結婚できない男 (2009年、韓国KBS) 日本リメイク作品 演出：キム・ジョンギュ（「アイ・アム・セム」） 脚本：ヨ・ジナ（「９回裏２アウト」） http://www.kbsworld.ne.jp/drama/detail.php?cno=255 http://www.bs11.jp/drama/1233/

第4話 休日に1人で何が悪い
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ユジンがジェヒの胸で涙しているのを、アパートに来たムンジ
ョンは目撃する。話しかけられずにいると携帯電話の着信音で
二人も気がつく。ムンジョンはユジンに何があったのか?と尋ね
部屋の中で話を聞くことにする。

ユジンは車の修理費の500万ウォンを捻出するために、昼間は
会社で働き夜は洋服店で働いている事を告げ、金に困っている
事を告げる。するとムンジョンはお金ならば私が貸すのに何故
相談してくれないのかと告げる。知り合ったばかりなのにお金
は借りられないとするが、そのくらいの金ならば大丈夫だから
貴方は会社に専念してと告げる。
更にムンジョンはジェヒも心配してくれたのだから一言謝罪
すべきではないか?という。家族でもない人にお金を貸すのは
大変なことだとし、彼は口は悪いが根はいい人だという。
しかしユジンはあの人は人の弱点を攻撃して皮肉ばかりいう
とし、あれじゃあ結婚は出来ないという。恐らくまともに
恋をした事も無いのだろうと二人で盛り上がる。そんな二人の
会話をジェヒはベランダで密かに聞いていた。

翌日、ジェヒの建築事務所では仕事が押していて、休日出勤
して仕事をする事になった事を告げるジェヒ。しかしヒョンギュ
は、ギランとジェヒに対して二人はヒマだから良いけど、自分
は休日を休んで恋人と会いたいことをアピールする。ジェヒは
休日は街にも人混みで溢れて不快だとし、その点事務所にいれば
クーラーで涼しいという。ジェヒは一人で仕事をすれば好きな
CDも大音量で聞けるから、自分一人で休日出勤する事を告げる。
それは彼なりのヒョンギュに対する優しさだった。

ヒョンギュは早速デートする為にユジンに電話する。
先日オープンした遊園地に行きたい話をしていると、その会話
を聞いていたジェヒは、日曜日は最高気温になると告げ、
オープンしたばかりの遊園地は親子連れで混むと呟く。


一方ムンジョンは、休日、ミョン医師から法事の為に休日出勤
を頼まれる。しかしそれを聞いていた看護師達はムンジョンに
みんないつも休日には先生が仕事を替わってくれると当たり前の
様に思っているとし、電話しては先生ははいつも怒らずに来て
くれるから舐められている事を告げる。夏休みはちゃんと休暇
を取って楽しんでくださいと言われると、彼女も私が居なくて
も病院は回ると思い、休日を取ることを考える。
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ジェヒは休日を一人で迎えようとするが、ギランからはたまに
は自分の行動範囲外の所を散策して、仕事上でのインスピレー
ションを養うべきだと言われる。一方ムンジョンも休日を取る
様説得され、"いつも"のソウルバス観光を楽しむ事になるが・・

相変わらず減らず口のジェヒ。

冒頭から金を貸す件でユジンを傷付けるも、ムンジョンは
何とかジェヒを悪者にしまいとして、二人の間に取り入る。
しかし休日に偶然会ったときには、そんな彼女の心さえも
傷付けてしまう。

バスツアーで偶然出会ってしまうのは如何にもドラマだけど、
ムンジョンも独り身の長さ故に、一人で楽しむ術を身につけて
いるところが少々涙ぐましい。弁当を持参して一人バスツアー
とは、なかなか出来るものではない。
しかもその後、自分にカラオケセットが有ることをユジンに
知られて同情心を誘ってしまうところなど、何とも言えない所
が有ったな。

ユジンは元彼から金を返してもらったことで、一息つきたい
所だけど、まさかのケンカに発展し、犬のサングを連れて行かれ
そうになる。
それは良いとしても、ヒョンギュがそんな彼を非難した事に
逆に不快になるユジンの心情には、イマイチ納得できないもの
があった。折角ヒョンジュだって心配してくれているのにね。

花火大会のエピソード。
一人で皿を並べて、優雅に屋上で楽しむジェヒ。
これだけの一等地ならば誰もがその場所で花火大会が鑑賞出来る
事を知っていても良さそうなものだね。
ムンジョンにその事実を伝えて、管理人にはタバコ代を与えて
いると言った後に、このことは秘密でと告げるジェヒに、何が
秘密なのか分からないムンジョンがとても可愛らしい。

彼女を誘おうとして話を切り出したのに、先約が有って断られる
ジェヒのばつの悪さなんかもドラマとしては興味深い。

ソウル観光の際には、不慣れな新人ガイドよりも詳しく説明を
してしまうジェヒ。とても可愛らしいガイドさんを無意識に
虐めているところなど、ホントあらゆる意味で罪な男だね。