オンエアー
(2007年 SBC)

脚本/キム・ウンスク
プロデューサー/シン・ウチョル


第3話 美しきトラブルメーカー


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台湾でヨンウンを追い掛けていったギョンミン。
そこでヨンウンが手がけたシナリオ"チケット・トゥ・ザ・ム
ーン"を一緒に撮りたいと説得するギョンミン。しかし視聴率
が全ての世界で新人監督とは一緒にやりたくないという彼女。
一方スンアはギジュンの事務所と契約する前に改めて新しく
設けた契約条件を告げる。契約破棄はスンアの自由。人見知り
だから運転は社長のギジュンがしてという。車と事務所が用意
出来たときに改めて契約を交わしましょうと告げる。
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韓国でも一応キザなセリフ回しとか、財閥系、出生の秘密系
などは低俗なドラマとして認識されているのか。
ヨンウンが手がけた"チケット・トゥ・ザ・ムーン"がどんな
感じのシナリオなのか気になるところ。

韓国はよくTV局専属の俳優だったり脚本家が所属している所が
日本とは違う所なのか。
今回は"チケット・トゥ・ザ・ムーン"の著作権が著作者に帰属
するものではなくTV局に有ることを利用し、ヨンウンに一緒に
仕事をさせようとする。

一方スンアの態度がもの凄く不快に見えるけれど、多少は理解
出来る部分もある。幾ら視聴者有っての俳優とはいえ、あの
紙っきれにサインを書けと言うのはちょっと酷かも。しかも
それなりに人気のある人なんだからもう少し周りも尊重して
挙げてもいいのかも。
ただあの美容室でチェリーと同席した際彼女に喧嘩を吹っ掛け
るところはあんまり理解できないな。そんなに敵を増やして
どうするつもりなのかって気もする。

脚本家と俳優、二つの我が儘な女性達が対面するときのピリピリ
したムードが何とも言えない。辛いキムチを食べるときの恐怖
と好奇心に似ていて、癖になりそうなシチュエーションか。

ヨンウンからギョンミンに電話が掛かってきたときには、完全
に彼の駆け引きが成功した瞬間だった。私は我が儘で生意気
だし、仕事を自分で選べる身分だという彼女。しっかり自覚して
いてそれでも生意気を貫き通すところが凄い。
企画書を見て"悪くない"とあやふやな返事をしたことに、ヨン
ウンもイライラ気味。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン)
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) 女優
ソン・スチョル () 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長
ジュニ () ヨンウンの息子
オソク () スタッフ
イ・ウォン () ギジュンの事務所の俳優
キム・ボムネ () ギジュンの事務所の俳優

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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