ラスト・スキャンダル
(2008年MBC)

監督/演出:イ・テゴン
脚本:ムン・ヒジョン


第10話 同じ人を愛する兄と弟
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ソニは夫のユシクが偽装離婚だと称して別れた後に、ジョンス
クと結婚していたことを知ってショックを受ける。
一部始終遠くからやりとりを見ていたジェビンは、ソニに対して
もう泣くなと声を掛ける。ソニはジェビンに対して、いつから
この事を知っていたのか?と問う。だから最低な男性とか、私
に馬鹿な女だと言っていたのねと納得する。しかしソニは本当
に離婚したと思っていたのか?と告げ、私はそんなに簡単に家庭
を壊す女ではない事を告げる。これは形だけの離婚だったと
いう。しかしもう終わったことだからどうでも良い事、借金も
無くなってせいせいしたと告げる。

ジェビンは帰宅する際にソニに対して手を繋がないと一歩も
家に入れないぞと語る。そんなやりとりを兄のドンファが見て
いた。ジェビンは兄に対して、ソニは同級生である事を告げる。
そして初恋の相手だと言おうとするが、ソニによって止められ
る。これからも接し方は変わらないと告げる。

翌朝、ジェビンの部屋に飲み物を運んできたソニに対して彼は
地下室に言いたいことを書いて置いたから探してみろと告げる。
ジェビンは"シンデレラを探せオーディション"に出席。ソニも
一緒について行くが途中で抜けだしユシクと面会する。
ユシクはもう婚約もしたし引き返せない事を告げる。この年で
人生を終わりにしたくない事。示談金も出せないお前とはやり
直すつもりはない事を語る。ソニはジミンの事は考えたのかと
問う。ここに来るまで色んな事を考えたというが、あなたの
話しを聞いて全部吹っ切れたと告げる。これからはジミンに
恥ずかしくない生き方をして告げ、15年間の結婚生活を後悔
していると告げる。

ソニはユシクと別れた後、橋の上からストレスを発散するかの
様に叫ぶ。最低な奴だと泣き叫ぶ所にドンファがやってきて、
声を掛ける。最後まで立派だったと告げる。

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同じような繰り返しであまり語ることがないドラマ

今回もユシクの非道な一面を知ってソニが哀しみ、ジェビンが
貶しながらも慰めるという展開。
別段良いシーンが有ったわけでもなく、やや呆気なさを感じる。

ソニは休みをもらう

ジェビンが何処に連れて行くのかと思えば、レーシック手術に
連れていく。あの眼鏡をしたままだと正体がばれるというけれど
バレないほうがおかしいだろうと小一時間。
休みという事でもう少し気晴らしになる展開が用意されるかと
思ったけど、限りなく地味なドラマ。

振られたソニを慰めるジェビン

ユシクが偽装離婚だと言ったのはまだお前に未練が有るからだ
ろうと声を掛けるのだが、かなり的外れなセリフを述べている。
どう見ても離婚しようと告げた際に、拗れる事を考慮して偽装
離婚させたとしか思えない展開。もう少し気の利いた言葉を
かけても良いと思うのだが・・・

地下室に残されたメッセージ

なんかもう少しインパクトの有るセリフが書かれているのかと
思った。まるで子供の様なジェビン。つきあっていた当時から
成長していないことを臭わせたかったのだろうか。

ナユンの存在はかなり浮いている

ナユンはドンファとはつきあっていなかったみたいだね。
二人がつきあっている事を誤解してジェビンとは別れたって
事なのかな?
だから何?って感じの展開になっているのが残念。


ホン・ソニ …… チェ・ジンシル (主婦)
ソン・ジェビン、チャン・ドンチョル …… チョン・ジュノ
チャン・ドンファ …… チョン・ウンイン (ドンチョル兄)
イ・ナユン …… ビョン・ジョンス (女優)
アン・ユシク …… キム・ビョンセ (ソニの夫)
コ・ジョンスク …… キム・チョン (ユシクの後援者)
アン・ジミン …… ハン・ボベ (ソニの娘)
チャン・フン …… イ・インソン (ドンファの息子・14歳)

ミンジュの母 …… イ・ヨンジャ
ペク・スホ …… イ・スホ (ロードマネージャー)
ソ・ウォンタク …… アン・イルグォン (マネージャー)
チョン・クムジャ …… キム・ヒョンジャ (ユシクの母)
アン・ユジョン …… オム・スジョン (ソニの義妹)


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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