクの娘が入社希望し、ヨンドクが娘に
面接の際に口添えする所が微笑ましい。

2年の刑期だけでヘソンは出所。しかもドヒョクは全てを許して
いるし、ホギョンは自分の責任とばかりに、ヘソクの実家を
手伝っている。イルトゥという悪党が全て悪いって事で一件落着
なのか。


チン・ドヒョク …… イ・ジュンギ (週刊誌記者)
チュ・ジェイン …… ユン・ソイ (竜川警察・強行犯2係・係長)
チョ・ヨンドク …… ペク・ユンシク (双斧組)
カン・ヘソン …… オム・ギジュン (テセ日報記者)

チン・ドヒ …… チャン・ヨンナム (ドヒョクの姉)
チン・ソル …… キム・ヒャンギ (ドヒの娘)
チン・ジョン …… オム・ジソン (ドヒの息子)
チェ・イルトゥ …… チェ・ジョンウ (テセ日報の会長)
チェ・ホギョン …… シン・ジュア (イルトゥの娘)
ミョンヒ …… イ・ヘスク (ジェインの母、コーヒー店)
チョ・ユリ …… ユン・スンア (ヨンドクの娘)

パク・スジョン(マダム) …… チェ・スリン (クラブ)
ナ・ギョンマン …… イ・ハンウィ (強行犯2係・警査)
オ・ジュンイル …… キム・イク (強行犯2係)
チャン・フンギ …… チェ・ボモ (強行犯2係)
カン・ソヒ …… ハン・スジン (強行犯2係)
チャ・マンス …… チョン・ソギョン (ドヒョクと同僚記者)
ナ・ガヨン …… チョン・スヨン (記者、女性)
パク・ジュニョン …… チ・チャンウク (記者・イケメン)
コ・ウンシク …… チンソン (記者、長髪)
ポン・サンチョル …… チョ・ギョンフン (双斧バイク便)
コン・チルソン …… チュ・ジンモ (ヘソンの部下。殴られ出血)
パク・グァンギ …… ハン・チャンヒョン (チルソン部下)
チェ・ハンギョル …… ナム・ダルム (マダムの息子)


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