宮 (クン) -Love in Palace-

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第22話 秘められた過去

チェギョンを助けるために、ユルは皇族の者達が集まる場所で
今の気持ちを正直に告白する。
一瞬でもチェギョンの事を従兄弟の妻だと認めたことはなく、
本来は僕の妻になるハズだった女性だと。
あまりの衝撃の告白に一同唖然とする。

破滅に向けて一直線。
今更チェギョンもシンが来ることを望んでいたなんて、彼女の
心情がよく分からない。
どのキャラクターにも言えることなんだけど、許して欲しいなら
それなりの態度で接するべきなのに、無視したりしながらも
許して欲しかったというのはなんとなく都合がよい。

今回はユルの告白により、ユルとチェギョンを引き離そうとして
ユルを宮殿から追い出すことになる。その事を知った恵政宮が
玉砕覚悟に王族会に事実を知らせて、チェギョンも道連れに
しようと考える。

皇后が恵政宮の前で自分の気持ちを正直に告白する。
道理に従うべき事でこれは真実と正義であるという。
しかしお互いの心にある真実と正義は相反しているので当然
聞き分けるわけはない。

相変わらずシンの行動は一見するとサディスティックだ。
一生チェギョンを宮の外には出さないという。それが僕を裏切
り傷つけた罰であると。でもこの言葉の裏には傍にいて欲しい
という隠語が含まれており、それに気がつかないチェギョンとの
関係はもう終わっているのかも知れないね。

しかしこのドラマ、やたりとしきたりなどの言葉を使うけれど
普遍性をうたいつつ、ドラマの中では廃妃の事を安易に口に
出したりして、なんとなく一貫性はない。まるで王族が議員
の一役職の様な扱いなのが気になる。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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