オンエアー
(2007年 SBC)

脚本/キム・ウンスク
プロデューサー/シン・ウチョル


第1話 偽りのレッドカーペット


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年末に行われる2007年SBC演技大賞。
レッドカーペットの上を気分良く歩くヨンウンだが、スンアの
車が到着すると、全てのマスコミはスンアの登場にカメラを
向ける。
スンアは演技大賞だと聞いて授賞式に出席したわけだが、演技
派俳優のチェ・ヨヌとの共同受賞だと知り不満を漏らす。
ヨヌのおこぼれなどまっぴらごめんだというが、事務所社長の
チン・サンウはなんとか説得を試みる。しかしその甲斐もなく
彼女は式の途中に帰ろうとする。
TV局はすぐに彼女を引き留めろとしてギョンミンを向かわせる
が、優しく説得するどころか"美人なのに性格が悪い"、"いつ
までもトップでいられると思うな"、"視聴者は心待ちにして
いる"と言いたい邦題。しかし図星だとして彼女は授賞式に
戻る。いざトロフィーをもらう段階で彼女は、受賞を辞退して
しまうのだった。
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見るつもりは無かったのだが、春の改変期でドラマが放送して
いないので取りあえず見てみた。

一応TV局、芸能界、ドラマ製作現場の裏側を描いた構成の様で
仕事を獲得するために愛想笑いを振りまいたりするわけでもな
く、本音をぶつけ有って詰り合いが続くような展開。

韓国人も韓国のドラマがワンパターンである事を自覚して
いるのか、"御曹司"、"シンデレラ"的ストーリーを皮肉る台詞
が多々見受けられるところが面白いのかも。

ドラマ的には昔テレ朝で放送した韓国ドラマの「イヴのすべて」
みたいな感じ。女同士の熱いバトルの中に男性も加わり
訳が分からなくなりそうな感じも受ける。

契約金のためなのか、いち早くスターになりたくて勝手に事務所
を移籍してしまうチェリーとか、授賞式を辞退しようとしたり
やりたい放題の女性・スンアとか、なんとなく女性の役割が
被りまくりで、キャラクター毎に違った色を出せるのかどうか。

ギジュンが裏切った女優に"ファンから単に好かれるのでは
無く憧れの存在になれ"と声をかける辺りが渋かったか。

正直初回はそんなに面白くなかった。
女優はキム・ハヌルとソン・ユナで構成しているので良いとし
ても、男優陣が弱い構成だね。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン)
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) 女優
ソン・スチョル () 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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