ニューハート (2007年MBC) 演出：パク・ホンギュン 脚本：ファン・ウンギョン http://www.tv-tokyo.co.jp/new_heart/ http://www.bs-j.co.jp/new_heart/

第21話 去り行く神の手
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レジデントたちはガングクの辞表に関して反対を示すために
全員で辞表を提出して院長の顔色を伺うが、院長はそのまま
レジデントたちの辞表を受理する。それを知ってガングクは
辞表の撤回をお願いに行く。院長は教授会の場で自ら辞表を
出したことを改めて訴えれば撤回するとの事を告げ、すぐに
教授会が開かれる。

胸部外科のレジデントたちは途方に暮れみんなで酒を飲むが、
ガングクは提出した辞表を取り返してきたことを告げる。
これまでオレに付いてきてくれただけでも有り難い事だとして
例えオレが辞めようとも胸部外科の事態は変わらない事を
告げる。自分がレジデント時代からどうようの扱いだった事を
告げ、オレの変わりにただ別の後任が来るだけだという。しかし
ヘソクは自分たちで変えていかねばならない事を訴える。
ウンソンらはどう希望を持っていけばいいのか嘆く。

そんな中、デロの同級生ドンスと偶然にレストランで出会う。
デロは若い医師・ミミを連れてきていた事で、援助交際を
疑われてしまう。それを聞いてデロは年齢差を実感し、姫に
恋をするなんてどうかしていたと落ち込む。それを聞いたミミ
はデロは悪くないとしてエレベーター内で激しくキスする。
それを病院のスタッフたちに見られてしまう。

ウンソンは怪我した右腕を試しに動かしてみるが、動く物の
繊細な動きは難しかった。ガングクとスンジェはリハビリして
いるウンソンの姿を見つめていた。神経が戻らねば外科医とし
てはヤバいというスンジェに対して、時間が解決するだろうと
ガングクは告げる。ガングクはウンソンの元に行くと、今度は
腕で防ぐのではなく体で防げと声を掛ける。
ウンソンは病院を辞める人がオレの心配をするのかとやりきれ
ない様子。心配するくらいならば傍にいて欲しいという。
虜にしておきながら自分だけが逃げるのかと。しかしガングク
はウンソンに対してお前はどん底を経験してきた男なので、
はい上がって今まで生きてきたように生きろと告げる。
右がダメならば左を使えと告げ、今までお前が居てくれたお陰
で先生ごっこが楽しめた事に感謝する。ウンソンは必ず左手でも
メスを握れるような医者になることを見せるとして、ガングク
に左手で作った人形を手渡す。
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★デロとミミの関係が笑える。

翻訳が砕け過ぎ。
酔ったミミが落ち込むデロに対して
"弱虫デロちゃんはお仕置きしちゃう"と告げる辺りは笑えた。
実際にはどんな言葉を発しているのかな。

★ガングクは自分が犠牲になることでレジデントを助ける

もうこれ以上ガングクは胸部外科の為に尽力する事はなくなる
のだろうか。明日アメリカに発つとのことで、妻と軍医時代に
一緒に暮らしていた寺を巡って、みんなの無事を祈ることになる。

★院長はガングクに教授会で証言させたが・・・

しかし教授会のスタッフは、院長が胸部外科に圧力をかけたと
思っているらしく、特に学長が納得せずに調査委員を開く様だ。
ガングクは看板医師なのに、こんなにもあっさりと手放す院長
の行動が凄い。こんなので本当に病院は黒字になるのか?

★院長は都合良く倒れる

まぁお約束なんだろうけど、なんかお約束過ぎて寒すぎる。
結局ガングクが助けることになって円満解決って事になるんだ
ろうな。

★執刀するのはミン教授

動いたままの心臓バイパス手術、OPCABを執刀した経験が有る
のはミン教授だけだとする辺りが、この病院の人材の無さを
物語っている。しかもミン教授は失敗すれば全てが終わると
して怪我を偽装。このミン教授がまともな手術しているシーン
って見たことがないんだが・・・

★テジュンが執刀することになる。

前回の展開の中でVIP患者を執刀して一気に昇進する計画を
述べていたテジュン。また都合良くそのシーンが現れてしまう
所がベタというか寒いというか・・・
テジュンは一応は胸部外科を存続させたい人物。ただ出世の
為に医師としての技術以上に政治力を利用している所と、
出身大学に関する差別的な視線を持つところで、あまり他人から
の信頼を受けづらい人物だ。

★テジュンが執刀するが・・・

心臓の状態が悪く、一度は手術を終えて血栓を取り除き肥大した
心臓を調整するが、それでも壊疽している部分が多く、血が
流れて止まらない事を受け、ECMO(肺や心機能を人工的補助)では
ダメだとしり、移植手術の為に国立臓器移植機関(KONOS)に
登録することになる。ただいつ適合する臓器が回ってくるのか。
そして臓器が回ってきても執刀出来る医師が居ないというマヌケ
な状態の病院。これが本当に韓国一の病院なのか!?


イ・ウンソン …… チソン (レジデント)
ナム・ヘソク …… キム・ミンジュン (ジェヒョンの娘)
チェ・ガングク …… チョ・ジェヒョン (胸部外科)
イ・ドングォン …… イ・ジフン (歌手)

ミン・ヨンギュ …… チョン・ホグン (胸部外科)
キム・テジュン …… チャン・ヒョンソン (胸部外科)
イ・スンジェ …… ソン・ドンイル (胸部外科)
キム・ジョンギル …… イ・ギヨン (循環器内科長)
パク・ジェヒョン …… チョン・ドンファン (病院長)
--- …… キム・テヨン (副院長)
チョ・ボッキル …… チョン・ギョンスン (スンジェ妻・麻酔科)
ペ・デロ …… パク・チョルミン (医師・チーフ。ウンソンら指導)
ソル・レヒョン …… キム・ジュノ (疲れで手が震えた医師)
キム・ヨンヒ …… パク・クァンジョン (医師)
ウ・インテ …… カン・ジフ (O型の医者)
チョン・ミナ …… シン・ドンミ (麻酔科、テジュンと不倫)
チェ・ソノ …… カン・サング (内科の医者)

キム・ジヨン …… チョ・ミョンジン (看護師)
--- …… イ・ウン (可愛らしい看護師)
--- …… キム・ミニ (ウンソンの尻を触る看護師長??)
キム・ミミ …… シン・ダウン (可愛らしい看護師)

キム・ヘスク …… イ・ウンギョン (ガングクの妻)
チェ・ヘラ …… パク・ヒョビン (ガングクの娘)
チェ・ミラ …… ハン・イェリン (ガングクの娘)
キム・ピルチェ …… ミン・ジオ (ボールペンを刺す)
チェ・チェンウォン …… ソン・ヨンテ (故ガングクの父・医者)
ナム・ジュニ …… イム・イェジン (ヘソクの母、"韓服店")
ユ・ヒジン …… キム・ヘウン (テジュンの妻)

--- …… パク・ヨンジ (保健福祉部長官・テギョン義父)
修道女 …… イ・ジュシル (ウンソンの母代わり、下着プレゼント)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)