パスタ 〜恋が出来るまで〜 (2010年韓国ドラマ) 演出／クォン・ソクチャン 脚本／ソ・スギャン http://www.bs-j.co.jp/pasta/

第19話 ニューシェフ大会
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シェフはコックたちに色々指導する中、ユギョンは遅れて厨房
にやってくる。朝食をユギョンの実家で食べようとした二人
だったが、ユギョンはシェフが父親の料理にケチを付けると
考えたために、車から降りて一人走って厨房までやってきたの
である。怒りを静めるために冷凍室に直行するユギョンの元に
シェフはやってくる。ユギョンはシェフに女性を置き去りに
するなんて、その自信はどこから来るのかと問う。お前が勝手
に車から降りなければ置いていくこともなかったという。
男は女性の気持ちは分からないものだとシェフは告げる。
肉を扱うくらい女性に対しても気を遣って欲しい事を訴えると
シェフも頷く。すると途端にユギョンも機嫌が良くなる。
お前はシンプルな奴だとシェフ。

その頃ホナムは一人、手首を痛めてスプレーで治療していた。

シェフはコックたちを集め、今度のニューシェフ大会に
ラスフェラとして国内派の4人のシェフが出場する事を報告。
大会は4人が出場だがイタリア派も全員で準備を手伝えという。
そしてイタリア派と国内派でそれぞれペアを組んでもらうとし
イタリア派は3年間イタリアで修行したノウハウを全て伝えろ
と語る。スーシェフは仲が悪いのに、今この時期にペアを
組む必要は無いのではないかと告げる。
ウンスは助手に専念し、ユギョンは補欠としてシェフたちを
補助するよう告げる。

シェフは大会でのメインは肉である事を告げ、各自がヒレ肉
を引き立てるようなメニューを考えろと告げる。
シェフは一人一人の仕事ぶりを見て回り、気になった事を
一つ一つ指導・改善していく。その中でホナムが腕を痛めて
居ることを知り、病院にいけという。しかしホナムは大丈夫だ
として決してその命令には従おうとしなかった。

一日の仕事が終わると国内派はみんなで飲みに行く。
イタリア派は先生面して優位性を見せつけたいだけだと愚痴る
中で、補欠がユギョンでは無理ではないかという話になる。
ラスフェラの仕事だけでなく、大会の練習も兼用するとなると
補欠のコックが最も仕事量が多く、体力的に難しいという。
そこでウンスを補欠として変えて貰った方が良いのではないか
とスーシェフに相談する。

翌朝、シェフの元にイタリアから書き留めが届く。

厨房でスーシェフはタイミングを見計らいシェフに、補欠の
コックウンスに変えて欲しいと頼む。するとウンスは助手で
あり今までフランパンも握った事のないスタッフだとして、
ユギョンとの役割は全く別であることを話す。それを聞いて
いたユギョンは私には絶対出来るとして心配しないで欲しいと
告げる。
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■単純なユギョン

男性との恋愛に対して駆け引きが無いし、感情を露わにする
のが実に単純明快で裏表がないのでヒョヌクも気に入った
のだろうね。シェフはさりげなく可愛いと語るシーンが有る
けど、シェフの立場を堅持しつつも部下に愛を囁かねばならな
い難しい部分だね。

■ニューシェフコンテストへ

ジフンとホナム、フィリップとスンジェ、ドクとサンシク
シェフとスーシェフがペアを組む。

今まで国内派とイタリア派が仲が悪い状況が、そのままの流れ
で描かれてきたけど、ここに来て上手く一つにまとめるという
流れを演出。上手いタイミングだと思う。

■ホナムの怪我

単に腱鞘炎っぽい感じだけど、毎日の仕事故に一度痛めると
大変そうだ。
また都合良くホナムが腕を痛めたなと思ったけど、最後にユギ
ョンに役割を持たすために演出した流れだね。

■サン、振られる。

3年間見守ってくれていたサン。
それに気がつかないユギョンは天然なんだろうけど、普通
気がつかない訳がない。
無理強いせずユギョンを見守る辺り、これまでの韓国ドラマ
では考えられない草食系男児の登場だね。韓国人も確実に
草食化が進む。そんなところまで日本に似なくても・・

■審査員

再びシェフのシェフ・チョン・ドンファンさん登場。
シェフとしてコックを指導するのが難しかったヒョヌクと
ユギョンの関係を思うと、この人が審査員をすることは公平性
が保てるのかどうか微妙な感じもする。