ラスト・スキャンダル
(2008年MBC)

監督/演出:イ・テゴン
脚本:ムン・ヒジョン


第7話 ほっとけない募る想い
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興信所で夫の居場所を知ったソニは、彼のアパートの前で張り
込むと彼が戻ってくるのを知って抱きつく。その光景を寂しそう
に眺めていたジェビン。

兄のドンファは帰宅するのが遅くなったジェビンに仕事が終わ
った後、何をしていたのかと怒鳴り、家政婦を解雇したい事を
告げる。若い女が居ると気が散る事。そしてフンは彼女に懐いて
いるが、彼女の夫が見つかったりすれば、いつかソニは辞める
人なのだと言うこと。しかしジェビンは自分が必要なときだけ
優しくして身勝手な人だと吐き捨て、どうせ自分で決めるのな
らば、オレに意見を求める必要はないだろうと告げる。

ソニに逢ったユシクは二人を巻き込みたくなかったから連絡を
絶ったことを告げる。しかしソニは裕福そうにしているユシク
の事を疑う。借金が有るようには思えないと告げ、まさか他に
女が居るのではないかと告げると、借金の居る男に女が居る
ハズはないとして、世話になった先輩が貸してくれたものだと
告げる。この事は誰にも話さないよう口止めする。いつか必ず
立ち直るから知らないフリをして放っておいてくれと頼む。

ソニは帰宅後にやけ食いする。ジェビンはユシクの事を聞くが
ソニは彼は頭が良く人柄も良いと告げる。今度紹介するという
が、お前の夫と友達になるつもりはないと告げる。

その頃ユシクは、ジョンスクと出会って400日目の記念日だと
して特別な演出をしていた。そして女性にアプローチするも
彼女は拒む。結婚を約束した仲ではないかとするが、法的には
まだ他人の夫なので、それが解決するまでは返事は出来無いと
言われる。

ソニは食い過ぎてトイレが吐く中、ジェビンが血行をよくする
為にマッサージをしてくれる。そんなソニの元にユシクから
電話があり、今日の5時にエバーランドで逢うことを約束する。

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ソニはドンファによって家政婦の仕事を打ち切られる

ジェビンに悪い虫が付かないようにするための措置。
フンがこのまま懐いてしまっても困るというけれど、これは
別にどんな女性に対しても接していく内に懐いてしまうもの
だと思うけどね。

いよいよソニは夫のユシクと対面する

やっぱりユシクは二人の女性から愛される程のキャラクター
をしているかという点については正直全く説得力がないな。
ジョンスクというキャラクターが物語に都合良すぎる。


ソニは仕事を放ってジェビンと遊園地へ

元々は夫と面会する予定だったけれど、彼が暴力団に襲われた
とした事で逢えず、涙する彼女に心配して影で見守っていた
ジェビンが声を掛けることになった。

しかし帰宅したらドンファによって客や子供を放ったらかしで
無責任だと激怒される。雇い人としては当然の怒りにも感じるが
人生で唯一誇れるのが家族を守ってきた事だとして、反論する
辺りも話がかみ合っているのかいないのか良く解らないもの
が有った。争点は親としての立場というよりも、家政婦として
の仕事に対するものじゃないの?

ドンファとナユンの関係

15年前に二人は別れたようだけど、15年前に気持ちが無いと突き
放したのはナユンの方だったみたいだね。で、今になって戻り
たいと感じたのか、フンに取り入るナユンの姿が有り、過去に
言われた言葉をそっくりそのままドンファがナユンに浴びせ返し
た。

ユシクはソニを言いくるめて離婚する

なんだかすぐにバレる様なことをやるのだから、バカというか
マヌケというか。
バレるのも時間の問題だし、まさに事態を先送りにした感じも
する。
ソニにとしても、ユシクにしてもどうも心情的に馴染めない人
たちからか、イマイチドラマが面白く感じない。


ホン・ソニ …… チェ・ジンシル (主婦)
ソン・ジェビン、チャン・ドンチョル …… チョン・ジュノ
チャン・ドンファ …… チョン・ウンイン (ドンチョル兄)
イ・ナユン …… ビョン・ジョンス (女優)
アン・ユシク …… キム・ビョンセ (ソニの夫)
コ・ジョンスク …… キム・チョン (ユシクの後援者)
アン・ジミン …… ハン・ボベ (ソニの娘)
チャン・フン …… イ・インソン (ドンファの息子・14歳)

ミンジュの母 …… イ・ヨンジャ
ペク・スホ …… イ・スホ (ロードマネージャー)
ソ・ウォンタク …… アン・イルグォン (マネージャー)
チョン・クムジャ …… キム・ヒョンジャ (ユシクの母)
アン・ユジョン …… オム・スジョン (ソニの義妹)


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