オンエアー (2007年 SBS) one sided Love Affair 脚本／キム・ウンスク プロデューサー／シン・ウチョル

第20話 夢の終わり
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この仕事が終わったら最後にしましょう。7年間良い夢を見せ
てもらった。私は"化粧"をした奴だから大手に移籍する。
スンアはビデオの件でギジュンが信じてくれなかった事に失望
しそのように告げる。

一方ギジュンは中小芸能事務所たちが合併し新たな事務所であ
る"フォーシーズンスカイ"を立ち上げる。目標はハリウッドへ
の進出。現在アクター&ムービーの社長を行うキム・ソンミン
が新しい事務所の代表をすることになる。

現場では15話の台本が出来る。ヨンウンは自ら現場へと赴くと
ギョンミンに話があるとして静かな所に誘い出す。期待して
いたギョンミンは彼女の言葉に驚かされる。最終話である16話
の撮影は既に台湾ロケを敢行して取り終わっているハズが、
ヨンウンは取り直したいのだと訴える。このままだと15話とは
繋がらない事を告げると、ギョンミンは15話を修正すべきだと
訴えるが、彼女はわざとシナリオを繋げなかった事を告白。
今更ながらこのドラマはこれまで撮ってきたモノとは違う事
が分かったという。時間と予算がない事を告げるが、エンディ
ング部を新しい書き直した事を告げる。そこまで変えたい理由
はなんなのか?登場人物を社会的にも成長させるために、遺産
を利用して知的障害者の施設を建設するという設定にしたい
のだという。ギョンミンは了承するが、俳優達は納得するのか。
そして台湾ロケをバックアップし出資した台湾の観光協会は
了承するのか。
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今回はいよいよドラマ撮影が終わるまでを描いた話だった。

ギョンミン&ヨンウンの流れでは、最終話を巡り取り直すべき
かどうかのエピソード。
もう少し恋バナを描かれると思っていたけど、そんなシーンは
全くなく、最後の最後までドラマを完璧なものにするために
奔走したような流れだった。
韓国人は障害者を海外に輸出すると批判されている現実がある
けれど、ドラマの中の主人公の女性はまさにオーストラリアの
施設に送り込まれようとしていた。そのシナリオの流れを辞め
て、より意味のあるテーマにした感じだった。

一方ギジュンとスンアの流れはセリフは少なかったけれど熱い
流れだった。
この二人、それぞれが相手の事をジッと見つめる様子の中に、
互いに愛情を感じている様子がとても上手く挿入されている。
ギジュンは撮影中の彼女のことを瞬きせず見守っているし、
スンアは撮影後車の中で話し合うときに、鋭い視線で彼の事を
凝視する。

スンアはやはりビデオの事で信じてくれなかった事が尾を引い
て居る感じだね。ギジュンにしてみれは、真実と戦う為に
当たり前のことをしたという感覚しかないのかな。

チン社長とギジュンの語り合うシーンも興味深く、自分たちが
抱えている芸能人に対する姿勢の違いが面白く描かれた。
マジメだが何も出来ないギジュンと不真面目だがスターに育て
上げるチン社長。和解はしないけれど心は通い合わせた感じが
良かったね。

いよいよ次週は最終回か。
ギジュンはチケットを持っていたが何処に行くつもりなんだろ
うか。彼の事務所に所属していた人はみんな新しい事務所に
移籍するって事なのかな。

イ・ギョンミン (パク・ヨンハ) (36) PD
チャン・ギジュン (イ・ボムス) (36) 社長
ソ・ヨンウン (ソン・ユナ) 脚本家
オ・スンア (キム・ハヌル) (26) 女優

イ・ヘギョン (ホン・ジミン) ドリームハウス代表。ヨンウン先輩
ユン・ヒョンス (ユ・ソジン) ドリームハウス代表。連絡係
チン・サンウ (イ・ヒョンチョル) SWエンターテインメント社長。
チェリー (ハン・イェウォン) SWの女優。
ソン・スチョル (イ・ソンミン) 監督
カン・ホサン (チェ・サンフン) SBC局長
ジュニ (シン・ドンウ) ヨンウンの息子
オソク (イ・ウォン：クォン) スタッフ
イ・ウォン (チンソン) ギジュンの事務所の俳優
キム・ボムネ (ユン・ウォンソク) ギジュンの事務所の俳優
エイドン (リッキー・キム) ハーフの俳優
ポンシク (イ・ダリョン) 元照明監督。現在チキン料理店
ダジョン (カン・ジュヒョン) ヨンウンのアシスタント
クァク・オクシム (イ・ギョンジン) ギョンミンの母
ヤン・ソウン(ミン・ソヒョン) サンウが好き
キム・ハクソン (イ・チョルミン) ビデオ流出の噂を流す。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)