オンエアー
(2007年 SBS) one sided Love Affair

脚本/キム・ウンスク
プロデューサー/シン・ウチョル


第18話 ハートブレイク

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スンアが制服を脱ぐビデオがある。撮影したのはサンウだと
聞かされるとギジュンは怒りに奮え、持っていたコップを
割り手に怪我をする。話しを聞くとそのビデオをサンウが見て
いたという。嘘だったら殺すとして出て行く。

一方カン局長はチン社長の横暴なやり方に怒り、テレビ局から
SWエンターテインメントを閉め出すことを決定する。
それを聞いてヨンウンの元にも話が伝わり、このままではドリ
ームハウス自身も潰れてしまう事を聞かされる。
局長に対してギョンミンは局長を辞職に追い込んでまで台本に
拘るつもりはないとするが、局長はギョンミンに理解を求める。
そこにヨンウンもやってきて、彼女は私が折れてチン社長に
謝罪するのでそれで解決してくれと言うが、局長は考えを改め
るつもりはなかった。
明日はインターネットや新聞を見るなとして局長は退室する。

ギョンミンはヨンウンに、局長が正しいことを告げ、今は流れ
に任せようと告げる。
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今回は二つの大きな流れがあった。
一つはSBCとSWの対立の構図。
もう一方はスンアのビデオの件だ。

ギジュンの怒りと喪失感が面白いように描かれ、そんな彼が
スンアの元に行き、彼女の元に行くシーンは最も興味深い
場面の一つだった。
ギジュンのただならない様子にスンアは不安になるばかり。
何度も何が有ったのかを尋ねるも、一向にギジュンは決して
口にしてはならないように口を噤んでしまう。

結局SBCとSWの件はSWが折れた格好だった。
当然ながら一芸能事務所の方が立場が悪いはずで、そこまで
強気に出られれば折らざるを得ない。
業界のルールを意図も簡単に破ってしまうチン社長のやり方
は一般社会では通用するはずは無いけれど、韓国社会では
案外強引に貫き通して裁判沙汰になる例が有るよね。

しおらしくするチェリーもまた現場に戻ってくる。
有る意味この人も被害者なんだけど、スンアから礼儀を求めら
れるシーンは流石に違和感があった。スンアこそ礼儀を重んじろ
って感じですか?

個人的にSUGARのメンバーの中ではルックス的に一番パっとしな
いハン・イェウォンさんだけど、この時ばかりは可愛らしく
みえた。

さてギジュンが各事務所に合併を持ちかけている件も気になる
ところだが、やっぱりドラマはスンアのビデオの件がどういう
事になるのか。ビデオの中でさり気なく3歳の頃から施設で
育ったことを言っていたが、売れない頃には金のために脱いで
いたのだろうか。韓国の芸能事務所では一部、保証のために
そういうビデオを撮るとか、性接待を行うことが慣習になって
いることが言われるが、そういう類のものなのだろうか。

それにしてもサンウがそんなビデオを撮っていたのだとしたら
ホント解せない奴だね。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン) ドリームハウス代表。ヨンウン先輩
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) SWの女優。
ソン・スチョル (イ・ソンミン) 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長
ジュニ (シン・ドンウ) ヨンウンの息子
オソク (イ・ウォン:クォン) スタッフ
イ・ウォン (チンソン) ギジュンの事務所の俳優
キム・ボムネ (ユン・ウォンソク) ギジュンの事務所の俳優
エイドン (リッキー・キム) ハーフの俳優
ポンシク (イ・ダリョン) 元照明監督。現在チキン料理店
ダジョン (カン・ジュヒョン) ヨンウンのアシスタント
クァク・オクシム (イ・ギョンジン) ギョンミンの母
ヤン・ソウン(ミン・ソヒョン)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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