華麗なる遺産 (2009年SBS) 演出：チン・ヒョク http://tv.sbs.co.kr/usan/ http://wwwz.fujitv.co.jp/hanryu/isan/

第3話 ショック…弟の失踪
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ウヌが部屋から居なくなった事を聞いたウンソン。全ては
ヘリの彼氏・チャンジンがウヌを買い物に使わした事が原因
だった。急いで近くを探すも全く見つかる気配はない。

一方ピアノ教室にいたウヌの事を迎えに来た継母のソンヒ。
ソンヒはウヌが電話番号や自動車のナンバープレートを覚えて
居ることに驚く。ソンヒはそのまま大邱(テグ)へ向かう高速道路
に乗り込み、大邱にある施設"天使の家"にウヌを置いてくるの
だった。

ウンソンは2時間くらい仮眠をとった後再びウヌを捜しに行く。
それを止めるヘリに対して、ウヌは普通の人と同じように見えて
道に迷っても助けを求めることも出来無いと告げる。昔住んで
いた家に行けば両親に会えると思ったのかも知れないと言われる
とウンソンは継母の元に電話する。しかし電話番号を変えられて
通じることはなかった。

その頃スンミは母・ソンヒが自分の携帯電話を勝手に解約し、
別の携帯電話を用意していたこと。更に自分の電話番号を変えて
いることを知り、ウンソンからの電話を裂けるための仕業なの
かと呆れ返る。スンミは現在大学院に通っていたが、父も亡く
なった事だし、経営の勉強を学ぶ意味はないとして学校を辞めて
自分も金を稼ぐと告げる。母はそれを止めるが、貴方は金を稼ぐ
のが嫌で金持ちと再婚したのでしょうと母を責める。更に昨日
ウンソンがクラブで働いているのを目にした事を告げる。

その頃、パク理事はスクチャに南部への進出のために第三工場
の必要性を訴えるが、スクチャは無理な拡張は品質の低下を
防ぐこと、むやみに手を広げても社員の面倒をみられるのかと
告げる。そして元々この会社の理念は、恵まれない人を助ける
ものであることを告げる。
スンミはチンソン食品へ就職を希望する願書を書いていると、
そこにファンがやってくる。彼は彼女をバイクで連れていく。
高校時代スンミは同級生の男子から高慢だと虐められていた
事があったが、その時ファンに助けられて以来仲が良くなって
いた。互いに父親が居ないことも二人の距離を縮める結果と成
った。
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★ソクチャはソルロンタンへの拘りがある

wikiによるとソルロンタンは牛の肉・骨を長時間煮込んで作る、乳白
色のシンプルなスープ料理と有るな。日本でいうところのトンコツスープ
みたいなものなのか。

★ソクチャの心、孫知らず。

ソクチャはとても家族経営を理念とするようなとても良い人。
やはり苦労人だけ有って、人を大切にしようとする辺りは心温
まる。韓国の経営者というと独裁的な力を奮う人が多いのだけど
この人は違う見たい。
それにしてもファンの暴走は止まらない。
ソクチャが娘のヨンナンを甘やかして育てたので、ヨンナンが
またファンを躾のない子供として育ててしまった様だ。
思い切ってこんなゲスな人に遺産を残さず、恵まれない人に全
寄付するってオチを付けて欲しい所だ。

★ジュンセはウンソンを手助けする。

ジュンセとウンソンの結び付きがかなり弱いのがドラマとして
心細い。しかもこれまでの韓国ドラマに比べるとジュンセに華が
無さ過ぎる。やはり日本人から見ると、ジュンセの眉毛が気に
なる。韓国人って眉毛が濃い人が多いね。

★ソンヒはウヌを施設に捨てる。

またしても韓国ドラマのありがちな展開になってしまった。
ただ賢いところはソウルに捨てず大邱まで捨てに来たことか。
"天使の家"という施設の名前も実にありがち。

★またしても韓国の国民病"記憶喪失"!!

都合が悪くなるとバスや車にぶつけちゃえとか、記憶を失わせて
逢うべき人と逢わせなくするとか、ここまで徹底した要素の繰り
返しってある意味凄いと思う。

韓国は面白さの方程式というのが確固として定まっており、その
要素を微妙に組み替えして使うことで構成している。
記憶喪失から生まれる面白いドラマ性だったり、金持ちと貧乏人
が登場するドラマは、どういう要素が視聴者から受けるのか。
正妻と後妻の要素だったり、血統の問題だったり、一人の相手に
拘る恋愛性だったり、それらの過去の成功例を上手く取り入れる
事で完成度の高いドラマを作っているね。

と言うことでソクチャが記憶喪失なのか。
ウンソンが世話を見るって辺りが強引な感じもするが、如何にも
記憶が戻ったときには遺産を彼女に渡すって言い出しそうなシチ
ュエーションが作られつつあるな。

★父・ピョンジュン

早くも家族と接触を図ろうと電話するが、携帯電話が通じず
あえなく断念。でも父親が居ると分かると展開としてどうなる
のかな。

コ家
コ・ウンソン …… ハン・ヒョジュ (フードコンサルタント)
ユ・スンミ …… ムン・チェウォン (義理の妹、ソンヒの娘)
コ・ウヌ …… ヨン・ジュンソク (ウンソンの弟)
ペン・ソンヒ …… キム・ミスク (継母)
コ・ピョンジュン …… チョン・インテク (父・ソンウ建設)

ソヌ家
ソヌ・ファン …… イ・スンギ (息子)
ソヌ・ジョン …… ハン・イェウォン (妹)
オ・ヨンナン …… ユ・ジイン (母)
チャン・スクチャ …… パン・ヒョジョン (祖母・チンソン食品)
ピョ・ソンチョル …… イ・スンヒョン (執事)

イ・ヘリ …… ミン・ヨンウォン (ウンソンの友人)
イ・ヒョンジン …… キム・ジェスン (ジュンセの後輩)
パク・ジュンセ …… ペ・スビン (レストラン経営)
パク・テス …… チェ・ジョンウ (ジュンセの父・弁護士)
チョン・イニョン …… ソン・ヨウン (ウンソンの高校時代の友)
イ・ジュニョン …… ペク・スンヒョン (本店の店長)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)