華麗なる遺産 (2009年SBS) 演出：チン・ヒョク http://tv.sbs.co.kr/usan/ http://wwwz.fujitv.co.jp/hanryu/isan/

第12話 悪かった…初めて素直になれた日
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ウヌは義母・ソンヒによって大邱に連れて行かれたのかも知れ
ない事を知ったウンソンは急いでソンヒのアパートを訪れる。
ドアを叩きながらウンソンはウヌは何処にいるのか、ウヌを
隠したのでしょうと訴える。ソンヒが出てくると貴方がウヌを
捨てたのでしょうと告げる。ソンヒは何故私がウヌを捨てたと
思ったのか尋ねると、ウヌがお母さんと呼ぶ人、ウヌがチョコ
牛乳を好きだと知っていること、人見知りするウヌが見知らぬ
土地に行くことに大人しくついていく人の条件を満たすからだ
と告げる。しかしソンヒは言いがかりだとして、それを否定する。
ウヌとは7年間も一緒に過ごしたことを告げるが、私は一月かけ
てウヌが貴方をお母さんと呼びよう教え込んだことを告げる。
ソンヒは、それならば私が連れ去ったかどうか確認を取りまし
ょうとして、昨日のアリバイを証明してくれる人の元に連れて
行こうとするが、昨日連れ去ったのは貴方ではないかも知れない
が、最初に連れ出したのは間違いなく貴方だという。絶対に
許さない事を語る。
そんな二人が言い争いしているのをジュンセが遠巻きに見ていた。

スンミはソンヒに、この居場所はみんなが知ってしまったので
引っ越ししようと告げる。

一方ピョ執事はスクチャにウヌが再び居なくなった事を報告
する。いつも行く場所にピアノが無かったので恐らく動揺した
のだろうとのこと。
そこに憔悴しきったウンソンが戻ってくると、スクチャは自分
の部屋で休みなさいと気づかう。
ファンはウンソンの事が気になって仕方がない。ドア越しに
彼女が入っていった部屋の中の様子を探ると彼女は号泣してい
た。しかし声を掛けられずにいた。

一連の顛末を聞いていたジョンやヨンナンは、ウンソンの境遇
に珍しく同情する。スクチャは今頃やっと気がついたのかと
皮肉混じりに語ると、今までスクチャがウンソンの事を引き合い
に出して私達をいびっていたから仕方がない事を語る。

ソンヒはウンソンが怒りにまかせて、自分がウヌを捨てたことを
喋っていないか不安になりヨンナンに電話するが、まだ話して
いない事を知ってホッと一息する。

スクチャはお粥を持ってウンソンの部屋に行く。現在ピョ理事
が大邱中を探していることを告げる。ウンソンは最初にウヌが
居なくなったときよりもつらいと心情を吐露。スクチャはウン
ソンが食事もとらずに無気力になる姿を見て、今やっている事
はウヌを見捨てたのと同じ行為だと非難する。どうしてそんな
酷いことを言っていつも私を困らせるのかと問うと、弟とは
例え逢えなくても生きてさえいれば良いではないかという。
かつて自分は19歳の時にファンの父親を産んだが、彼が34歳の
時に亡くした事を告げ、それでも20年以上ご飯を食べて笑って
生きてきたことを告げる。

ウヌはその頃ピアノショップでうろうろしていた。店主に追い
出されるも、ピアノを売りに来た青年はウヌの事が気になり
声を掛ける。ウヌの事を色々と尋ねるが、ウヌはソンヒに言わ
れた事を律儀に守り何も語ろうとはしなかった。
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★ウヌを捨てたのはソンヒだと、ウンソンも気がつくが・・・

全ての話を統合すると、ソンヒがウヌを捨てたのは明らか。
しかしそれを証明するだけの現実的な物的証拠が今のところ
存在しない。果たしてそれらの証拠を掴み問い詰めることは
可能なのか。

