オンエアー
(2007年 SBC) one sided Love Affair

脚本/キム・ウンスク
プロデューサー/シン・ウチョル


第11話 波乱のリハーサル


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ギジュンはスンアの相手役にエイドンを押す。
しかしヨンウンは脇役ではなくスンアの相手役となると次元
が違うとして呆れた顔をする。信じてくれというギジュンだが
私の話は信じない癖にと怒って出て行く。
仕方なくリハーサルのテープを見て、エイドンと面接する事に。
思った以上にエイドンの役に対する解釈は明確なものがあり
ヨンウンさえも頷かせるものがあった。仕方なくギジュンの
提案を受けることにする。
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今回は出演俳優を決めると同時に、初のセリフ合わせに至るま
でを描いた話だった。

なんとなく同じ様なやりとりでグタグダ展開が続いているよう
な感じ。つまらない次元で言い争い、わざわざ争うことでも
無いところで争い、無駄に時間を浪費している。

相変わらずスンアは自分との取り決めに従えとの事。
出演する俳優について自分が認めた者ではないとダメだという。
その背景には彼女自身の自信のなさと同時に、演技者としての
実力の無さが全ての元凶。
演技をカバーしてくれる人材が欲しいにもかかわらず、名も無
き俳優を使うことで全ての責任は自分に降り掛かってくる。
意外とスンアも自分の実力を過信していないところは好感が
もてるのだが、いつまでもプライド無く他人に寄生しようとして
所が情けない。演技者として実力を付けようとする気はないのか。

ギョンミンは非情にもヨンウンに5、6話の再度修正を求める。
こんな脚本ではスンアに申し訳ないとするギョンミンの台詞
だけど、上述した情けないスンアの真の姿を見れば、本当に
そんな事を言えるのかという気がする。

しかし確かにヨンウンの言うとおりギョンミンは脚本家では
なくあくまで監督。何処まで口を挟んで良いものなのかという
気がする。
結局ギョンミンは機嫌を取るためにヨンウンの行っていた
ピンクのネクタイを付けて登場。相手のご機嫌取りが大変な
ドラマです。
ただギョンミンの滅茶苦茶だと思っていた主張も第三者である
チン・サンウ社長を使って上手くその主張が正しかった事を
証明した感じだね。この部分だけは良くできていたと思う。

読み合わせの段階で再びグダグダ。
スンアには同時にCMの撮影があると言うが、スケジュールを
管理するのはマネージャーや所属事務所の人間だよね。
スンアに罪はないと思うが、すぐに我が儘な契約を盾にする
辺りはあまり好感のいくところではない。
結局契約したなら嫌でも出ろと言ったヨンウンの勝ち。

ついに初の読み合わせ。
全く本気で演技しようとせず、やる気も無さそうにただ棒読み
しているだけのスンア。みんなの前で本気で演技したところで
たかが知れた演技だと思われるのが恐いのか。
冷めた表情をするスンアって本当に嫌な奴に見えるね。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン)
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) 女優
ソン・スチョル () 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長
ジュニ () ヨンウンの息子
オソク () スタッフ
イ・ウォン () ギジュンの事務所の俳優
キム・ボムネ () ギジュンの事務所の俳優
エイドン (リッキー・キム) ハーフの俳優
ポンシク () 元監督。現在チキン料理店

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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