パスタ 〜恋が出来るまで〜 (2010年韓国ドラマ) 演出／クォン・ソクチャン 脚本／ソ・スギャン http://www.bs-j.co.jp/pasta/

第8話 新メニュー発表会
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ユギョンは昨夜サンがサボテンの花の事を口にしていたのを
思いだし、ロッカーにいつも写真を貼り付ける人物がサンで
はないかと疑う。思い切ってその疑問をサンにぶつけると、
自分ではないと否定。ユギョンはついでに警告するとして、
私と親しげにして贔屓にするような事はしないでくれという。
シェフに関係を疑われて困っている事を告げ、それが出来ない
のであれば、私は貴方をお願い責めにすると語る。その覚悟が
無ければ贔屓になどしないでと告げると、サンはその覚悟はあ
るので贔屓すると告げる。

レストランに食材が届く。
三日間レストランを休業して新メニューの為のコンテストを
していたことも有り、大量に食材が補充される。
明日VIPがやってくるために、1個50万ウォンするトリュフが
届き、セヨンが頼んでいたウニなどが来る。総額2500万ウォン
の食材。ヒョヌクは遅れてやってきたユギョンに対して、普通
は先輩よりも多く運んで働くべきだろうと告げる。
そんな中、ヒョヌクの元にセヨンから電話が鳴り、貴方と
一緒に厨房にはいるのを楽しみにしていると告げる。

一方レストランの国内派の料理人達は、イタリアからの料理人
たちにコンテストでは完勝するが、彼らは全く堪えていない
事に気がつく。スーシェフがやってくると、国内派の料理人たち
は、例えコンテストでイタリア派に勝利しても人生は全く変わ
らないと心情を吐露する。するとスーシェフは近々ニューシェフ
大会が開催される事を語り、優勝すれば韓国代表として留学
出来る事を告げ、雑草魂を見せようと語る。

レストランを辞めさせられた三人の女性料理人はジュンソク
と逢う。ヒョヌクを倒すと誓っていたのでジュンソクがホテル
でヒョヌクの言いなりになっていたことを非難する。
するとジュンソクは今の社長のサンは自分の後輩であり、
現在ヒョヌクが五月蠅いので少し休むよう言われただけだと
告げ、ヒョヌクを首にすればまた自分たちはレストランに
戻れることを語る。

サンから新メニューを記者達に発表する事を告げられる。
ヒョヌクの新メニューと、コンテストで一位を取ったセヨン
の三色パスタを新メニューとして発表するという。その為
セヨンにも厨房で働いて貰うというと、普通一つの厨房にシェフ
は一人が原則だとし、二人のシェフなどあり得ないとして、
ヒョヌクだけでなく、全てのスタッフが不満を表明する。
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■スーシェフら国内派が新たな動き

生活のためにシェフになった国内派は留学も出来ず、当然
特別に学んだことなどもない。このままではイタリア派に
使われるだけだとして、彼らは密かにコンテストに出場する
準備を整えていくようだ。

■セヨンが厨房に・・・

女性厳禁のヒョヌクの厨房。
ユギョンは努力してなんとか踏みとどまったものの、セヨン
が割り込むようにして厨房にやってくる。
俺の厨房に女はお前だけだと言われた事で、ユギョンは嬉しい
気持ちにさせられるも、次の日にはセヨンが厨房で働くこと
になり、ユギョンも失望する。

■冷蔵庫に閉じこめられるユギョン

携帯電話も冷蔵庫の外に置いたまま。
ユギョンは冷蔵庫の電源を切って生き延びるか、食材を台無し
にするのかの選択に迫られる。
結局ユギョンは生きる道を選び、ヒョヌクからは料理人ならば
食材を守ってお前が死ね状態。
優しい言葉を決して投げかけないところがこのドラマの良さ
だね。

■セヨンは鈍感なのか、自信感の表れなのか

セヨンがヒョヌクと逢うときの彼の軽蔑した眼差しを見ても
セヨンは全く動じない処か、ニコニコしている。
嫌われているとか思わないのか?それとも絶対に自分の気持ち
が伝わり、また元の関係に戻れると思っているのだろうか。

■ユギョンとサン、全く脈がない

面白い三角関係や四角関係になるのもサンのキャラクターに
かかっているけど、サンやセヨンがイマイチ魅力を感じない
事もあって、ユギョンとヒョヌクの関係ばかりに照明が当てら
れている感じがする。

■ユギョンの憤り

ユギョンがヒョヌクの事を好きだと知って、ヒョヌクはユギョ
ンの心を弄んでいるのか?
ちょっとユギョンの言い分にやや不条理さを感じなくもないけ
ど、まな板の上の魚を例えに出した辺りは興味深い。
お前は良い食材ではなくさばく気はないとし、まな板から下りろ
という発言は、もう料理人を辞めろという意味なのか?