ニューハート
(2007年MBC)

演出:パク・ホンギュン
脚本:ファン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/new_heart/
http://www.bs-j.co.jp/new_heart/


第16話 腐った水

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ウンソンはヘソクが自分の人形と対話しているのを目撃する。
ヘソクに対してウンソンは君の前からずっと離れない事、
そして背中も君にしか貸さないことを約束し、僕に君の手伝い
をさせて欲しいという。でも恋愛感情については前みたいに
やっていかないかと提案する。ヘソクは好きになるなと言うこ
となのか?と問う。ヘソクは悲しむ中でその提案を飲むことに
する。それに貴方が逃げるのでもう疲れた事を口にする。
これからは良き同期としてつきあおうという事になる。
ウンソンは彼女の後ろ姿を見ながら、アイツは恋愛に慣れてい
ないので男を見る目が無い事を呟く。

そんな中、各科合同カンファレンスの場でキン・ドンリョンと
いう患者を巡って見解が分かれる。同時手術をするリスクの高い
患者。80%以上の確率で手術中に死亡する可能性が有る患者の
処置方針を巡り、脳にも動脈瘤が有るのだから、内科的診断
に任せるべきではないかというテジュン。しかしガングクは
バイタルの安定が不可欠だとして、同時手術を試みるべきだと
いう。ガングクはテジュンに低体温法での手術をしてみては
どうかとするが、無謀な手術はしたくないという。すると
ガングクは客員医師のテジンにやらないかと声を掛ける。
やってみたいとするテジン。しかし外部の人間に手術させる
のかとして、異論が噴出するが、外科は交流の多い科であり
テジンの手術を見るのも良い勉強になる事を訴える。そのやり
とりを聞いていたミン教授は失敗する方に10万ウォン賭ける
と告げる。

テジンはウンソンらを助手として執刀する。すると6時間という
短時間で手術は終わり、バイタルも安定していた。

手術が終わりヘソクと歩いているウンソンにミミが話しかける。
そして先日の件を謝罪すると、君が教授に真実を話してくれたの
だろうとして、もう気にしていない旨を語る。するとミミは
大喜び。しかしヘソクはインターンは暇なのねと告げ、ウンソン
は私と話があるとして彼を連れて行くのだった。

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時期はお正月

韓国の大晦日、新年は日本とは違いあっさりとしたもので、
新年に一日だけ休日が有るだけ。韓国では旧正月の方が賑わい
を見せることが言われる。ましてや医者なのだから、盆と正月
は無いに等しいかな。

テジンの手捌きの鋭さにテジュンもお手上げか

ガングクに対してテジンの手術を見せて刺激を与えたいのならば
手術法を教えてからにして欲しかったという。
ガングクに不信感を抱くテジュンに対して、ガングクは頭脳も
技能も全て認めている事を告げた上で、そんな力を守るだけで
なく挑戦していけという。挑戦するのは良いけど、ここの医者
って自分の力を過信して無謀な手術をするところが恐い。

ガングクに念書にサインしろと迫る院長

一応ヨングの件に関しては、先日のイギリス元首相の手術を
成功させたが故に、家族の不信感を拭えて訴えを取り下げられる
事になったようだ。

院長は訴訟が取り下げられた件を語り、ガングクに対して大多数
が不可能だとする手術を独断でやらないことを約束する為の
念書を求める。

ガングクの妻・ヘスクが彼に求める物

離れはしたけれど寂しいというヘスク。患者に精力を傾ける
だけでなく家族にも目を向けてという。そしてアメリカで一緒に
暮らすよう指示するわけだが、結局医者である限りはアメリカ
でも韓国でもそんなに違いはないのではないか?本質的な意識
の改革を求めないことには、結局アメリカで暮らしても問題が
解決するとは限らないものである。

ヘソクの事実

院長の娘だと思っていたけど、なんと愛人の子として生まれた
ものらしい。未婚の状態で妻は出産し、祖母にネチネチやられた
というけれど、その後ヘソクの母親は正妻になって2人の子供
を生んだと言うことなのか??

ヘソクとウンソンは二人っきりの正月を過ごす

ウンソンがそのまま関係を維持しようとする意味が良く解らない。
やっぱり同期として別れると気まずいという主張を未だに
繰り返しているものなのか?
しかしまぁヘソクが自分のことを好きになるよう、誤解される
様な行動を繰り返している印象は有るな。

一つ屋根の下で過ごす

韓国ドラマではありがちの展開か。
手を繋ぐだけで済んでしまう辺りの純粋さが存在する。
日本やアメリカのドラマじゃ男女が一つ屋根の下に入れば
すぐにその気になってしまうものね。それが短絡的な行動にも
思えてしまうけれど、韓国ドラマはお子様でも安心して見られる
内容です。


イ・ウンソン …… チソン (レジデント)
ナム・ヘソク …… キム・ミンジュン (ジェヒョンの娘)
チェ・ガングク …… チョ・ジェヒョン (胸部外科)
イ・ドングォン …… イ・ジフン (歌手)

ミン・ヨンギュ …… チョン・ホグン (胸部外科)
キム・テジュン …… チャン・ヒョンソン (胸部外科)
イ・スンジェ …… ソン・ドンイル (胸部外科)
キム・ジョンギル …… イ・ギヨン (循環器内科長)
パク・ジェヒョン …… チョン・ドンファン (病院長)
--- …… キム・テヨン (副院長)
チョ・ボッキル …… チョン・ギョンスン (スンジェ妻・麻酔科)
ペ・デロ …… パク・チョルミン (医師・チーフ。ウンソンら指導)
ソル・レヒョン …… キム・ジュノ (疲れで手が震えた医師)
キム・ヨンヒ …… パク・クァンジョン (医師)
ウ・インテ …… カン・ジフ (O型の医者)
チョン・ミナ …… シン・ドンミ (麻酔科)
チェ・ソノ …… カン・サング (内科の医者)

キム・ジヨン …… チョ・ミョンジン (看護師)
--- …… イ・ウン (可愛らしい看護師)
--- …… キム・ミニ (ウンソンの尻を触る看護師長??)
キム・ミミ …… シン・ダウン (可愛らしい看護師)

キム・ヘスク …… イ・ウンギョン (ガングクの妻)
チェ・ヘラ …… パク・ヒョビン (ガングクの娘)
チェ・ミラ …… ハン・イェリン (ガングクの娘)
キム・ピルチェ …… ミン・ジオ (ボールペンを刺す)
チェ・チェンウォン …… ソン・ヨンテ (故ガングクの父・医者)
ナム・ジュニ …… イム・イェジン (ヘソクの母、"韓服店")
ユ・ヒジン …… キム・ヘウン (テジュンの妻)

イ・ムノク …… キム・ヨンオク (豚足屋のお婆さん)
キム・ヨング …… チョン・ジェジン (ICU掃除職員)
ジョンミン …… チョン・ユンソク (ヨングの孫)
キム・ソッキ …… オ・ジョンソク (ヨングのバカ息子)
ハ・テジン …… チョン・チャン (心臓外科医師・ガングク友)
--- …… パク・ヨンジ (保健福祉部長官・テギョン義父)
修道女 …… イ・ジュシル (ウンソンの母代わり、下着プレゼント)
ジェソプ …… ユ・ジョンソク (ウンソンの友人)
ハミルトン …… イ・チャム (前イギリス首相)
--- …… チェ・ジノ (前イギリス首相秘書室長)


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