オンエアー
(2007年 SBS) one sided Love Affair

脚本/キム・ウンスク
プロデューサー/シン・ウチョル


第14話 真実を見つめて


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何度も撮り直しするギョンミンにあきれ果てたギジュンは
撮影現場からスンアを勝手に連れ出す。
ギジュンはギョンミンやヨンウンの前で、一切演技指導を
しないのは監督としてのビジョンが無いだけだと告げる。
内容も知らされずにいきなり最終話を撮影され演技させる
行為は、自分だけのことを考え他人の事を無視しているだけ。
もっと具体的なものを決めてロケすべきだというギジュンに
ヨンウンは一定の理解を示しつつも、みんなの前で恥をかか
された事に激怒。互いに興奮するあまりそれを止めたのは
スンアだった。私にも非があったとして取りあえず休憩に
しようと提案する。
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いよいよ殺伐としていた台湾ロケが終了。
しかしホントに見ている方も疲れるドラマだね。

冒頭でのギジュンの言い分はもっともだったな。
あれで演技しろというのは確かに酷い。
新人の監督なのになんかもうベテラン顔のギョンミンっていう
のも変な話だし。
でも後々ヨンウンが言ったように、あの言い争いがあったから
こそスンアも演技に真剣に取り組むようになったし、彼女の
中からこのドラマだけは成功させたい意思が聞かれたことで
良かったのかも知れない。

ヨンウンの家に来ていた家政婦さんはギョンミンの母親。
ギョンミンは母親に仕事をさせたくないような感じだね。
なんで母親に対してあんなに強く発言するのか良く解らない
のだが、このドラマ、俳優のテンションが高すぎでホント
うるさい。ドラマの現場でのノリがそのまま私生活にも乗り
移っている感じだよね。

さてスンアは一日オフをもらい来た先は、障害者センター。
こんなの撮影前に来るものだろうという突っ込みは置いて
おいて、来てみれば突然スンアは障害者達が痛々しくて見て
いられないという。随分身勝手な人だけど一応その辺は心が
痛むところがあるんだね。
一人のファンとの出会い。イ・ドンギュという資材課で働く
障害者の人。スンアの事をよく知っていて一つ一つの役柄
に対する感想を述べていた。この人、ドラマ「復活」に出て
いた詐欺師の役の人だね。
そんな彼との出会いは心のビタミン剤になったのでしょうか。
妹から貰ったという時計まで貰っていたけど、そんな大事な
ものを貰っても良いのかという感じがした。

最後はまた撮影の場面。
泣くシーンの演技。シーンが終わっても泣き続けるスンア。
泣く演技だけは得意だという。得意じゃないと韓国ドラマ
では生き残れないけどね。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン)
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) 女優
ソン・スチョル () 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長
ジュニ () ヨンウンの息子
オソク () スタッフ
イ・ウォン () ギジュンの事務所の俳優
キム・ボムネ () ギジュンの事務所の俳優
エイドン (リッキー・キム) ハーフの俳優
ポンシク () 元監督。現在チキン料理店

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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