ラスト・スキャンダル
(2008年MBC)

監督/演出:イ・テゴン
脚本:ムン・ヒジョン


第14話 別離…物語は佳境へ!!
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泣いたらクビだと言ったはず。この家から出て行ってくれ!
そうジェビンはソニに告げる。ソニは本心なのかと問いただす
と、彼は頷き、雇い主に従うけれど理由は何なのかと尋ねる。
ソニが目障りで傍にいるだけで落ち着かないという。
ソニは私にも条件があると告げ、これ以上私に優しくしたら
絶対に許さないと告げる。
ジェビンは兄・ドンファにソニをクビにしたことを告げる。
行く宛てがないのにクビにするのかというが、ジェビンはオレは
頭が悪いので二つのことは同時には考えられないと語る。

翌朝、ドンファはソニが辞める事を知って、今日一緒に家を
探しに行こうと告げる。

ソニは偶然街中で元夫ユシクに逢う。ユシクはジェビンの事を
調べており、必ず秘密を暴いてやるとするが、これ以上ジェビン
を詮索するのは辞めろと告げ、私を怒らせればジョンスクの家
に乗り込むと告げる。

ジミンはジェビンの家を出ることに反対を示すが、ソニはあの
家は広いので掃除するのも大変だからと誤魔化し理解を求める。
そんな頑張る決意を見せるためにみんなで円陣を組んで気合い
を出す。

ジェビンはソニが居なくなった部屋に佇み一人気落ちする。
ジェビンはドンファに対して、今日の夜店を予約して欲しいと
頼む。そこでフンに全ての事実を語るという。ドンファは
フンが傷付かない方法を考えようと言うが、それよりも癒す
方法を考えた方が良いとジェビンは語る。

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いよいよフンとソニは全ての事実を知る

フンはジェビンからお前の父はオレだったと告げる。
今まで芸能人故に嘘を付いてきた事実を引き合いに出して、
この件もそんな事の延長の様に語っていたね。

ソニはナユンからその事実を告げられる。
遠回りな言い方だったけど、まぁ余程の鈍感で無い限りは
伝わるかな。

支離滅裂しているジェビンの行動

この辺が我が儘なスターという設定なのだろうか。

ソニがナユンに対して、フンやジェビンの事を自分の都合で
捨てたり取り戻したり出来ると思っている事に対して、勝手す
ぎると指摘するのだが、この指摘はそのままジェビンの行動にも
当てはまってしまう。
自分の身近に居させようと家政婦として雇ったり、都合が悪く
なると解雇したり・・・
このジェビンの性格がある意味ドラマに感情移入させるのを
難しくしているな。

全く仕事をする気配がない人たち

韓国のドラマの欠点は、恋愛に没入するあまり、本当に仕事を
しなくなる。二人だけのシーンを永遠と描き続ける為に、
仕事の件とかかなり都合良くなってしまう。それだけに芸能人
の様な時間に融通が利く職業という設定がドラマ上都合が良いの
だよなぁ。

新しい家に移り住むソニ

移り住むけどすぐにジェビンらが乗り込んでくる。
あんまり意味が無い。
っていうか仕事も見つかっていない状態なのに、部屋を借りて
も大丈夫なのか?ユシクは生活費とか入れているのかちょっと
気になる。

ジェビンを取るのかドンチョルを取るのか

芸能人にはプライベートが無いという事なのか。
しかし前にも書いたけど、40歳になる芸能人を捕まえて、
"私は誰のモノでも有りません"的な事を求める社会というのも
酷いモノがあるな。

結局二人が別れたのは誰のせい?

ドンファがジェビンの為にナユンに別れろと告げたのだろうか。
その際何故フンを置いていったのか。
その辺の事実関係がイマイチ良く解らないところだ。


ホン・ソニ …… チェ・ジンシル (主婦)
ソン・ジェビン、チャン・ドンチョル …… チョン・ジュノ
チャン・ドンファ …… チョン・ウンイン (ドンチョル兄)
イ・ナユン …… ビョン・ジョンス (女優)
アン・ユシク …… キム・ビョンセ (ソニの夫)
コ・ジョンスク …… キム・チョン (ユシクの後援者)
アン・ジミン …… ハン・ボベ (ソニの娘)
チャン・フン …… イ・インソン (ドンファの息子・14歳)

ミンジュの母 …… イ・ヨンジャ
ペク・スホ …… イ・スホ (ロードマネージャー)
ソ・ウォンタク …… アン・イルグォン (マネージャー)
チョン・クムジャ …… キム・ヒョンジャ (ユシクの母)
アン・ユジョン …… オム・スジョン (ソニの義妹)


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