パスタ 〜恋が出来るまで〜 (2010年韓国ドラマ) 演出／クォン・ソクチャン 脚本／ソ・スギャン http://www.bs-j.co.jp/pasta/

第4話 ピクルスもクビ
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厨房助手を募集することになり、平等に社員を募集する為に
目隠しした状態でパスタの味見をして、出来の良い人を雇う
事になる。ユギョンはヒョヌクに教わった通りに、パスタを
作ると見事、ヒョヌクの審査に合格して明日からフライパンを
持てと言われる。ヒョヌクはそのパスタを作ったのがユギョン
であるとは知らずに愕然とする。
ヒョヌクはユギョンを厨房に連れて行くと、パスタの作り方を
レクチャーする。フライパンと具材を合わせると大体1.5kg。
両手でフライパンを持つと3.0kgになるという。それは新生児
と同じ体重であり、パスタは新生児を扱うように作るのだと
いう。明日から200人分のパスタを20分で作らねばならない事
を告げ、覚悟は良いのか?と問うと、ユギョンは決して後悔は
させないとし、一つずつ教えてくれるよう頼む。
サンはユギョンが再び復職できた事を知り喜ぶ。
しかし社長から新しいシェフが来て、売り上げが下がった事を
指摘される。

ユギョンはアパートに戻ると、先輩達に再びラ・スフェラで
働くことになったと告げる。先輩達は何故?と疑問をぶつける。

翌日、ウンスは厨房助手になる。ユギョンはフライパンだと
ヒョヌクから発表がある。しかし厨房のロッカーではなく女性
用のロッカーを使えと言われると、ユギョンはそれを拒み、
私はコックである事を告げ、今まで通り厨房のロッカーを使う
と告げる。
社長からもスタッフに告知が有り、売り上げが下がっているの
で、上がるよう努力するよう言われる。それを受けて、ヒョヌ
クは立て直しはこれからである事を告げ、これからクビになる
ものを発表するという。

クビにするもの。それはフォアグラとスプーン、そしてピクル
スだという。フォアグラは動物虐待の素材だからという事。
スプーンを使わない様にするためにパスタソースを半分にし
麺にスープを絡ませるようにするという。一方ピクルスは、
糖分があまりに多いことを指摘し、客はそれを知らずに食べて
いる事を告げる。それを聞いた社長は商売をする気があるのか?
と問い、ピクルスを出さなければ客は来なくなると告げる。
しかしヒョヌクはメニューの異常な皿は一皿も出さないと
宣言する。
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■ヒョヌクの方法論

なんだかこのドラマを見ていると、「勉強の神」を思い出す。
不躾な事を次々と部下達に課していき、再生を果たすという
もの。それだけ韓国のドラマも今までのワンパターンな図式
からは抜け出そうとしている事が明らかなのかな。
こういうドラマはどちらかというと日本的なものなのだけど、
これが韓国内で受けているのであれば、日本のドラマももう
少し受け入れられそうな感じはするね。

■シェフと社長の対立

ヒョヌクがイタリアから連れてきたスタッフと、これまで
この店で働いてきた社長のスタッフたちとの間で激しい争い
が起きていく。
その間に挟まれているユギョンは最大の被害者。

■ヒョヌクの客思いの一面

全ては客のためにしている事だけど、ヒョヌクの方法論を貫く
事で集客力を呼べるのかといわれるとかなり辛い気がする。
ただパスタってピクルスって付きものなの?
私はピクルスがあんまり好きではないので、一緒に出てきても
排除しそうだ。

■天性のMのユギョン

なんだか責められる事に良い味を出しているのがユギョン。
まるで天性の責められキャラ、笠木忍の様だ。

■クァンテのワイロ

ユギョンの口座に入っていたクァンテからキックバックされた
金の行方。ユギョンはトッティーシェフに渡していたけど、
トッティーも金を受け取らず社長に返却していたようだ。

■セヨンとヒョヌク

イタリア時代に一緒にシェフを目指していたみたいだね。
5年前にセヨンがヒョヌクに何らかの屈辱的な事をしている
様だ。
セヨンはヒョヌクを好きな様で、今回一緒に住もうと言って
いたけど、ヒョヌクは激怒。このせいで女性嫌いになっている
みたいね。