宮 (クン) -Love in Palace-

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第10話 突然の告白!

ヒョリンを空港に送った後、公式行事に出席するため急いで
会場へ戻る。一方韓国にいるチェギョンは勝手に抜け出した
ことにより皇后にお叱りを受け、更に落ち込むことになる。
そんな中、イギリスからウィリアム王子が到着し、チェギョン
とユルが中心となって対応に出ることになる。

タイへの輸出を念頭に作られているのだろう。
韓国ドラマというと東南アジア諸国には特にウケがよい。
韓国のドラマは舞台を海外へと広げるものが多い訳だが、
この回は前回に引き続いて舞台がタイで展開される話だ。

タイの人とのコミュニケーション。
リップサービスのようにやたらと主人公がタイ映画「マッハ!」
の事を口にする。そしてタイの良いところを抽出して主張を
繰り広げる。ちょっぴり上目線で語っている感じがなんとも
嫌らしい訳だが、主人公が皇族の関係と言うことも有り仕方が
無いか。

ユルと恵政宮が明確に皇帝の座を狙うことを表明する回だった。
今までも恵政宮が口にはしていたが、ユルが皇帝になりたいと
言ったのは初めてではないか。
立場の違いによってチョギョンを守れなかったことが彼の中に
火をつけたようだ。

で、今回のユルの行動にはなんとも寒気を覚えてしまう。
韓国ドラマにハマっている女性達には男女の関係に於ける
コミュニケーションの取り方に惹かれている部分が多いと思う
のだが、私から見るとちょっと難しいモノがある。

今回突然ユルが落ち込んでいるチェギョンの頬に触れて
"君の笑顔の為ならずっと傍にいるよ"と語る。
恋人同士ならばともかく、恋愛経験が豊富な人ならばともかく
高校生が出来すぎた行動を取るとなんとも不気味だ。
しかも相手は妃宮。

皇帝と恵政宮は互いに思い合っていた関係みたいだね。
追尊を求めると言っていたけど、それを貰うと恵政宮たちの
立場は変わるのだろうか?

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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