★ウンソンはウヌの再会できない非をファンにぶつける。

一時距離が近づいた二人ではあったが、ウヌが見つからない事
で、怒りの矛先をファンにぶつける。父親が死んだ日に携帯電話
を壊されてしまった事が全て。ウヌは携帯番号は覚えていたか
らね。

★ウンソンが休んでいる間の牛乳配達のアルバイト

全てジュンセがやっていたくれた様だ。
牛乳配達のアルバイトをしている事は、ようやくソヌ一家にも
伝わり、どれだけウンソンが苦労しているのか分かったのでは
無かろうか。ジョンが借金しているウンソンの事を知り、お婆
さんが肩代わりしてあげれば良いじゃないと、相変わらず安易
な発言をしていた所が彼女らしいけどね。

★いよいよファンやジョンたちの給料日。

一ヶ月働いて、692000ウォン。因みに2010年3月15日現在日本円
にすると55,308円なり。勿論ファンはソンヒの店の開業祝いの
為の花束(約10万ウォン)を前借りしていたので差し引かれて
しまった。

★初めてファンが人に謝った日。

携帯を壊したのはわざとでは無いことをウンソンに訴え謝罪
する。オレは意地は悪いが卑怯なマネはしないというファン。
っていうか今までの行動を見ていれば十分卑怯なヤツだけどね。
一大決心ではあるがファンの謝罪でもウンソンは許さず。

★ソンヒはウンソンを呼び出し口止めする。

ウンソンがスクチャに変な事を吹き込まないように口止めする
為に呼び出す。下手に誤解すればスンミとファンの関係が悪く
なり結婚できなくなるとの事。ようやくウンソンはソンヒのして
きた外道さ加減が伝わってきたようで、警戒心をもって彼女と
接することが出来るようになったのは良い傾向かも。
しかし善人だったウンソンがソンヒとの出会いで、性格が悪く
なっていきそうな所はちょっと痛い感じだね。

★財産相続に関して大きく展開が動く。

ウンソンを利用してファンら家族の更生を行っているかと思って
いたが、実際にウンソンに相続させる気らしい。
でも遺言には但し書きが有るみたいだから、何らかの条件が
有るのかな。
取りあえずウンソンの能力を見せるために赤字続きの2号店を
再生させるプロジェクトが始まるっぽいね。

★ウンソンはスンミには悪意が無いと信じたいが・・・

スンミは確かにウヌの事に対して真剣に心配していた事を知って
いる。しかし不動産登記簿を見ることでウンソンは、今のペンマ
アパートが賃貸ではなくスンミ名義の所有物件だと知る。
ついにウンソンは反撃に出るのか?

コ家
コ・ウンソン …… ハン・ヒョジュ (フードコンサルタント)
ユ・スンミ …… ムン・チェウォン (義理の妹、ソンヒの娘)
コ・ウヌ …… ヨン・ジュンソク (ウンソンの弟)
ペン・ソンヒ …… キム・ミスク (継母)
コ・ピョンジュン …… チョン・インテク (父・ソンウ建設)

ソヌ家
ソヌ・ファン …… イ・スンギ (息子)
ソヌ・ジョン …… ハン・イェウォン (妹)
オ・ヨンナン …… ユ・ジイン (母)
チャン・スクチャ …… パン・ヒョジョン (祖母・チンソン食品)
ピョ・ソンチョル …… イ・スンヒョン (執事)

イ・ヘリ …… ミン・ヨンウォン (ウンソンの友人)
チョン・イニョン …… ソン・ヨウン (ウンソンの高校時代の友)
イ・ヒョンジン …… キム・ジェスン (ジュンセの後輩)
パク・ジュンセ …… ペ・スビン (レストラン経営)
チン・ヨンソク …… チョン・ソグォン (ファン友、バー経営)
パク・テス …… チェ・ジョンウ (ジュンセの父・弁護士)
イ・ジュニョン …… ペク・スンヒョン (本店の店長、32歳)
--- …… ムン・ヨンミ (本店主任、勤続8年)
--- …… イ・サンフン (ソウル工場の工場長)

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)